CVTは、トルコン式オートマよりもスムーズでとてもいいです。
燃費は、途中まで22.3km/lだったけど、山道を抜けると20.2km/lまで下がってしまった。あまりアクセルを踏まないで運転していたので、今後もこの燃費を上回ることはないかも。
前の車がインテグラ・タイプR-X(MT)なので、ずいぶん勝手が違う。最新メカ搭載でとても楽しい。でも、シートはレカロの方が断然良い。CR-Zのシートは100kmくらいでお尻が少し痛くなる。レカロシートはいくら走ってもお尻が痛くならない。なんと素晴らしいシートだったことか。
ステアリングは、タイプRに比べれば、ものすごく軽い。当たり前か…。以前乗っていたビガーや普通のインテグラくらいかな。ただ、タイプRのmomoのステアリングはやっぱり良かった。まあ、そういうのを比べれば、当たり前の違いになってしまうのですが…。
第1世代のZF1なので、ドリンクフォルダーは2つ。これはやっぱり足りない。2人分の飲み物と灰皿。運転中はタバコを吸わないことにしているので、前車から助手席下の床にガムテープを置いて、そこに灰皿を置いています。倒れたりしないので意外と便利。
後方視界は、運転中は後ろのウインドウより、サイドミラーが便利かも。あいにくの雨だったので、後ろのウインドウはよく見えない。駐車するときのバックカメラも水滴でよく見えないのですが、インテグラもそんなに後ろがよく見える車じゃなかったので、感覚的に問題なしかも。
戸惑ったのは、ワイパーの操作。リアワイパーがないタイプRは、下に下げると一時的にワイパーが動き、奥に回すと連続で動きます。リアワイパーがある普通のインテグラのときは、それに加えて、内側にリアワイパー用のスイッチがありました。間隔が調整できるワイパーのビガーは、内側に間隔を調整するつまみがありました。そして、このCR-Zは、それとは全く異なり、レバーを上げると一時的にワイパーが動き、下に動かすことで連続になります。回すとリアワイパーが動作します。雨の降り始めに、フロントワイパーが動かせず、あせりました。
メーター周りは、普段ネットで見かける写真ではわからない奥行きのあるものだったんですね。とてもきれいです。実物を見ないとわからないことがいろいろありました。
いろいろ慣れないといけないことがあるのですが、シート座面位置がタイプRより高いのも最初は違和感がありました。CR-Zの視点が高い。もちろんフィットほどじゃありませんよ。タイプRのレカロシートは、普通のタイプRよりシート位置が高いはずなんですが、へたってしまっていたのかもしれません。
パドルシフトなんて不要というネットの書き込みを目にしたことがあるのですが、実際乗ってみると案外使う。
オートマ車からの移行だったら前車になければ、なくても困らないのでしょうが、マニュアル車からだと、これが非常に便利。
もともと、オートマが嫌いなのは、運転が楽と言いつつ、街中ではアクセルとブレーキを頻繁に踏み変えなければならず、結構右足が忙しい。マニュアル車の場合、左手と左足も使い、変速操作はあるものの、アクセル操作やエンジンブレーキで、止まる時以外は、ブレーキペダルに足を運ぶことはあまりない。
下り坂でも、オートマ車は、スピードを落とすために、ブレーキを使う。マニュアル車は、アクセル操作やギアを落として対処。エンジンブレーキを使った乗り方が可能。
マニュアル車からCVTに乗り換え、楽だと思うのは、オートマの便利さとパドルシフトによるエンジンブレーキ。下り坂も、ブレーキでスピードを調整するのではなく、パドルでスピードをコントロール。マニュアル車より便利にエンジンブレーキを使った乗り方ができます。
市街地でも、前車の間隔を調整するのにパドルシフト。交差点でスピードを落とすとか、信号で止まる時以外は、ブレーキペダルに足を移動する手間がない。マニュアル車とオートマ車のいいどこどりって感じに思う。
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