映画のイコノロジーシリーズ 第27回〜


「映画のイコノロジー リバイバル 」





リバイバル 第3

5月8日㈰ 

15時~18時

天空の城ラピュタと悪魔の発明を取り上げます。(上映会ではありません。)



リバイバル 第2回

2021年12月18日(土)17時~20時

映画のイコノロジー初回のジブリ作品を取り上げます。(上映会ではありません)

*『もののけ姫』の背景にある歴史や世界観について、松本夏樹が独自の視点で解説します。



リバイバル 1

2021年11月20日(土)17時~20時

映画のイコノロジー初回のジブリ作品を取り上げます。(上映会ではありません)

*『風立ちぬ』『風の谷のナウシカ』の背景にある歴史や世界観について、松本夏樹が独自の視点で解説します。





参加費(直接参加・記録映像視聴)

¥3,000(一般)¥1,500(学生)



講師:松本夏樹

(図像学、映像文化史)





お申し込み、お問い合わせ、来場参加を希望される方は、 cimema.musica.n.m@gmail.com まで。





主催:空想藝術商會 開催場所:空想藝術商會 視聴覚室





「映画のイコノロジー」とは、映画の解説や作品分析ではなく、映画の細部に着目して、その作品全体との連関や映画の成立に至った時代背景を探ろうとする試みである。

例えば宮崎駿の『風立ちぬ』で、主人公の堀越二郎がドイツで泊まるホテルの部屋に掛けてある絵が一瞬見える。それはベックリンの作品『死の島』であり、戦間期ドイツで複製画が流行したが、その意味するものと『風立ちぬ』のテーマの関係を探求するといった手法である。「神は細部に宿る」と云われるが、一瞬の画面の片隅にも作品全体を読み解く鍵が隠されているとすれば、これ程面白い探偵術もないだろう。

講師 : 松本夏樹