「映画のイコノロジー」シリーズ 第22回〜
「映画のイコノロジー」シリーズ 第22回〜
映像のパスティーシュ
映像のパスティーシュ
第26回
2021年9月18日(土)17時~20時
テーマ:映像のパスティーシュ (ヤン・シュヴァンクマイエル作品を取り上げます。)
第25回
2021年7月16日㈮17時~20時
「シュヴァンクマイエルの不思議な世界」を取り上げます。
第24回
2021年6月18日(金)17時~20時
取り上げる作品は『ヤン・シュヴァンクマイエル短編集』です。
第23回
2021年5月8日(土)17時~20時
取り上げる作品は『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』です。
第22回
2021年4月16日(金) 17時~20時
取り上げる作品は『素晴らしき戦争』です。
「映画のイコノロジー」第22回以降のテーマは『映像のパスティーシュ』です。
取り上げてほしい作品のリクエストは引き続き募集いたします、是非お寄せ下さい。
参加費(直接参加・記録映像視聴)
¥3,000(一般)¥1,500(学生)
講師:松本夏樹
(図像学、映像文化史)
メールでの予約、お問合わせも受け付けております。お気軽にご連絡ください
主催:空想藝術商會 開催場所:空想藝術商會 視聴覚室
「映画のイコノロジー」とは、映画の解説や作品分析ではなく、映画の細部に着目して、その作品全体との連関や映画の成立に至った時代背景を探ろうとする試みである。
例えば宮崎駿の『風立ちぬ』で、主人公の堀越二郎がドイツで泊まるホテルの部屋に掛けてある絵が一瞬見える。それはベックリンの作品『死の島』であり、戦間期ドイツで複製画が流行したが、その意味するものと『風立ちぬ』のテーマの関係を探求するといった手法である。「神は細部に宿る」と云われるが、一瞬の画面の片隅にも作品全体を読み解く鍵が隠されているとすれば、これ程面白い探偵術もないだろう。
講師 : 松本夏樹