「映画のイコノロジー」シリーズ 第13〜15回
「映画のイコノロジー」シリーズ 第13〜15回
映画のアルケオロジー
映画のアルケオロジー
◆第13回◆
『メディア・マギカ 無数の眺め』
W・ネケス作品1995年
2020年3月20日(金祝)・21日(土)
18時~21時
◆第14回◆
『メディア・マギカ 映像の空間』
W・ネケス作品1995年
2020年6月19日(金)
18時~21時
◆第15回◆
『メディア・マギカ 不思議の太鼓(驚き盤)』
W・ネケス作品1995年
2020年6月20日
18時~21時
◆各回予約制◆
参加費(ソフトドリンク付き)一般3,000円・学生1500円
講師:松本夏樹
(図像学、映像文化史)
予約、詳しい情報は「空想藝術商會」で検索いただき、公式Webサイトをご確認ください
https://sites.google.com/site/kuusougeijutsu/
メールでの予約、お問合わせも受け付けております。お気軽にご連絡ください
主催:空想藝術商會 開催場所:空想藝術商會 視聴覚室
「映画のイコノロジー」とは、映画の解説や作品分析ではなく、映画の細部に着目して、その作品全体との連関や映画の成立に至った時代背景を探ろうとする試みである。
例えば宮崎駿の『風立ちぬ』で、主人公の堀越二郎がドイツで泊まるホテルの部屋に掛けてある絵が一瞬見える。それはベックリンの作品『死の島』であり、戦間期ドイツで複製画が流行したが、その意味するものと『風立ちぬ』のテーマの関係を探求するといった手法である。「神は細部に宿る」と云われるが、一瞬の画面の片隅にも作品全体を読み解く鍵が隠されているとすれば、これ程面白い探偵術もないだろう。
講師 : 松本夏樹