応用演習での説明: 10/13(月) 16:40-17:20、応用演習での説明資料 → (10/13に公開予定)
以下の通り公開ゼミと見学会を行います。会場はいずれもローム記念館4階の波動情報処理研究室です。
公開ゼミ
- 10/17(金) 14:00-15:30
- 途中入室・途中退出自由です。
- 当研究室を検討している方で都合がつく方は可能な限りご出席ください。
研究室見学会
- 10/14(火) 15:00-16:00, 10/15(水) 15:00-16:00の二回を設定しています。内容: 研究室内の簡単な案内、学生達との対話、教員との対話(希望者のみ)
- 10/17(金)の公開ゼミ終了後も時間を取れますので希望者はその時申し出てください。
- 他の日時を希望する場合は佐保まで連絡してください。
第1希望提出後及び11/10の配属面談について
- 11/7(金)の夜までに第1希望として提出した学生にメールで配属アンケートを送付しますので、メールチェックをして必ずすぐに回答してください。
- 11/10(月)の面談は希望者及び配属アンケートにより面談が必要と判断した学生に対してのみ実施します。
研究テーマ:レーダー技術を基盤とするスマートセンシングシステムのための信号処理・データ解析、及びその応用探索
具体的なテーマ例は本ページ下部の学位論文リストをご参照ください。電波を中心に音波や光なども対象とする波動に基づく計測技術と、そのデータに含まれる本質を探るための情報処理技術(信号処理・統計解析など)が研究対象です。研究内容のページも参考にしてください。
計測対象は主に移動体(人体の運動を中心に、車両やロボット等も)ですが、静止物体のセンシングを取り扱うテーマもあります。
アプリケーションとしては、ロボットや車両の制御・ヘルスケア・見守りシステム・ITSなどを想定していますが、信号処理・システムの解析を主とする研究がほとんどなので、ものごとを抽象化して見ることにも慣れてほしいです。
信号処理、人工知能、通信理論、制御工学、電磁気学、振動・波動、力学、微積分・微分方程式、線形代数、確率統計、プログラミングのうち2つ以上が好きだと楽しいと思います。この中に好きなものがない場合はミスマッチだと思いますが、苦手なだけなら研究室で頑張って勉強すればよいので問題ないです。
研究室としては基本的には「ことづくり」を志向していますが、「ものづくり」が得意な方も歓迎します。佐保があまりものづくりを得意ではないので、重宝されると思います。ただし、修士課程以上では単なる「ものづくり」のみでは修了が難しいことはご承知おきください。
当研究室では佐保の趣味により、「何の役に立つのかよくわからない基礎検討を粛々と行う研究」や「明らかに役立つけどそんなこと本当にできるのか」というようなテーマが多いです。こういったタイプの研究に抵抗がない方でないとミスマッチかもしれません(例えば世間で流行っていることをやりたい、という人には合わない可能性があります)。ただし博士課程では学生本人にテーマを決定してもらうのでこの限りではありません。
卒業研究では、自身の研究を適切に(できれば外部で)発表できるようになることが目標です。成果そのものより、研究を包括的に理解しているか、それを文章やプレゼンで表現できるか、を重視します。
修士課程では、その内容で査読つき国際会議 or レター(和文でも可)を一本以上投稿できるレベルに達することを求めます(採択されなくても大丈夫です)。換言すれば、これらを実現できる程度の研究遂行・文書作成・研究サーベイ・研究成果表現の能力を求めます。国際会議が査読に通った場合の発表は原則本人にお願いします。
博士課程では成果としては査読付き学術誌論文が最低2本必要です。またそのためのテーマの選定はご自身で行ってもらいます(もちろん佐保もサポートします)。