波動情報処理研究室
波動情報処理研究室(佐保研究室)
立命館大学 理工学部 電子情報工学科 (立命館大学大学院 理工学研究科 電子システム専攻)
郵便宛先: 〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1 立命館大学理工学部電子情報工学科波動情報処理研究室
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ご案内
修士課程、博士課程の大学院生を募集しております。他大学・高専専攻科の学生、留学生、社会人など、どなたでも歓迎です。お気軽に佐保までご相談ください。
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NEWS
[2024年度]
B4の寺分君が3/3に開催されたITS研究会にて、ミリ波MIMOレーダによる自己位置推定に関する発表を行いました。興味を持っていただけたのかこの日の発表の中でも特に質問が多くでましたが、堂々と的確に答えていて素晴らしかったです。ご指摘いただいた点を修士課程の研究にしっかり活かしてさらなる成果をあげることを期待しています。(2025/3/3)
本年度の卒研発表会が終了しました。11名全員立派にやり遂げたと思います。うまく質疑応答が出来なかった方は修士でしっかり知識を深めたり、就職先でこの経験をしっかり生かしてもらえればと思います。(2025/2/20)
当研究室に3回生9名が仮配属され、そのうち電子情報工学応用演習を受講している8名がプレ卒研に取り組みます。当研究室の一員としてまずは簡単なレーダー実験を修得してもらいます。(2024/11/25)
本学が開催した地域連携イベントBKCウェルカムデー( https://kenko-festa.ritsumei.ac.jp/ , 一般の方向けオープンキャンパス的なイベント)にて、当研究室のミリ波レーダーで来場者に運転してもらった低速ゴーカートを計測するという研究体験を出展しました。小学生以下のお子様にも大変好評で、小学校高学年以上の方からは自動運転での使い方など高度な質問もたくさんいただき、有意義なイベントとなりました。(2024/11/10)
計測分野のフラッグシップ会議であるIEEE SENSORSにて、M2の林君が発表しました。自転車の動作認識という自動運転で重要な技術に関するもので、当研究室で昨年から始めた取り組みを世界に発信できてよかったです。(2024/10/23)
本学で開催した国際会議ATAIT2024にて、富山県立大学M2の橋本君がベッド上の行動認識に関する実験検討について発表しました。質疑応答はやはり英語だと難しいですが、発表自体はよくできていたと思います。(2024/8/19)
4回生の竹内君と吉岡さんが産総研四国センターのインターンシップに参加してきました。世界最高レベルの動作解析システムの体験や運動解析分野のトップレベルの研究者との交流は、今後の研究や就活に繋がる有益な経験になるでしょう。(2024/7/26)
立命館宇治中学校3年生の皆様が本研究室を見学し、レーダによる車両及び運動計測の体験をしました。ゴーカートの追尾実験とゲームにおける運動を対象としたため大変盛り上がり楽しんで頂けたようです。中学生とは思えない高い理解度を示す生徒さんもいて今後が楽しみになりました。将来ぜひ当研究室に来てほしいです。(2024/7/9)
4回生11名が無事配属され、本年度の活動がスタートしました。隔週の基礎ゼミと、各人の基礎課題を通じてまずは基礎を固めていきます。なお、もし本研究室の希望者や信号処理・波動応用計測に興味がある学生で基礎ゼミに参加してみたいという方は佐保までご連絡ください。春学期は隔週金曜日の3,4コマ目に実施しております。(2024/4/5)
[2023年度]
富山県立大学での指導学生で、現在同大学院の修士論文に取り組んでいるM2の飯田君のレターが電気学会論文誌Cに採択されました。ITS研究会等で発表してきた死角領域からの飛び出し予測を2.4GHz帯のレーダで行うというものです。レターで紙面が限られていてせっかくのデータがあまり載せられていないので、ぜひ修士論文では充実したデータ・新知見をまとめてほしいです。(2023/12/18)
当研究室に11名が仮配属されました。このうち3回生10名がレーダ計測の基礎を修得する応用演習に取り組んでいます。(2023/11/20)
富山市のファボーレで開催された世界アルツハイマーデー関係のイベントに出展しました。昨年度までのご縁で引き続きこのようなイベントに参加させて頂いことを嬉しく思います。(2023/9/21)
9/1付けで、客員研究員として脇阪洋平さんが着任されました。AI技術のトップランナーとして活躍されている方である上、学生時代は大気レーダーをテーマに修論を執筆されたという、本研究室にとってこれ以上があり得ないくらいマッチした人材です。とても嬉しく思いますし、今後の活躍に強く期待しています。(2023/9/1)
国際会議ATAIT2023にて富山県立大学の共同研究者の学生であるM2の飯田君とM1の橋本君が発表しました。飯田君は発表経験は豊富であるものの初めての英語の発表に緊張したのか、本人も課題を感じる結果となりました。ただ、それも含めてよい経験ですし、最新のマイクロ波レーダ技術をしっかり発表出来たことはよかったです。ぜひもう一度国際会議に挑戦してほしいです。橋本君は国内学会も含め初の学会発表が英語での発表ということで大変でしたが、しっかりした発表をしてくれました。内容的にも本研究室からは初めて発表する見守りシステムへのミリ波応用的なテーマの実験報告で、対外的にこのテーマを発表出来たことを嬉しく思います。お二人ともお疲れ様でした。(2023/8/29)
本学内の共同研究者である馬杉研究室M2の安田君が、歩きスマホをレーダで検出するという論文を電気学会英文誌に発表しました。面白い応用で、実験結果もしっかり示すことができてよかったです。今後はこのようなしっかり応用寄りのテーマもどんどん発表していければと考えております。(2023/7/11)
富山県立大学を3月に修了された欲賀君が執筆したパンツによる運動変化の分類に関するレターが電気学会論文誌Cに掲載されました。非常に特殊で先駆的なレーダー応用方法を当研究室のものとして発表出来たことを大変うれしく思います。(2023/6/1)
異動に伴い、佐保が主宰する「波動情報処理研究室」が発足しました。(2023/4/1)
佐保は立命館大学理工学部電子情報工学科に異動いたしました。このページも各所の情報も少しずつ更新していきます。(2023/4/1)
[2022年度]
2022年度の卒論修論等が終わりました。学生全員よく頑張ったと思います。卒論・修論のページを新たに設けましたので、テーマについてはそちらをご覧ください。なお来年度に向けて、このページを佐保個人のページから研究室のページへと徐々に移行していきます。(2023/3/13)
電子情報通信学会12月ITS研究会にて、M1の飯田君が9月の発表の続報としてマイクロ波レーダによる生垣の裏からの歩行者の飛び出し予測法に関する発表を行いました。正直なところ前回の発表は外に出すには早すぎる段階と思っていましたが、今回は実際に歩行者の飛び出しを他のセンサからは見ない状態から予測できることを示し、有意義な成果となり高く評価されました。当日候補となっていた口頭発表奨励賞は惜しくも受賞ならずでしたが、今年の研究会で死角領域からの歩行者飛び出し検知について多くの発表をした実績が認められ、研究活動奨励賞を受賞しました。努力が認められた結果で素晴らしいです。引き続き頑張って次は国際会議や論文誌を目指しましょう。(2022/12/14)
電子情報通信学会9月ITS研究会にて、M1の飯田君がマイクロ波レーダによる生垣(植木等の植物で構成された塀)の裏側の人体の検出に関する基礎実験成果を報告しました。まだまだやってみたというレベルの実験ですが、今後に繋がる多くのご意見を頂け有意義な会議となりました。飯田君にとって初めての対面での学会となったことも良かったです。(2022/9/16)
立命館大学馬杉研究室所属の共同研究者であるM1の安田君が、国際会議ATAIT2022及び電気学会C部門大会にてレーダによる歩きスマホの検出に関する発表を行いました。前者の国際会議は佐保も聴講しましたが、適切な英語で分かりやすく発表出来ていました。質疑応答はまだまだですが、しっかり相手の意図をくみ取ろうと努力していたので、引き続きこの姿勢で頑張っていただければと思います。(2022/8/24, 2022/9/1)
ここ2回のイベントでご一緒させて頂いた五省会様(西能病院様)が主催のイベント「ロコケン4th」にて、富山駅マルート前に認知機能・余命チェックのブースを出展しました。猛暑の中にもかかわらず40名ほどの方にお越しいただきました。ありがとうございました。若年性認知症やロコモティブシンドローム・フレイルに若い方にも関心を持っていただくと共に、我々としても貴重なデータ収集の場となり大変有意義でした(2022/7/24)
動作解析学関連の国際会議 3D-AHM2022にて、M2の欲賀君と佐保が発表しました。佐保はオンラインのポスターセッションで高齢者見守りのためのレーダデータ解析に関する発表を行い、この分野で馴染みが殆ど無いレーダの有用性をヨーロッパからご参加の方も含む多くの方に紹介することが出来ました。欲賀君は現地での発表で、レーダを用いて衣服の動きやすさを評価するという新しい応用の可能性を示す研究成果を発表し、こちらも多くの方に興味を持ってもらえました。ようやく欲賀君の学会の現地参加が実現したことも嬉しく思います。貴重な経験になったのではと思います。(2022/7/18)
先日のリレーマラソンに引き続き、北日本放送様主催の「KNB大バザール」にて、五省会様(西能病院様)と共同で先日と同様の健康チェックブースを出展しました。マラソンイベントとは異なり必ずしも健康状態に強い興味を持った方だけが訪れるわけではないという状況でしたが、概ね楽しんでいただけたと感じております。今回も150名程度の方にご参加いただき、学生にとっても素晴らしい機会となりました。今後は得られたデータを解析し、新たな学術的知見を得ることを目指します(2022/7/3)
北日本放送様主催のマラソンイベント「いっちゃん!リレーマラソン」にて、五省会様(西能病院様)と共同で健康チェックブースを出展し、当研究室の学生と共に参加致しました。ロコモ診断・歩容診断などを幅広い参加者の皆様に興味を持っていただく機会となり、150名ほどの方が健康チェックに参加されました。ロコモティブシンドロームだけでなくレーダ技術にも興味を持っていただけるいい機会になったと思います。我々としても素晴らしいデータ取得の機会になりました。また、2年ぶりに計測イベントが出来たこともとても嬉しく思います (2022/6/5)
[2021年度]
電子情報通信学会ITS研究会にて、B4の飯田君が2.4GHz帯のレーダの回折を利用した歩行者認識に関する研究を発表しました。他の反射体などが無い状態で壁の裏側にいる人体を検出するという非常に挑戦的な研究です。ポイントのわかりやすい発表と、プロの先生の厳しい質問に対しても熱心に答えている姿が印象的でした。大学院でも引き続きこの調子で研究と発表を頑張ってくれればと思います (2022/3/11)
国際会議IEEE LifeTechにてM1の欲賀君が衣服による運動の差異をドップラーレーダ識別する手法を発表しました。残念ながら現地参加は叶いませんでしたが、英語のプレゼンテーションを経験出来たのは良かった点と思います。(2022/3/8)
2021年は佐保のグループから計13編の学術誌論文を発表できました。全て査読付きで、このうち9編がSCIE論文(さらにそのうち7編がImpact Factor > 3の論文誌に掲載)、5編が佐保の指導学生が第一著者、5編が佐保が第一著者と、数だけでなく質的にもある程度満足できる結果となりました。日頃よりご助力いただいている皆様のご助力の賜物です。2021年も本当にありがとうございました。2022年も何卒よろしくお願い致します。(2021/12/31)
第42回バイオメカニズム学術講演会にて、M1の欲賀君が衣服による運動の差異をドップラーレーダで判別する技術について発表しました。無拘束な衣服の着心地評価という、我々のみならずおそらくレーダ技術にとって新しい応用先であるアパレル分野への適用可能性を示す重要な発表になったと思います。質疑も活発で有意義でした。(2021/11/27)
2021年度電気学会C部門大会にて、M1の欲賀君と立命館大学M1の津山君が発表しました。本来なら本学で開催予定だったところオンラインとなりました。お二人とも高齢者モニタリングに関するレーダ応用に関する研究発表であり、十分なクオリティで発表できていたと思います。(2021/9/15)
共同研究者の本学教養教育センターの上村先生が主宰の高齢者向け健康教室イベントにて、当研究室のレーダを用いた実験を行わせて頂きました。コロナ禍でのこのようなイベントの運営は本当に大変ですが、このようなご時世でもデータが取れたことに参加者の皆様に心よりお礼申し上げます。(2021/8/25)
国際会議IMEKO2021にてM1の欲賀君がオンデマンド形式で発表しました。ビデオをとってアップロードというこの形式にまだなかなか佐保も慣れませんが、しっかりしたビデオを準備できたのではと思います。慣れた頃にオンラインが無くなるというのも悲しいので、今後色々な方法が確立すると良いですね。(2021/8/30)
3月に立命館大学大学院を修了した共同研究者の林君が執筆した、レーダによるITS用途向けの死角領域検知に関する論文がSensors(MDPI)に掲載されました。挑戦的なテーマに対して地道に実験を重ね、形にすることが出来て嬉しく思います。とはいえまだまだ基礎中の基礎検討の段階ですので、我々が引き継ぎさらに発展させる所存です。(2021/5/13)
2019年度の修士修了生の菅野君及び学部卒業生の喜多さんと共に研究した、レーダによる起立動作計測から得られた高次運動情報と認知機能及びヘルスリテラシーの関係について分析した論文が、IEEE Sensors Journalに掲載されました https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/9356611 。認知機能低下とヘルスリテラシーの低下で異なる運動機能が低下することを明らかにした健康科学の基礎にも有益な知見となる可能性がある研究です。学生たちの地道な実験なしでは不可能な研究ですので、本当に感謝です。 (2021/4/15)
この3月に立命館大学大学院を修了した共同研究者の林君が執筆した、トイレのレーダによる見守りに関する基礎検討結果に関する論文が電子情報通信学会論文誌に掲載されました。超高齢社会の見守り技術開発に重要な論文となるでしょう。今後は林君のご研究を引き継ぎ、これまで理想的な環境で実施してきたこの研究をより実用的なフィールドで有効性の実証をしたいと思います。(2021/4/1)
[2020年度]
奈良/オンラインのハイブリッドで開催された国際会議IEEE LifeTech2021にて、M2の塩入君が発表しました。深層学習とレーダの健康情報学応用に関する重要な発表です。塩入君にとって3度目の国際会議ですが、1度目は中止となり原稿のみ、2度目はオンデマンドとなってしまっていたところ、今回初のリアルタイムでのプレゼンテーションということで頑張ってもらいました。ハイブリッドという事で質疑応答が現地会場の音声のみを頼りに行うという大変な状況でしたが、何とか乗り切ってくれました。良い発表だったと思います。(2021/3/11)
佐保とM2塩入君を中心に執筆した、レーダデータの機械学習を転倒リスク分類へ応用するという論文がIEEE Accessに掲載されました。 https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/9330560 この論文はブラックボックス的に深層学習を適用するより、転倒リスクに対応するパラメータを予め抽出した上で学習させた方が精度が良いという、実用上重要な成果を示したものです。今後の同分野の応用展開に深く寄与できると思われます。(2021/2/2)
電子情報通信学会ITS・WBS・RCC研究会にて、立命館大学M2の林君が死角領域計測に関する発表をしました。やりたいこととやっていることが共に明確な良い発表だったと思いますが、同時に研究の方向性に関する重要な課題も質疑応答を通じて理解したかと思います。なお、林君は昨年の若手奨励賞に続き、本年は奨励賞を受賞しました。高く評価されて良かったです。残り時間はあと少しとなってしまいましたが、残された課題と修論を頑張って欲しいと思います。(2020/12/15)
バイオメカニズム学術講演会(SOBIM2020)にて佐保とM2の塩入君がレーダによる動作解析に関する発表をしました。この学会では普段とは全く異なる分野の方にお話しし、全く異なる観点から質問やコメントを貰えるため、参加するたびに佐保もよい意味で強い刺激を受けています。塩入君もそのような質問に対してよく対応しており、良い発表だったと思います。(2020/12/6)
B4の欲賀君が計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI2020)にてオンラインポスターという形で発表しました。佐保も経験の無い形式での発表で大変だったと思いますが、質の高いポスターと講義ビデオに加え、チャットでの議論も佐保の補助はありながらも問題なく行えておりました。初の学会発表がこのような形というのは難しさもあったと思いますが、いい経験になったのではと思います。ぜひ通常のポスター発表も経験できるといいですね。(2020/11/15)
立命館大学M2の林君が電気関係学会関西連合大会にて発表しました。オンラインでない通常の学会での発表とのことで、久しぶりに良い緊張感の中で発表できたのではと思います。あとは修士論文を頑張ってほしいです。(2020/11/14)
M2の塩入君が国際会議IEEE SENSORS2020 で発表しました。オンラインでなかなか盛り上がらず残念でしたが、発表自体はとても良くできていたと思います。トップレベルの会議で発表できたことを励みにあと少し修士課程の研究を頑張ってほしいです。(2020/10/27)
M2の塩入君が昨年のB4犬塚君の成果を発展させ、佐保が論文を執筆した起立着座レーダーデータの深層学習に基づく個人識別の論文が、IEEE Sensors Journal (IF: 3.073)に採択されました。10人の個人識別を99%の精度で達成しました。起立着座による個人識別にここまでの有用性を示したのはレーダ以外のセンサを含めても世界初です。例によって佐保はほぼ論文を執筆したのみで、今回は塩入君の徹底的な解析と高いプログラミングスキルに支えられました。またベースとなる結果を出してくれた犬塚君にも感謝です。学生たちに支えられての成果という事で誇らしい気持ちです。(2020/10/19)
立命館大学の孟研究室と共同で執筆した高齢者の無気力(アパシー)を機械学習に基づきスクリーニングする論文がFronters in Bioengineering and Biotechnology (IF: 3.644)に採択されました。同研究室の機械学習及び高性能計算の高い技術力に支援されての成果です。心より感謝申し上げます。(2020/9/30)
電子情報通信学会ソサイエティ大会のシンポジウムセッション「スマート社会の実現を推進する無線センシング技術」にて、佐保がレーダによる認知機能等の高齢者健康情報診断について、M2の塩入君が日常動作のレーダー計測による個人認証について最近の成果を網羅的に発表しました。アンテナ・伝搬研究会の委員のみなさんを中心にレーダーのプロの聴講者の方々に我々の最新の成果を紹介することができ、大変有意義でした。(2020/9/16)
とやまヘルスケアコンソ―シアムの令和二年度第1回セミナーにおいて、佐保がレーダーによる運動計測技術に関する講演を行いました。物理的な距離が近い富山県内企業の皆様に我々の技術を広報することができましたので、今後共同研究などにつなげたいですね。(2020/9/10)
本学で実施した高齢者向けの遠隔運動教室のガイダンスにて、本年度初のレーダ計測を実施することが出来ました。もちろん被験者数は制限していますが、それでも実施できたというだけで本年度は大きな前進だと思います。他のテーマも含め、感染症対策には注意しつつ少しずつ実験を再開できればと思います。(2020/9/10)
新型コロナウイルスの影響で大学での研究活動はできておりませんが、全メンバー元気にオンラインで研究や自身の就活などに専念しています。連休明けということで、富山県立大と立命館大のM2一名ずつ、富山県立大の卒研生3名、立命館大学馬杉研究室の卒研生2名の合同で今年度初回の全体ミーティングを実施しました。健康第一で研究もしっかりと頑張っていきましょう。(2020/5/11)
[2019年度]
B4の犬塚君が電気学会電子・情報・システム部門の技術委員会奨励賞を受賞しました。昨年の電気学会情報システム研究会の発表が高く評価された結果とのことです。日ごろの発表技術の鍛錬と地道な研究への努力の結果と思いますので、とても誇りに思います。誠におめでとうございます。一年間お疲れ様でした。(2020/3/10)
新型コロナの影響の中、佐保が参加を予定していた中で唯一開催された大学コンソーシアム富山の「学生による地域フィールドワーク研究助成」の成果発表会にて、B4の喜多さんが発表しました。他が社会学・ビジネス・環境学に関する研究である中で完全にうちだけ浮いたテーマでの発表ということで、本当に大変だったと思いますが、そんな中でも必要な情報をうまく伝えることが出来たのではないかと思います。一年間お疲れ様でした。(2020/2/27)
残念ながら学生たちが発表を予定していた学会が全て中止となってしまいました。論文やポスターなどは発表済みという事になりますので、成果としては残るのがせめてもの救いですが、できれば頑張ってくれた学生自身により国内外へ発信して頂きたかったです。ただ、本当に全員準備をよく頑張ってくれていたので、この経験は無駄にならないと信じてお互い頑張っていきましょう(2020/2/26)
B4の犬塚君、M1の塩入君、そして佐保の3人で共同執筆した起立着座動作のレーダー計測に基づく個人識別の論文が、IEEE Sensors Lettersに採択されました。この結果は、立つ・座るという動作に個人情報が含まれるという事を示唆する大変重要なものです。佐保はほぼ論文を執筆したのみで、二人の学生が協力して本成果を挙げてくれました。心から感謝いたします。(2020/2/17)
佐保が執筆した、レーダで起立着座を測るだけで高齢者の日常生活能力をある程度推定できるという論文が、IEEE Journal of Translational Engineering in Health and Medicine (IF=2.075)に採択され、既に掲載されております → https://ieeexplore.ieee.org/document/8951248。今後の高齢者見守りシステムを変革できるシステムに繋がると信じております。(2020/1/7)
佐保が執筆した、レーダによる歩行計測結果から軽度認知障害をスクリーニングするという論文が、電子情報通信学会のレター誌であるIEICE Communications Expressに掲載されました。少しずつではありますが、このテーマの研究が進みつつあります。学生達と共に引き続き頑張っていきます(2020/1/1)
富山市で開催された電気学会情報システム研究会で、B4の喜多さんと犬塚君が発表しました。初の対外発表にもかかわらずしっかりと頑張ってくれ、質疑応答が両者ともに大変盛り上がりました。喜多さんの研究は認知機能評価の、犬塚君の研究は動作に基づく個人認証において重要かつ面白い成果であるとの声を多数いただけたので、今後の研究の活力となることでしょう。卒論に向けて引き続き頑張ってくれればと思います。(2019/11/9)
奈良先端科学技術大学院大学で開催された電子情報通信学会ITS・WBS・RCC研究会において、立命館大学M1の林君が自動運転等のための死角からの歩行者飛び出し予測に関する発表を行いました。ポスターセッションで多くの方から次々に質問されていましたが、全く問題なく対応しており感心しました。この結果、林君が若手奨励賞を受賞することとなるなど高い評価を受けました。引き続き修士の研究を頑張ってくれればと思います。(2019/11/6)
ニューヨークで開催されたユビキタスコンピューティングの国際会議IEEE UEMCON 2019で佐保がレーダによる運動計測の高齢者の活動能力評価への応用に関する発表をしました。(2019/10/11)
9/17より2日間、富山国際会議場にて開催されたインテリジェントシステムシンポジウム(FAN2019)に参加しました。佐保のグループから学生5名(M2:2名、M1: 2名、B4: 1名)が発表しました。いずれも堂々とした発表で、質疑応答も活発で有意義でした。特にM2二名の発表はさすがといった出来で、うち1名の菅野君に至っては最優秀プレゼンテーション賞に相当する「和田賞」を受賞(審査対象約40件中1件のみ)するなど高い評価を受けました。立命館大学から参加のM1の林君も大変良い発表をしてくれました。また、当研究室の学生は2日間スタッフとしても多大なご活躍をして頂き、大変感謝しています。他にも聴講等も含め多様な面で勉強になったかと思いますので、今後の研究等に活かしてくれれば幸いです。(2019/9/19)
立命館大学で開催された国際会議ICAMechS 2019にて、立命館大学の共同研究者である馬杉研究室M1の林君がレーダによる死角からの飛び出し予測について発表しました。佐保は出席できませんでしたが、初の国際会議にも関わらず大変良い発表だったと伺っております。この他にも、同じ立命館大学の共同研究者である孟研究室M1の王さんもレーダによる性別判別について発表しており、当グループの最新の研究を国際会議で発信することが出来ました。(2019/8/28)
本学の一般向けの科学祭である「ダ・ヴィンチ祭」にて「大学探検隊」の中で研究室を公開しました(8/3)、また月岡小学校の皆さんに同様の内容で研究室を公開しました(8/8)。小学生に分かりやすく研究を伝えることは佐保にとっても難しいですが、学生たちはよく頑張ってくれたと思います。小学生の皆さんには将来は技術者・プログラマーを目指してくれることを期待します。
立命館大学の学生2名及び宝塚医療大学の大西先生と共に、伊丹市のデイサービス施設を訪問し、高齢者の計測を行いました。入所者の皆様のご協力のおかげで大変有益なデータを取ることが出来ました。今後も引き続き同施設で実験を継続し、有益な成果を挙げることを目指します。(2019/7/31)
小杉高校(7/12)及びオープンキャンパス(7/27)にて研究室を公開し、移動ロボットの衝突回避やレーダによる運動計測のデモを行いました。計測・信号処理・制御の分野に少しでも興味を持っていただき、進路として検討してもらえればと思います。当研究室の学生たちも高校生への説明等で自身の研究の理解が深まったのではと思います。
電子情報通信学会ITS研究会にて、立命館大学M1の林君の研究成果を佐保が発表しました。車両やロボットの安全な自動運転を支援するための死角領域モニタリングに関する発表で、質疑応答が大変盛り上がり、関心の高さを感じました。引き続き実験を積み重ね、単なる基礎研究成果だけでなく開発に有用なデータも提供できるよう頑張ります。(2019/7/5)
以下のフィールドワーク研究助成の一環として、富山福祉短期大学で実施された運動教室の初回にお邪魔し、ドップラーレーダによる計測と認知機能テストを実施しました。運動教室の効果がレーダによる運動解析によって得られるか否か、とても興味深い取り組みです。学生たちが整備してくれた新レーダシステムにより、多面的なマルチドップラー計測が実現したため、学術的にも重要なデータとなるでしょう。さらに実験を積み重ねていく所存です。(2019/7/2)
B4の喜多さんが代表学生、佐保が指導教員として申請した研究計画「レーダーを用いた無拘束な認知症早期発見システムの運動教室における実証実験」が、大学コンソーシアム富山の「学生による地域フィールドワーク研究助成」に採択されました。外部資金をもらって研究するという、大変責任ある立場を経験できることはとても貴重で充実したものとなるかと思います。頑張って頂ければと思います。(2019/6/6)
本学の高齢者向けの健康教室にて、本年度一回目の実験を行いました。4年生2名にとっては初めての本格的な計測で勉強になったかと思います。このデータからもたくさんの成果を挙げたいと思います。(2019/5/18)
[2018年度]
佐保が執筆したレーダーで計測した歩行運動情報と高齢者の各種認知機能との関連分析に関する論文が、IEEE Access(IF: 3.557)に採択されました。先の菅野君の論文と合わせ完成度はまだ不十分であるものの高いポテンシャルを有する技術を、まずは我々のものとして世に送り出すことに成功したため大変安心しております。本技術をさらなる実験と分析で発展させ、世の中を変える技術とすることを目指したいと思います。(2019/2/15)
産業技術総合研究所様よりご依頼頂きましたヒューマンロコモーション評価技術協議会での招待講演を同研究所内にて行いました。普段とは異なる運動解析関連の企業や研究者の方にレーダー運動計測技術を紹介し、大変有意義な意見交換ができました。(2019/2/7)
共同研究している立命館大学B4の林君が、同大学で開催されたVLSIセンターシンポジウムにおいてレーダーによる死角領域の物体検出等について発表しました。初の対外発表お疲れ様でした。(2019/1/30)
前所属で卒論を指導し今も共同研究している立命館大学M2の沖中君が執筆した、レーダでバランス能力の違いに基づき若年者と高齢者を判別する方法に関する論文が、電子情報通信学会論文誌Aに採択されました。地道過ぎる実験を辛抱強く積み重ねたことに敬意を表します。あとは修論を頑張ってくれればと思います。(2018/12/7)
M1の柴田君が第一著者である、移動体追尾フィルタの理論解析に関する論文がApplied Sciences (IF=1.689)に採択されました。きちんとIF付きの雑誌に通せるだけの成果を挙げ、原稿を自力で作成したことは大変すばらしいです。今後さらに努力し、テーマの提案から執筆までを独力でできるようになることを強く期待します。(2018/12/5)
計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会(SSI 2018)にて、柴田君(M1)、菅野君(M1)、そして塩入君(B4)の3名が発表しました。塩入君は初の対外発表にもかかわらず堂々としたものでした。しかし、それと同時に勉強不足も感じてくれたと思いますので、今後の努力を期待します。M1の二名は初のポスター発表ということでいい経験になったと思います。各々、今後に繋がる議論ができたと思うので、引き続き卒論・修論に向けて頑張ってくれればと思います。(2018/11/25)
佐保が単独で執筆した、LFMレーダ測位・追尾へ佐保が独自に提案しているRMS-indexに基づく設計方法論を適用したことに関する論文がMathematical Problems in Engineering (IF=1.145)に採択されました。(2018/11/21)
M1の菅野君が第一著者である、レーダによる遠隔認知機能評価法に関する論文が電子情報通信学会論文誌Bに採択されました。このテーマを今後発展させる足掛かりになる論文となるでしょう。引続き、修士課程の研究を頑張ってくれればと思います。(2018/10/4)
電子情報通信学会ソサイエティ大会にて、佐保と修士課程1回生の菅野君がレーダを用いた認知機能評価に関する基礎実験結果を発表しました。菅野君は対外発表がすでに3回目ということで落ち着いた発表でした。初参加のセッション(ヘルスケア・医療情報通信)でしたが、運営の先生方のご助力もあって、とても充実したディスカッションと情報収集ができました。(2018/9/13)
A. K. M. Mahfuzul Islam先生@東大が本学を訪問され、実験デモと情報交換を行いました。(2018/8/20)
大西智也先生@宝塚医療大学&甲南大学が本学を訪問され、実験デモと情報交換を行いました ⇒ 甲南大学田中研新聞(pdf) (2018/8/6)
富山テレビ「プライムニュース BBTチャンネル8」内で本学の一般向けの科学祭である「ダ・ヴィンチ祭」が特集され、本研究室の展示内容と研究が紹介されました。(2018/7/30)
精密工学会の若手会員の皆様が本学を訪問され、本研究室を見学されました。短時間ながら大変活発にご質問をして頂け、異分野からの大変ためになるコメントも多数頂けました。学生にも良い刺激になったと思います。(2018/6/1)
京都で開催されたシステム制御情報学会研究発表講演会(SCI'18)にて、立命館大修士課程2回生の沖中君と修士課程1回生の菅野君がレーダによる歩容解析に関する研究を、当研究室修士課程1回生の柴田君が移動体追尾フィルタに関する研究を発表しました。沖中君はさすがM2という良い発表でした。M1の2名は特に質疑応答を鍛えて、次はもっといい発表を期待したいです。(2018/5/18)
立命館大学スポーツ健康科学部にて共同研究者である同学部の藤本先生と共同で最新の実験データを取得しました。実験内容については適宜学会等で発表する予定です。佐保が関係する学生総動員+スポ健の学生さんの力を借りることで、非常によい実験となりました。(2018/5/15)
大阪で開催されたIoT関係の国際会議ATAIT2018において、佐保が招待講演を、修士課程1回生の柴田君と菅野君が口頭発表を行いました。両名とも初の学会発表が国際会議という状況にもかかわらず、本当によく頑張ってくれました。さらに菅野君の研究は最優秀論文賞に選ばれ、日ごろの努力が報われた結果となりました。次は質疑応答を独力でできることを期待します。(2018/4/13)
所属学科名が変更になりました: 知能デザイン工学科→知能ロボット工学科 (2018/4/1)
[2017年度]
ハワイで開催された国際会議NCSP'18にて、レーダで計測した歩行データから認知機能低下を検出する技術の基礎実験結果を発表しました。(2018/3/5)
線形周波数変調(LFM)レーダのための移動体測位・追跡法の最適化に関する論文がApplied Sciences (IF=1.679)に採択されました。(2017/12/20)
前所属での指導学生 沖中君(立命館大学修士課程1回生)がバイオメカニズム学術講演会にて、ドップラーレーダによる歩行計測に関する発表を行いました。(2017/11/4)
電子情報通信学会より査読への貢献に対して活動功労賞をいただきました。(2017/9/13)
指導学生 柴田君の研究内容である加速度センサからのジャーク逐次推定最適フィルタの研究を、電子情報通信学会・情報処理学会・電気学会合同ITS研究会にて佐保が発表しました。内容をさらに発展させ、次はご自身で発表してくれることを期待しています。(2017/9/4)
位置と速度の2入力追尾フィルタの一般形及びその最適係数設計に関する論文がApplied Sciences (IF=1.679)に採択されました。(2017/7/24)
前所属での指導学生 沖中君(立命館大学修士課程1回生)がシステム制御情報学会研究発表講演会にて、移動体追尾フィルタに関する研究を発表しました。(2017/5/24)
船井情報科学振興財団より船井研究奨励賞を受賞しました。受賞理由は「マイクロドップラーレーダを軸としたセンサ融合による移動体計測の理論構築及び実証」への顕著な功績です。(2017/4/22)
富山県立大学に講師として着任しました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。(2017/4/1)
[2016年度]
立命館大学を退職しました。お世話になった皆様、誠にありがとうございました。(2017/3/31)
佐保が執筆したドップラーレーダによる高齢者・転倒経験者識別の論文がIEEE Sensors Journalに採択されました。本学スポーツ健康科学部及びオレゴン大学の先生方との共同研究成果です(2017/2/21)
台北科技大学にて開催された国際会議IC-TECS2016にて招待講演を行いました(2016/12/23)
佐保が執筆したドップラー分離干渉計による複数移動体の高精度計測に関する論文が、電気学会論文誌Cに採択されました(2016/12/19)
下記の論文の続きであり、同じく高橋君が実験を主担当した論文が、日本・韓国・香港・中国の電気学会が共同で発行している論文誌Journal of International Council on Electrical Engineeringに採択されました(2016/12/14)
昨年度の指導学生である卒業生 高橋君との研究成果を纏めた論文が、システム制御情報学会論文誌に採択されました(2016/12/2)
電子情報通信学会ITS・WBS・RCC研究会にて、若手奨励賞を受賞しました(2016/12/1)
教育関係情報をたくさん更新しました(2016/6/30)
電子情報通信学会ITS研究会にて、奨励賞を受賞しました(2016/5/28)