札幌司教区 朗読奉仕者選任式ミサが行われました

投稿日: 2013/03/20 8:50:45

3月20日(水)春分の日、10時30分から

カトリック北一条教会聖堂で、タルチシオ 菊地功司教の司式により

札幌司教区の朗読奉仕者選任式ミサが行われ、約100名程の聖職者と信徒がミサに授かりました。

現在、日本カトリック神学院福岡キャンパスの神学科で学ばれている

パウロ 佐藤謙一神学生がこの日、朗読奉仕者に選任されました。

菊地司教様はお説教の中で、「信仰年」にあたって、次のようなお話をされました。

信徒一人ひとり、そして共同体が信仰の原点を見つめ直し、

「主のもとにとどまり、主とともに生きようとする決断」(信仰の門)を新たにし、

複雑な現代社会の中にあっても、自らの言葉と行いでそれをあかしできるよう努めてください。

そのあと、朗読奉仕者の役割について、

「朗読奉仕者は神の言葉を告げる人です。教会の宣教に協力するのがその任務であって

このために神の民の中で特別な役割を与えられるのです。

朗読奉仕者には3つの大事な役割があります。

典礼集会で神の言葉を朗読し、教理を教えて秘跡にあずかる準備をさせ、

まだキリストを知らない人に救いの教えを知らせることです。」

というお話がありました。

選任式

菊地司教様から祝福を受ける佐藤神学生

この後、司教様から聖書を手渡され、朗読奉仕者として選任されました。

御ミサが終わった後、今田神父様から

佐藤神学生と、この日のミサに侍者と朗読者をつとめられた佐久間神学生と箕島神学生のお二方の紹介がありました。

代表して佐藤神学生から、みなさまへの感謝の気持ちと、今後の決意、そして「これからも私たちのためにお祈り下さい」

というご挨拶がありました。

神学生の皆さんが、これからも司祭への道を着実に歩まれますよう、ともに祈りを捧げてまいりましょう。