第64号目次

養子縁組と里親の研究 新しい家族 第64号  2021年  目次

【巻頭言】コロナ禍における子育ちと子育て―地域におけるみんなの居場所      川名はつ子   1

【養子の立場から見た養子縁組の経験】

  第1報告:生みの親やその家族との再会・交流を通じて考えたこと        若林 朋子  4

  第2報告:養子として愛されるということ                     みそぎ  19

《特別企画Ⅰ》共通テーマ「子の出自を知る権利・真実告知」

  ・精子提供で生まれた子どもの立場から考える「出自を知る権利」について    石塚 幸子  37

  ・自らを証明するため、知るための記録

   ―各国の状況から日本の特別養子縁組の記録と記録管理を考える―       阿久津美紀  44

  ・フランスの匿名出産制度と産みの母の権利                  菊池  緑  51

  ・生みの親の尊厳と知る権利―生みの親・養子・養親三者の尊厳と権利のために  白井 千晶  61

  ・養親の立場から見た「子の出自を知る権利」について             福永 清貴  71

【里親養育と市町村との連携】

  第1報告:関係者会議に支えられて―あらためて里親とは何か?         北原 綾子  73

  第2報告:伊那市における要保護児童対策地域協議会の取り組みと里親支援

                                  山口志ほ香・馬場 和子  79

《特別企画Ⅱ》共通テーマ「里親支援」

  ・山形県の里親委託の動向と課題                       佐藤  緑  98

  ・「児童虐待」と児童養護施設等の新たな役割                早川 悟司  104

  ・乳幼児の里親委託推進の新たな展開

    ―「乳幼児の里親委託推進等に関する調査研究報告書」からの示唆―     福田 公教 110

  ・民間団体「バナードス」の子育て支援機関・養子縁組支援団体および

フォスタリング機関の実践から見る日本の課題          山口 敬子  116

  ・里親家庭の力を活かす社会資源との連携                   横堀 昌子  123

◇読書あんない◇

シェリー・エルドリッジ著『養子縁組を考えたら読む本―これから親になるあなたに知って欲しい20 のこと』  福永 清貴  125

小椋宗一郎著『生命をめぐる葛藤―ドイツ生命倫理における妊娠中絶、生殖医療と出生前診断』 鈴木 博人  126

吉田菜穂子著『里親になりませんか―子どもを救う制度と周辺知識』     平田美智子  127

佐藤拓代編著『見えない妊娠クライシス―誰にも言えない妊娠に悩む女性を社会で支える』 姜  恩和 128