R11(サーキットボード)

厚手の紙とアルミテープ、発光ダイオードと乾電池でサーキットボードができます。

工作には特殊な工具や技術は必要ありません。

サーキットボードには以下のような特徴があり、工夫次第でいろいろな作品ができます。

・回路図との比較が容易。

・リード線ではなく、むき出しで幅を持つ金属体をリードに使用しているため、電気の通り道を意識しやすい。

・発光ダイオードを使用することで、電気の極性を意識しやすい。

・電池ボックスは回路と同一面上に展開することができるので、電池ボックスがブラックボックスにならない。

・工作そのものは比較的単純であり、製作に特殊な工具を使用しない。

・スイッチを加えたり発光ダイオードの数を変えたりできる自由度が大きい。図画工作的な活動に発展させることもできる。

・発光ダイオードを含め、使用するものが身近な材料ですむ。

◆さらに詳しい情報は、以下の文献を参照願います。

REFERENCES(文献)

Masahiro Kamata and Motoshi Honda “A circuit board using a sheet of thick paper and aluminum tape”, PHYSICS EDUCATION

38, pp. 531~535 (2003)

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