2SC696(松下)

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覚え書き

  • 松下電器から発売された50MHz帯用のアマチュア無線機RJX-601の励振段に使用されていた。[外部リンク:JR1MAFのサイト RJX-601回路図

  • もともと音響用だったと思われるが、高周波特性が悪く無く、汎用品で(当時としては)価格が安かったことからRJX-601に採用されたのではないかと推察している。

  • 製造中止になったあと、オーディオ系の人の人気の的になってしまい、価格が高騰している。無線に使うには、他にもっと良い品種があるので、この品種を敢えて使う必然性は感じられない。

  • とは言え、汎用品であるにもかかわらず、外装の金属の質は良いので、安心感を感じることができる。

参考文献

  • 1967年ナショナル半導体ハンドブック.松下電子工業株式会社ナショナル半導体ハンドブック編集委員会(編),誠文堂新光社,東京,495 pp.,1966年12月15日発行