学生・ポスドク研究者の皆様へ

当研究室では、学内・学外を問わず大学院生・ポスドク研究者との共同研究を歓迎します。当研究室を志望する学生さんは、理学系研究科地球惑星科学専攻進学する必要があります

●海溝型巨大地震・津波発生メカニズムを規定する地殻構造と物性を解明するため、私たちはマルチチャンネル反射法地震探査データと深海掘削データ(ODP, IODP)を用いた高精度地殻構造イメージングと流体挙動推定の研究を行っています。

●研究対象域として、約100~150年間隔で巨大地震と津波が発生し、今後、東海・東南海・南海の連動型巨大地震(M9クラス)の発生が懸念されている西南日本の南海トラフに注目しています。私たちの研究は、今後の海溝型巨大地震・津波発生の予測や防災に資するものです。


 
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熊野沖巨大地震断層の3次元詳細構造とP波速度構造(Park et al., Geology, 2010)


紀伊半島の熊野沖南海トラフで取得した3次元マルチチャンネル反射法地震探査(Multi-Channel Seismic reflection:以下、MCS)データを用い、巨大地震断層の3次元地殻構造イメージングに成功した。また、3次元重合前深度マイグレーション処理(3D Prestack Depth Migration:以下、3D PSDM))の結果、巨大地震断層付近のP波速度構造が得られ、変形フロントから外縁隆起帯までの付加体内部において最大層厚約2 km、幅約15 km、長さ約120 kmに及ぶ低速度層を発見した。低速度層は高間隙水圧の状態を示唆し、付加体の剛性率を低下させ、巨大地震発生時に津波の発生を促進することが考えられる。また、流体に富む低速度層がより深部の巨大分岐断層に流体を供給する場合、巨大分岐断層の固着すべりに影響を与える流体の供給源としての役割も考えられる。巨大分岐断層付近の3次元詳細構造や流体の供給源を明らかにしたことは本研究が初めてのことであり、今後の巨大地震・津波発生メカニズムを解明する上で、重要な進展となる。




反射法地震探査(MCS)の概念図
(主なデータ処理・解析ソフトウェア: Paradigm Geophysical

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最新のお知らせ

  • 最近のプレス報道、掲載記事等 2014年11月13日 共同通信「【南海トラフ】 「津波地震」の恐れも 「新たな防災計画必要かも」」2014年11月13日 日本経済新聞「津波地震発生の恐れ 南海トラフ沿い、東大など分析」2014年11月13日 和歌山放送ニュース「南海トラフで「津波地震」の恐れも・東大などで研究チーム」2014年11月12日 プレスリリース「南海トラフ津波地震を巨大化する新たな仕組みの解明」
    投稿: 2015/04/06 6:48、Jin-Oh Park
  • 過去のプレス報道、掲載記事等 2012年8月29日 テレビ朝日『報道ステーション』内、ニュース「死者32万人超-南海トラフ巨大地震の被害想定」2012年3月6日 中部日本放送CBC『イッポウ』内、特集ニュース「南海トラフの巨大地震」2012年1月29日 NHKニュース「紀伊半島沖海底に「分岐断層」」2012年1月29日 The Japan Times「Active 200-km fault found off Honshu's Kii ...
    投稿: 2015/04/21 21:31、Jin-Oh Park
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    投稿: 2015/04/21 21:34、Jin-Oh Park
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