Nice scene in my field activiteis.
フィールド調査中に出会った生き物たち
(上)ブナ(Fagus crenata)とイヌブナ(Fagus japonica)の芽生えです。子葉と初生葉のみで発芽当年を乗り切らなくてはいけません。
(上)針葉樹であるトドマツ(Abies sachalinensis)の芽生えです。子葉は5枚(左)、当年のうちに初生葉を展開し(中)、翌年にはさらにたくさんの針葉を展開させます(右)。全て苗床での育成個体です。
(左)ササ・タケの開花はなかなか見られませんが、パッチで開花しているものを発見!目立たずに可憐な花です。 (右)これも植物。光合成成長に頼らない銀竜草(Monotropastrum humile)です。花期になると地面からにょきにょきと花を出してきます。
(左)調査中にヒグマと遭遇!のめったにない一コマです。写真の個体はまだ子供みたいで、好奇心旺盛にこちらの様子をうかがってきました。こちらは車内で息をのんで見守りました。
(中)こちらも車内からの一コマ。エゾシカとの顔合わせです。本州のよりもずっと体格が大きいので、突然ヤブから飛び出してくると一瞬ギョっとします。
(右)私の気配を察したからかじっとしたままでした。近寄るまでまったく気づきませんでした。巣を守る、母ヤマドリです。
(左)森林の中にたたずむヒキガエルです。 (中・右)ニホンザルには秩父でちょくちょく出会いました。調査地に豊かにあるブナ・ミズナラの実でも探しに来ているのでしょうか。
(左)カンバに入る腐生菌のクリタケです。秋の恵みです。 (中)林道を歩いている中、あまりの異臭に立ち止まったら・・・原因はこのカニノツメでした。こんなにくさいなんて知らなかった。
(左)はっとする秋の一コマです。ハウチワは非常にカラフルで、倒木上のコケとのコントラストが美しいですね。 (右)ざくざくの霜柱です。落葉後の林内で冬を実感させてくれます。
--- Copyright of these photos are in Wataru Ishizuka