ボードスポーツにおいて、足を置く「方向」のことを「スタンス」と呼びます。スタンスは2種類あり、一般的なレギュラースタンスと、左利きとされるグーフィースタンスに分かれます。日本ではレギュラースタンスが多くなりますが、アメリカへ行くとグーフィースタンスの占める割合が日本よりも多くなります。一度決まったスタンスはずっと変わることはありません。また自分と反対のスタンスでボードを操ることをスウィッチと呼び、スウィッチスタンスでのトリックは大会などでは高く採点されます。
REGULAR(レギュラー)スタンス
日本で多いレギュラー・スタンス(右利き足の方に多い)です。
左足が前、右足が後ろになります。
GOOFY(グーフィー)スタンス
アメリカで多いグーフィー・スタンス(左利き足の方に多い)です。
右足が前、左足が後ろになります。
両足とも比較的平行に置きます。地面を蹴って進行するプッシュのときだけは、前足のつま先を前方に向けるように一瞬置き換えますが、そのほかの普段のライディングは常にこのスタンスになります。足がボードからはみ出る場合ですが、つま先とカカトのはみ出る割合を1:2ぐらいに保ち、どちらかと言うとカカトの方が沢山はみ出るようにします。これはボードを操るときに足首やアキレス腱のスナップを使いやすくするためです。スケートボードはカカトではなく、つま先寄りで操るものだと覚えておいてください。
ボードを上から見ますと、合計8個のビスヘッドが見えます。前足を置くときは、せめて最前列の2個のビスが見えるようにします。ここより前に足を置くと、バランスを崩したときにノーズを踏んでしまい、後輪が浮き転倒の原因となります。テールの位置にも理由があります。これらは、最初みんなが起こしがちなステップですが、スケートボーディングは実際に学ぶことで、安全に早く楽しく上達できます。また決まりやアドバイスにもちゃんと理由があることを学べます。まずはレンタルでスケートボーディングを実際に体験してみてください。スクールでお待ちしております。
All contents copyright HT Skateboard School all rights reserved.