マップセットアップツール
作成した部屋などを、別の.blendからリンクして使うためのセットアップを簡単にするツールです。
リンク側で「MapController」というアーマチュアのプロクシを作成することで、アーマチュアにくくりつけたオブジェクトをそれぞれ独立に動かすことができます。
例えば、カメラの邪魔になる壁をどかしたり、椅子の位置を変える、ということができるようになります。
オブジェクトの親子構造を変えてしまう機能なので、試す場合は必ずファイルのバックアップをとっておきましょう。
コントローラの追加
コントローラの追加
「MapController」というアーマチュアが生成されて、アクティブオブジェクト名でボーンが追加されます。選択オブジェクトはこのボーンにボーン相対でペアレントづけされるので、まとめて動かすことができます。
天~床上
天~床上
コントローラの追加と大体同じですが、各オブジェクトは一旦Emptyにペアレントされたうえで天~床上の名前のボーンにくくりつけられ、それぞれのレイヤーに割り当てられます。
二回目以降の実行は追加の挙動になります。
レイヤー割当は以下の通りです
ファイル名でグループ化
ファイル名でグループ化
選択オブジェクトをファイル名でグループ化します。
blenderのリンク機能でグループを指定するとまとめてリンクすることができます。そのための便利機能です。
親になってるEmptyや、屋内に設置したランプなどが選択から漏れないように気をつけてください。
特に、ボーン←Empty←いろいろなオブジェクト、のような構造になっているときにEmptyがグループから漏れていると、リンク先でアーマチュアのプロクシをいじっても全くオブジェクトが動かない、という事態が発生したりします。