2015年度通常総会開催

投稿日: 2015/07/02 9:21:28

2015年度通常総会開催

8回目の通常総会が2015年5月23日に開かれた。会場は専修大学神田校舎1号館13A会議室。総会は、議長に中川登志男氏を選び、スタートした。議事に入る前に古川純理事長がこの1年を振り返って「私たちの活動はこの1年間大きく広がった。念願だった仮認定NPO法人化申請も受理され、認定法人化へ明るい見通しもついた。これらの成果をバネに活動をさらに一歩前進させたい。さらに今年は戦後70年の節目の年。『戦後70年研究会』で獨協大学の福永文夫教授は『戦後日本の政治は、『憲法』と『安保』という2つが引き寄せ合って1つにならない楕円ののなかに展開してきた。今、その2つが問われている。今年度の大きなテーマとして追求したい」とあいさつした。

続いて事務局長が、第1号議案「2014年度事業報告」、第2号議案「2015年度事業計画」をそれぞれ提案、「定期的な『NEWS LETTER』、『FORUM OPINION』の発行、年間28回の研究会・講演会などを開催し会員の拡大にもつながった」とした。また「念願だった仮認定NPO法人化も都庁から昨年6月11日認可取得した。さらに〈公共の言論空間〉の構築に向け言論の場を一層広く提供していこう」と報告した。

さらに今年度計画としては「これまでの研究会などを経験にさらに一歩させるとともに、①今年度は研究会同士との共催、他団体との共催、また首都圏以外での研究会開催を追求する②認定NPO法人の認可取得のため、研究会への参加、寄附の呼びかけを通じ市民社会に開けた空間を提供し、寄附を呼びかける。と同時に今まで以上に厳格な組織運営、情報化開示等が求められるので早期に体制整備を図る③会員数250名を目標とする」とした。

続いて第3号議案「2014年度活動計算書報告」と監査報告、第4号議案「2015年度活動予算」を提案、「活動の安定、活発化のために会員の拡大、寄附の獲得を積極的に進めていこう」とまとめた。さらに第5号議案の定款改正を提案。改正点は活動の拡大・広域化に伴い「理事6人以上 10人以内」を「理事6人以上 15人以内」とするもので、これについても全員異議なく承認した。

第6号議案の理事及び監事の選出は、理事10名、監事1名が本総会をもって任期が満了するので、改めて理事10名、監事1名の重任を図った結果、全員異議なく承認可決した。

今年度の理事・監事は以下の通り。

古川純(理事長)、小畑精武(副理事長)、大槻磐、近藤美恵子、佐々木希一、寺嶋紘(事務局長)、栃倉幸一、豊田正樹、蜂谷隆、山田勝、平田芳年(監事)