『現代の理論』2023年冬号:目次

【巻頭コラム いつ、どこに自由があったのか】

そこに、歌があった

落合恵子(作家、クレヨンハウス主宰)

【特集】百家争鳴「どこへ行くのか中国」

・「いじめられっ子」習近平の独裁政権

阿古智子(東京大学教授)

・20回大会で共同富裕への道は盤石に

大西広(慶應義塾大学名誉教授)

・中国は西洋覇道に進むのか

露木順一(神奈川大学非常勤講師)

・米中覇権争いと日本の隘路

金子文夫(横浜市立大学名誉教授)

・大学・院卒者の労働市場-フレキシブルワークの重要性

濱田英次(大阪公立大学大学院客員研究員)

・朝鮮戦争・台湾渡海-東アジア戦争の可能性

丸川哲史(明治大学教授)

・中国革命を生きる中国のという視座

木村知義(北東アジア動態研究会主宰)

・中国式現代化の展望-意外な滲み出る危機感

瀬戸宏(摂南大学名誉教授)

・習近平の個人独裁一色への違和感

富坂聰(拓殖大学教授)

・中国の科学技術はどこに向かうのか

山口直樹(北京日本人学術交流会責任者)


【話題のインタビュー】

・統一教会と日本の政治の闇

有田芳生(ジャーナリスト、前立憲民主党参議院議員)

・ウクライナ戦争 戦争か外交か-大きな分岐点へ

下斗米伸夫(神奈川大学特別招聘教授)

・ドイツ緑の党は対ロ強硬策で一線を超えた

小野一(工学院大学教授)

・ウクライナ戦争とEUの危機

土田修(ジャーナリスト)

・南から見たウクライナ戦争

勝俣誠(明治学院大学名誉教授)


・「アイヌ民族の血液採取・遺骨返還・日弁連紛糾」を考える

多原良子(先住民族アイヌの声実現!実行委員会代表)

・未完の戦争と戦後補償-民間空襲被害者救援の今

栗原俊雄(毎日新聞専門記者)

・現金給付の可能性とその思想的根拠について

白崎一裕(日本ベーシックインカム学会副理事長)

・120年ぶりの民法改正成立

坂本洋子(mネット・ジャーナリスト)

・中学2年生の17人に1人-ヤングケアラーを応援できますか

藤木和子(弁護士・ヤングケアラー経験者支援者)

・女性支援新法とAV被害防止法-2022年は女性の尊厳にとって記憶すべき年です

大谷恭子(弁護士)

【現代の非理論】

・黒サングラス、見張り、嫌がらせ電話…

松本仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)

【レキオからの便り】

・「世界のウチナーンチュ大会」の深層共有意識

河合民子(作家)

【話題の文学】

・錯綜する現代的テーマと昔ながらの家族への想い

尾張はじめ(葦牙の会)

【東洋医学こぼれ話】

・お屠蘇と七草粥には長い歴史があるのです

大木一史(薬剤師・鍼灸師)

【メディア季評】

・変質への小さな予兆があちこちに

石井彰(放送作家)

【ドイツに暮らす】

・ドイツの日本人NPO物語

フックス真理子(ドイツ在住)

【感じる映画たち】

・中国共産党政権下で“生きる”~ある農民とある巨匠

加田斎(フリー編集者)

【経済動向を読む】

・連合28年ぶりの春闘「5%要求」も張り子の虎か

小林良暢(グローバル産業雇用総合研究所所長)

【先住民族研究会報告】

・コロンビアの先住民族と多国籍企業の紛争

鈴木真代(国際人権NPOビジネスと人権リソースセンター)

【今、私が薦めたいこの一冊】

・樋口英明著『私が原発を止めた理由』

丸山ゑみ

・押田五郎著『ごみ清掃のお仕事』

藤井誠一郎

【私にも一言-読者のページ】

・「21世紀型シン帝国主義」の始まり?

小林和子(研究者)