『現代の理論』2022年秋号:目次

【特集1】

安倍銃撃事件・立憲民主党敗北で政治の流動化

・統一教会(カルト)と政治的全体主義癒着の断絶浄化を

 小林正弥(千葉大学教授)

・野党共闘の立て直しと2023年統一地方選挙で反撃を

 中野晃一(上智大学教授)

・「安倍改憲」の残滓を拭い、法制改革に集中する局面だ

 南部義典(国民投票総研代表)

・国葬と憲法問題

 北川鑑一(弁護士)


【特集2】

ウクライナ戦争長期化と激変示す世界の揺れ

・戦場の論理と停戦の条件

 下斗米伸夫(神奈川大学特別招聘教授)

・アメリカの強硬利上げとユーロ圏・日本の物価高騰

 小林良暢(グローバル産業雇用総合研究所所長)

・フランス下院総選挙の異変―「屈しないフランス」大躍進

 土田修(ジャーナリスト)

・『第三次世界大戦はもう始まっている』を読んで

 三上治(『流砂』責任編集者)

 

画期的な鬼怒川大水害訴訟判決

 まさのあつこ(ジャーナリスト)

「みどりの食料システム戦略」を市民の立場で考える

 吉田茂(NPOしずおかオーガニックウェブ代表理事)

 高橋隆子(伊豆の国市議会議員)

憲法改正権の悪夢と希望

 山田勝(本紙編集委員)

日本経済―成長志向の誤謬

 神津多可思(日本証券アナリスト協会専務理事)

検証 「日の丸・君が代」強制の起源と歴史

 永井栄俊(立正大学非常勤講師)

コミュニティ・ユニオンの現在 組合と地域再生の原点

 岡本哲文(下町ユニオン副運営委員長)

仲間とともに「層」としてのユニオン運動の道筋へ

 清水直子(プレカリアートユニオン執行委員長)

終わりの見えない介護現場のコロナ被害

 白崎朝子(介護福祉士・ライター)

アイヌ差別事件とメディアの在り方

 加藤登(グループ“シサムをめざして”)

障害者と『資本論』

 堀利和(NPO共同連顧問)

迷走する尹錫悦政権

 大畑龍次(朝鮮問題研究者)


【現代の非理論】港を買い集めてどうするつもり?

 松本仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)

【レキオからの便り】沖縄「復帰」50年―「反復帰」論の再発見を

 輿儀秀武(雑誌『越境広場』編集委員)

【話題の文学】今も昔も「女」心は変わらぬテーマ

 尾張はじめ(葦牙の会)

【沖縄・八重山ウオッチ】「島嶼防衛」と諜報戦?

 古川純(本紙編集委員)

【地方自治最前線-市長会】

 谷畑英吾(滋賀県湖南市前市長)

【東洋医学こぼれ話】革命と残存古医籍

 大木一史(薬剤師・鍼灸師)

【メディア季評】安倍銃撃事件とメディア報道の陥穽

 石井彰(放送作家)

【ドイツに暮らす】土井湯の教育 その光と影

 フックス真理子(ドイツ在住)

【感じる映画たち】女たちの怒り-男女平等指数4位と116位の場合

 加田斎(フリー編集者)

【野生生物保全の世界】中国による資源開発と環境政策-中国だけの問題なのか④

 西原智昭(星槎漾教授)

【今、私が薦めたいこの一冊】

 武部伸一 大木毅著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』

 金田麗子 オルナー・トーナト著『母親になって後悔している』

【私にも一言-読者のページ】

脱成長定常型社会を考えたい

 濱田英次(大阪公立大学大学院客員研究員)