2015年5月9日:「『戦後70年』をどのような視点から考えるか」(仮):福永文夫氏(獨協大学教授、日本政治外交史)

投稿日: 2015/05/04 9:14:19

運営委員会・季刊誌『FORUM OPINION』編集委員会企画

「戦後70年」研究会

「『戦後70年』をどのような視点から考えるか」(仮)

『FORUM OPINION』29号・30号では、「戦後70年」を特集テーマとして2号にわたって「戦後70年」の歴史と問題を問う企画を進めています。

この研究会もその1つであり、皆さんのご参加をぜひお願いいたします。

●講師:福永文夫氏(獨協大学教授、日本政治外交史)

●日時:2015年5月9日(土)14:00~17:00

●会場:専修大学神田校舎1号館7階72教室

福永 文夫(ふくながふみお)氏

・1953年兵庫県生まれ、76年神戸大学法学部卒業・85年神戸大学大学院博士課程単位取得退学・博士(政治学)

・1987年姫路獨協大学専任講師・同助教授・同教授を経て、2001年~獨協大学教授

・主要著書:『日本占領史 1945-1952 東京・ワシントン・沖縄』(中公新書、2014.12)、『大平正芳―「戦後保守」とは何か』(中公新書、2008)、『占領下中道政権の形成と崩壊―民政局 と日本社会党』(岩波書店、1997)、共編『戦後とは何か』上下巻(丸善、2014)など。

「いま日本国憲法を含むさまざまな民主化改革への評価が揺れ、敗戦直後本土と切り離され、アメリカの支配が続いた沖縄占領の評価も定まっていない。さらには、日本国憲法と日米安保条約にって創られた『戦後』を総体として、占領を位置づける作業も終わっていない。敗戦から70年、サンフランシスコ講和で独立してから60年余り、そして冷戦が終わって4半世紀、いま日本は一つの岐路に立っている。日本の『戦後』を規定した日本国憲法と日米安保条約、そして沖縄の『戦後』が問われている。」(福永文夫『日本占領史』はじめに―から)