通販在庫チェッカー

某日「こぶしファクトリー メジャーデビューシングル発売記念イベント」が行われたおりに「こぶし屋Tシャツ」が発売された。「こぶし屋Tシャツ」とは、こぶしファクトリーの「ラーメン大好き小泉さん」のMVでメンバーが着ているものと同じTシャツである。ヲタなら必ず装備しておきたいアイテムだ。

この日はイベントに行けなかったが、あっという間に売り切れたらしい。これを聞いて直ちにグッズの通販サイトをチェックしたが、こちらもすでに品切れ状態だった。こういうものは再販されないことも多く、通販サイトに在庫が復活したとしても、再び一瞬で売り切れることが予想される。万が一在庫が復活したら、直ちに購入行動を起こさないと入手できないだろう。

ということで、通販サイトを監視して、在庫が復活したらメールを送るようなスクリプトを書いた。これをGoogle Apps Scriptのトリガーに設定して、1時間ごとに動かすことにする。

こぶし屋通販サイト。右下のあたりのボタンタグが「ただいま品切れ中」から購入ポタンに変わるのを検査。

スクリプト

function kobushi(){

var goodsurl = "http://www.e-lineup.com/shopdetail/000000007165/";

var response = UrlFetchApp.fetch( goodsurl );

var value = response.getContentText( "euc-jp" );

TextPicker.open(value);

var goodsname = TextPicker.pickUp('<title>', '|');

var stockmsg = TextPicker.pickUp('<div id="M_itemBtn">', '</div>');

if(stockmsg.indexOf('ただいま品切れ中です')!=-1){

Logger.log(goodsname+" 品切れ "+stockmsg);

}else{

Logger.log(goodsname +" 在庫復活\n"+goodsurl);

GmailApp.sendEmail( Session.getActiveUser().getEmail(), goodsname+" 在庫復活", goodsname +" 在庫復活\n"+goodsurl);

}

}

(※参照 TextPicker)

トリガー設定

結果

スクリプトを仕掛けて1月くらいたったろうか。仕掛けたことも忘れてたころ、突然在庫復活のメールが到着した。すぐにサイトを訪れたので、Tシャツは無事に購入でき、ライブにも着ていくことができた。その後Tシャツは受注生産扱いとなり、品物が届くまでけっこう待たされることになったから、このスクリプトがなければライブには間に合わなかっただろう。あまり使う機会はないが、ヲタ活上もっとも役にたったスクリプトとなった。