第30回GIS学会 ワークショップ
FOSS4Gを使って3D空間データを扱ってみよう!!
開催趣旨
近年、国土交通省による日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクトである「PLATEAU」や、静岡県によるバーチャル静岡のLiDAR点群データなど、多くの3次元空間情報がオープンデータとして公開されています。今後、これらのデータを活用した研究が進展することが期待されます。本ワークショップでは、FOSS4Gを用いたこれらのデータの表示、処理の方法について利用者間での情報共有をすることで、今後の活用につなげることを目標とします。
開催概要
開催日時:10月31日(日)8:30~12:00
開催形式:Zoomによるリモートワークショップ
注)三つのワークショップを平行で進めるため,ご参加頂けるとワークショップは一つのみとなります。
本ワークショップは、第30回地理情報システム学会研究発表大会の企画セッションとして開催されます。研究発表会に参加できない方、学会員以外の方であっても、無料でご参加いただけます。
参加希望の方は、事前にZoomのインストールをお願いします。また、当日および事前の連絡のためのチャットツールとして、Discoardを使用します。サーバー名は、Geo Community in Japan です。参加希望者には、招待リンクをお送りしますので、ご参加下さい。
参加申し込み
ワークショップは,以下の3つのテーマについて行います。参加希望の方は、地理情報システム学会が準備した、企画セッションの聴講登録について(無料) にご登録いただくとともに、以下のフォームより、お申し込み下さい。締め切りは、10月29日までとさせて頂きます。参加申し込みは,締め切らせて頂きました。多くの方にお申し込み頂き,ありがとうございます。
なお各ワークショップの定員は20名ですので,に達し次第,締め切らせていただきます。現在の申し込み状況は,以下のシートをご覧ください。
★お知らせ:「ワークショップ2:3D点群データやPLATEAUデータを図化してみよう」については、定員に達しました。本日以降は、キャンセル待ちでお申し込みを受け付けます。
ワークショップ概要
ワークショップ1:掛川城の点群データをiTownsで表示しよう
ワークショップ講師:
松澤 太郎
ワークショップの概要:
点群データを3DTilesへ変換
iTownsで3DTilesを表示
使用ソフトおよびデータ:
ソフトウェア
事前インストール
docker
Node.JS
docker pull smellman/lastools:latest
docker pull connormanning/entwine
git clone https://github.com/smellman/gis-society-2021-kakegawa.git
上記レポジトリに一通りの説明があります
使用データ
点群データ
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/kakegawacastle
レポジトリ内のdownload.shで一式ダウンロードできます。
対象者、想定(要求)レベル
点群を初めて触る人、3DTilesに興味がある人
dockerおよびNode.JSの基本操作が使えると望ましい。
ワークショップ2:3D点群データやPLATEAUデータを図化してみよう
ワークショップ講師:
吉中 輝彦 (sakuya_izayoi) 所属:FOSS4G TOKAI、ギルド黎明の調べ
特記事項:
Windows PCでの作業を前提としております。当日も講師はWindows以外の対応はできません。ご了承お願いします。
ワークショップの概要:
3D点群データをQGISで確認
LAStoolsで点群の結合
FUSIONで地表面サーフェス(DSM)の作成
PLATEAUデータをQGISで表示させる方法
(可能ならば)作成した地表面サーフェスとPLATEAUモデル、地理院写真を組み合わせて、QGISで3次元モデル確認
使用ソフトおよびデータ:
ソフトウェア
事前インストール(必須)
QGIS3.20以降(現在の最新版) QGISのダウンロード先
ワークショップ中にインストール
LAStools
FUSION
使用データ
点群データ
https://pointcloud.pref.shizuoka.jp/
https://opentopography.org/ (テキストデータからLASデータを作るのに興味のある方)
PLATEAUデータ
対象者、想定(要求)レベル
QGISでベクトルデータやラスタデータを表示したことがある方
点群を初めて触る方で興味がある方
フォルダとファイルの区別ができる方
コマンドライン(黒い画面)での作業もあるので、それに抵抗がない方
講師が分からないことや戸惑うことがあっても、笑って許してくれる方 (笑)
ワークショップ3:Pythonで点群データを表示しよう
ワークショップ講師:
講師名:小俣 博司 (Hiroshi Omata) @homata
プロフィール:
Geo + Python JP コミュニティ
CIVIC TECH JAPAN/オープン川崎
ワークショップの概要:
点群データとは?
ツールを使って点群データを間引き
点群データを表示してみる
使うソフトとデータ:
ソフトウェア
Google Colaboratory(略称: Colab)
CloudCompare
MeshLab
Anaconda (Python and Spyder IDE)
事前準備
Google Colaboratoryが動作する環境
Googleアカウントにログインして、下記のファイルが動作するようにしてください
Colaboratory へようこそ
https://colab.research.google.com/notebooks/welcome.ipynb?hl=ja
CloudCompare
http://www.cloudcompare.org/
MeshLab
http://www.meshlab.net/
Anaconda (Python and Spyder IDE)
Anaconda のインストール
https://www.python.jp/install/anaconda/
使用データ
点群データ
「VIRTUAL SHIZUOKA」富士山南東部・伊豆東部エリアのデータ公開
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha20.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/02c1ee8264a1b658492585420007c620
G空間情報センター 富士山南東部・伊豆東部 点群データ
* ワークショップの説明で使用する点群データ
河津七滝ループ橋:[08OF4060](ファイルサイズ大きいです) (https://gic-shizuoka.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/2020/LP/00/08OF4060.zip )
韮山反射炉:[08NF5045](ファイルサイズ大きいです)(https://gic-shizuoka.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/2020/LP/00/08NF5045.zip )
対象者、想定(要求)レベル:
点群を触ったことが無い方
Python初心者
お申し込み
以下のフォームより、お申し込み下さい。締め切りは、10月29日までとさせて頂きます。
https://forms.gle/bNt2kUv6TEssJBcq7
お問い合わせ
地理情報システムFOSS4G 分科会のグループ(https://groups.google.com/g/gisa-foss4g?hl=ja&pli=1)もしくは、上記の申し込みフォームからお問い合わせ下さい。