2016 -近畿3支部合同例会(2016)-
<オンライン教材,教学IRと大学図書館>
日 時: 3月21日(月・祝) 13:00~ (12:30受付開始)
会 場: 弁天町ORC200生涯学習センター 第2研修室
オーク200ビル内2番街7階
JR環状線,地下鉄中央線「弁天町」駅 徒歩5分
http://www.kyoiku-shinko.jp/orc200/access/
講 師・演 題:
船守美穂氏 (東京大学 教育企画室)
「オンライン教材の動向と大学図書館の役割―米国の事例を中心として」
星野聡孝氏 (大阪府立大学 高等教育推進機構)
「大阪府立大学における、学びの可視化の取り組み」
小松泰信氏 (大阪女学院大学 ラーニング・ソリューションセンター)
「デジタル化された全学情報リテラシー教育の現在〜学習情報の蓄積と共有を通じて〜」
パネルディスカッション有
参加費: 無料 大図研非会員の方もご参加いただけます
申 込: 参加人数把握のために、下記ページより事前申込をお願いします(締切:3月18日(金))
当日参加も可能ですが、準備の都合上、なるべく事前にお願いいたします
例会終了後,講師の方を交えて懇親会を行う予定です
(3,000~4,000円程度)。
【趣旨】
MOOCsをはじめとしたオンライン教材は,時間や場所にとらわれず学習者の学ぶ機会を増
やし,かつ講義(主催)者と学習者,あるいは学習者同志の容易なつながりをもたらしました。
個々の大学での教育活動に目を転じると,様々なデータから個々の大学を客観的に捉え,
運営方針に活かそうとするIR(Institutional Research)の中で,学習者の学びの過程に特化
した「教学IR」への取組が盛んになりつつあります。
一方で大学図書館では,従来の情報リテラシー教育支援に加えてラーニング・コモンズ等
の場などを設け,教員との連携も試みつつ学習者の自発的な学習やいわゆる「アクティブ・
ラーニング」を積極的に支援するようになってきました。
IRは大学の質保障の文脈から注目されており,様々なデータに基づきながらいかに学びの
過程を可視化するかが重視されています。データという点に注目するとオンライン教材と教学
IRは親和性が高いと考えられます。
大学図書館は従来,自発的な学習・研究の場として機能してきたはずですが,学習のスタ
イルや場所の広がり,そこで行われる多様な学習活動の可視化への取組に対し,どのよう
に関わることができるのでしょうか。
この例会では,高等教育におけるオンライン教材の現状,教学IRの実践事例,大学におけ
る情報リテラシー教育事例についてそれぞれご報告いただき,広い視野に立っての大学教
育の全体像を知り,大学図書館の役割について考える機会になればと思います。
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