ご挨拶
暑さの最も厳しい季節の中、皆様方におかれてはご健勝にてご活躍のことと拝察致します。
NPO法人ちゅうごく環境ネット(以下当法人と書く)では、当法人含む関係者各位とのコミュニケーションを大切に考え、実施事業も拡大していく中でホームページを活用することの重要性を考慮して、此の度びホームページをリニューアルすることと致しました。今後においての当法人のホームページへのご訪問とご活用の程、何卒宜しくお願い致します。
まずは、現在のNPO法人に至った過程をご理解頂くことは大変重要として説明させて頂きます。
第1回の会合が2003年8月30日(土)環境省中国地区環境対策調査官事務所で行われたのが始まりです。環境省では、環境カウンセラー等を中心に環境保全事業に携わる皆様に呼びかけて、環境情報拠点整備検討会(略称CREIC整備検討会)として環境対策調査官事務所で合計15回の会合が行われています。CREIC整備検討会では、第4回目となる2003年11月の時点より3つの分科会に分かれ、半数以上が事業者部会に所属することとなりました。事業者部会は当法人の現副理事長がリーダーとなり、取りまとめに奔走し、2004年3月にはNPO法人化会議へと発展、5月には法人化総会を開催し、当法人の誕生なりました。9月には法人として正式な登記、10月には環境省と補佐・支援業務に関して契約が成立、更に引続き2005年1月に全国初となる中国環境パートナーシップオフィス(通称EPOちゅうごく)を開設、環境省事業に関する受託団体となりました。
環境パートナーシップオフィスは当法人を皮切りに、大阪地区が翌日、更に約1年の間に全国で合計8カ所設立されました。以上の経過でお分かりのように、当法人は環境省の方針に基づき設立された団体であり、発足時の最盛期には60人の会員を擁したことが記録に残っています。その後、第1期及び第2期は受託団体として活動、第3期は他団体の運営するところとなりましたが、丁度約2年前に第4期の受託団体としての企画競争に幸いにも打ち勝つことで受託団体に復帰、第4期を運営し現在2年目を迎え活動中であります。
第3期で受託団体を逃したことに関しては反省点も多く、特に事業がEPO事業に偏ったことはバランスを欠く運営となり大いに反省すべきところであり、現在は「概要」の項に記載の通り二つの事業(バイオ温水事業及び環境教育事業)について、会員ともども関係者の皆様と活動に傾注しております。これらの事業に関しては、今後本ホームページで詳細を報告させて頂く所存です。
今後のことでのお知らせとしまして、最初に手掛けましたバイオ温水事業(正式名称:未利用木質(間伐材)を有効利用した『農村型バイオ温水利用システム』の開発及び里山・里地地域との連携・協働による取り組み活動)を軸として、広島県産業会館で11月27日、28日開催のエコ・イノベーションメッセへ出展することと致しました。詳細は後日の本ホームページにおいてお知らせする予定であります。最後となりましたが、今後とも本ホームページをご高覧賜り、ご活用頂くことを祈念してご挨拶の結びと致します。
以上