第23回世界スカウトジャンボリー ①

7/30

やっと、30日の予定になりました。

その日の朝の7時20分に福山駅の北口改札口に集合した高校生男女5人を、フランス語講師の天野キミさんが引率して7時33分発の新幹線で新山口駅に向かいます。

ちなみに、天野さんはフランスに留学後、パリの日本大使館に数年間勤務の経験もあり、つい最近まで東京のカナダ、ケベック州政府在日事務所で教育、文化、広報担当官として20数年間勤務された方です。

8時30分頃新山口駅で待ち構える私と合流して、前の日は使用済みペットボトルで満たされていたワゴン車に高校生(女子3人、男子2人 3校)たちは乗り込み、会場のきららドームに向かいます。

9時頃にきらら浜到着、かなり離れた駐車場から歩いてきららドームへ向かいます。

イベントの開始は10時から

高校生たちは、ブースで待ち構えるのではなく、ロケットを持って、6人組のスカウトに声をかけます。

「ハロー ボンジュールサバ」

そこで、はじめて、福山の高校生の心のなかに、世界のスカウトたちに伝えたい気持ちが浮かんでくるはずです。

そのときは、身ぶり手振りでしのぎますが、次の指導する相手にたいしてはその気持ちを言葉で伝えたいとおもってくれるはずです。

その、自らの気持ちを相手に伝えるために、フランス語や英語を学びたいと~自ら彼らが望み行動することが、今回の「環境教育スタッフ養成講座」の目的です。

そのために、彼らの側に天野さんという一流のフランス語指導者にいてもらいます。

英語の指導者の一瀬さとみさんは、会場にはいないのでスマホで高校生とつながり、求めがあれば支援します。

ロケットの打ち上げは周りの目を引きながらカウントダウンの合図で行われます。

トゥワー ドゥ アン アレーという高校生のお腹から出る掛け声と共に、ロケットはきららドームを背景に青空に向かって水しぶきを若者たちに浴びせながらうち上がっていきます。

イベントは、17時までとされていますが、福山への移動の関係で、16時頃には終わります。

1日は、3人の高校生(皆同じ高校の女子)と、環境NPOメンバー2人(そのうちひとりが私です)が、ロケット指導をします。

3日は、男子4人女子1人の高校生、高校の英語の教師1人、地域教育に取り組む方、そして私が指導します。

この写真は、ロケット教室に呼び込むトレーニング中の様子です。

けっこう、とおりがかりのひとはニヒルです。それにもくじけず笑顔でロケットに一所懸命誘っている姿を、手前の小さな女の子はしっかりみていました。

一ノ瀬