2022年度

2022年度(令和4年度)事業報告

(1) 特定非営利活動に係る事業

事業名:環境教育スタッフ育成事業

【概要】

高校生,大学生等の青少年を対象にした環境保全講座(ESD)を実施する,特に人材育成を目標とし,将来的には国内外において自らが環境保全活動の企画・実施をし,リーダーやトップランナーとして活躍できる若手を育てる。

 

【令和4年度事業内容】

昨年度と同じ「メダカの宿」(福山市赤坂町早戸を環境教育の拠点として捉え,国際的に活躍できる人を育成するための環境に関する外国語講座の開設・講座を開催する予定であったが,実施を中止した。

 

 

 

事業名:まえうみサイエンスミーティング「まちづくり談話会」

【概要】

「まえうみ(前海)」について,研究者,漁業者,観察会運営者,スポーツで楽しんでいる人など様々な方々に「海」「里山」の話題提供をしてもらい,「まちづくり」「まえうみ」について情報共有する談話会を実施した。一般的に言われる「サイエンスカフェ」と同様のスタンスで行う,市民参加型ESD事業。

 

【令和4年度事業内容】

佐賀県有明海において「鹿島市干潟交流館」と協働しながら実施した。

なお,本年度は情報共有,および技術アドバイスのみで,イベント等は実施しなかった。

 

 

 

事業名:市民観測開発プロジェクト

【概要】

自然を観察する「道具,ロボット」を開発し,それらの道具を使って,身の回りの自然の変化を調べたり,新しい自然の魅力を発見したりするプロジェクト。市民,技術者,研究者の協働体制を構築し,持続的な自然のモニタリング方法を提案する。具体的には

①開発者の話を聞くサイエンスカフェ,②道具を作成するワークショップor倶楽部,③自然観察モニタリング(道具を使ってみる),といった,勉強会,談話会,市民調査で構成する。

 

【令和4年度事業報告】

機器開発のみ実施した。M5stack等を利用したモニタリング・教育マニュアルを作成した。

 

 

 

・事業名:里地・里山における地域づくり事業(害獣(イノシシ)駆除活動)

【概要】

里地・里山におけるまちづくりとして,地域の課題解決に住民と共に取り組む。住まいの周りや公園等に害獣(イノシシ)が出没により,自然環境が荒らされ,安心・安全生活も脅かされている。環境保全や害獣(イノシシ)駆除支援活動に協働した地域づくりを実施した。(市民参加型ESD事業)。

 

【令和4年度事業報告】

福山市南陽台自治会,福山市神辺町中条地区では,ここ20年で害獣(イノシシ)の出没が増大しており,地域,行政(福山市)との連携により『箱わな』を設置した。それに伴う定期的な実態調査や環境整備(草刈り作業)を実施した。

地域住民からは,感謝の意をたくさんいただきました。今後も地域住民との連携を強化していく予定である。

日  時:令和4年 5月3日~ 現在に至る。

場  所:福山市南陽台地域 公園等,福山市神辺町中条(旧妹尾宅地内)

参加者 :池原,小林,小曳,福山市狩猟協議会会長(神辺地区担当),南陽台自治会倉本会長,福山市会議員 野村氏等。
延べ定期的活動を2回/毎月実施。  

   

*新開発による,新興住宅街であり隣接した森林等の境界付近を伐採作業中心に対応を行った。日中より頻繁に住宅地内,公園等に“イノシシ”が出没する。が没している

・事業名:地域・会員間交流(新型コロナウイルス緊急事業,共通事業)

【概要】

当法人の会員同士のつながりをつくる活動を行う。

 

【令和4年度事業報告】

①会員研修

令和4年度循環型社会形成推進機能強化事業『エコビジネス振興のための人材育成講座』(5月~翌年2月まで 8回シリーズ)

 テーマは,廃棄物から地球環境保護にかかわる諸課題解決のための方策やこれからの取り組みについてともに研修した。中国5県の企業や大学,研究機関関係者が集った。

主催:NPO法人広島循環型社会推進機構。共催:広島県。

参加者は池原・金尾・後藤・中川・馬場が受講した。開催場所は広島市内ホテル及び広島県立情報プラザ等で開催された。

②組織啓発

第2710地区 国際ロータリクラブ(赤坂ロータリークラブ)にて,テーマが『地域における環境保全活動について』NPO法人ちゅうごく環境ネットの活動概要や今後の連携について卓話した。池原理事長。

日時:令和5年2月14日(火)

場所:一心グループビル 会議室にて

(2) その他の事業

なし