ルアの語順

私:ところで、ルアはどんな語順で話せばいいのでしょうか?

スナさん:ルアの語順は、基本的に主語-述語-目的語という語順です。

私:目的語とはなんでしょうか?

スナさん:目的語は、日本語でいうと「~を」に当たる語と考えればあらかた大丈夫です。主語が最初にくるところは日本語と同じですが、目的語は述語の後にきます。練習をしてみましょう。

スナさん:果実=jul、食べる=lvang、suu=私

スナさん:今言った単語で、「私は果実を食べる」という文を作ってみてください。

私:えーっと、「Suu lvang jul」?

スナさん:正解!よくできました。

スナさん:説明を加える語(修飾語など)は日本語と同じく基本的に説明を加えられる語(被修飾語)の前にきます。

スナさん:練習をしてみましょう。

スナさん:「赤い」は「maa」といいます。さっき覚えた文と組み合わせて、「私は赤い果実を食べる」と言ってみてください。

私:「Suu lvang maa jul」

スナさん:その通りです。ちなみに、「nu」という語を使えば、「一時的に赤い果実(ペンキで塗られたなど)」、あるいは「赤く見える果実(主観的にみて)」といった意味になります。(例:maa nu jul=一時的に赤い果実)

スナさん:また、修飾語を被修飾語の後に置くこともできます。この場合、「ra」という語を使います。(例:jul ra maa=赤い果実)