こえ(スカウト・指導者・保護者)
【スカウトの声】
ビーバースカウト
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全部楽しい!
楽しくって楽しくって仕方がな~い!
宝探し♪とか色々なこと、いっぱいいっぱい遊びた~い!
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虫網もって、虫探検に行きたーい♪
コマ大会したーい!!
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お店屋さん!やってみた~い
老人ホームや養護学校で友だちつくりたい♪
レスキュー隊、海上保安船かっこいい!見学に行ってみたいな~!!
カブスカウト
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紺色のカブ隊の制服を着たとき「あ~ぼくは、ビーバー隊ではなくなったんだ~」と思いました。
ぼくは、カブ隊になってビーバー隊のときにはできなかったことに挑戦したいです。
例えば、山登りで頂上をめざして最後まで登りたい。夏キャンプの登山のとき、
途中でビーバー隊は下りてきたけれど、カブ隊のみんなは頂上をめざしました。ぼくも本当は一緒に登りたかったです。
チャレンジ章にもカブ隊になれば挑戦できるのが楽しみです。
家ではケンカしちゃうお兄ちゃんだけど、一緒にカブ隊で活動するときは仲良く協力していきたいと思います。
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私は兄がいるので、ビーバー隊になる前の見習いから、ボーイスカウトに来ていました。
今はカブ隊です。
活動の中では、夏キャンプ、スキーキャンプ、春キャンプが好きです。
なぜかというと、みんなでとまって、夜ねるまでずっと一緒に遊べるからです。
おにごっこで遊ぶ時も女の子だからと言って仲間外れにはしません。
困ったときはみんなで助け合うし、いつも一緒に行動します。
夏キャンプはいろいろなものを作ったりして、自由研究の宿題が終わるのでありがたいです。
夕飯を作ったりするのも楽しいです。
スキーキャンプは最後に検定をします。どんどん級を上げていくという目標があります。
春キャンプはテントに泊まって、ご飯を作って食べます。寝るときには怖い話をしてもりあがります。
遅くまでおきているときもあります。
ボーイスカウトはとっても楽しいです。
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僕は小学校1年生の時にボーイスカウトに入りました。
最初は知らない人たちがたくさんで困っていましたが、年上のボーイやカブスカウトの人達が楽しく遊んでくれて
すぐにボーイスカウトが好きになりました。
ボーイスカウトに入ってよかったなぁと思うことは、いつも通っている小学校以外の友達がたくさんできたことです。
ボーイスカウトでできた友達は、キャンプで同じ部屋で寝ているためか友達というより親友です。
最近の活動で一番心に残っていることは、夏キャンプです。山登りをしたり川で遊んだり、
ボーイスカウトのことを勉強したり、とても楽しかったです。
これから、スキーキャンプ、餅つきなどいろいろなことが楽しみで楽しみで待っていられません。
早くその日になってほしいです。
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カブスカウトでは、カブのみんなといっしょにいろいろな事ができてとても楽しいです
女の子は少ないけど、男の子は優しくて仲がいいし、女性リーダーが多いので安心です。
キャンプでカレーやフルーツポンチを作ったり、テントでみんなと泊まったりするのはとても楽しいです。
他にもペットボトルの工作や、カブラリー、スケート、楽しい事はたくさんあります。
でも、登山では急な所が怖いので、もっと上手に上り下りできるようにがんばりたいです。
ボーイスカウト
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僕は、お父さんに薦められてカブスカウトから練馬3団に入団しました。
入ってよかったことは、ロープの結び方をたくさん覚えたことやキャンプで野菜を上手に切れるようになったことです。
年に2回のキャンプが楽しみです。特に冬のスキーキャンプが好きです。
僕は幼稚園からスキーを始めてスキーが大好きになりました。
夏キャンプでは、今まで建物の中で寝泊まりしていましたが、これからはボーイスカウトになったのでテントでの寝泊まりとなります。
少し心配ですが、楽しみでもあります。
これからは、カブスカウトからボーイスカウトになったので頑張っていきたいと思います。
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僕の入隊のきっかけは、以前に弟と一緒に参加したデイキャンプがとても楽しかったからです。
初のチャレンジは、武甲山登山でした。登山の経験もなく、体力にも自信がなかった僕が、隊長や先輩の方々に励まされながら、
頂上まで登りきることができました。山頂から見る初めての景色は、とても美しく感動しました。
また、夏キャンプでも貴重な体験をすることができました。
これからもスカウト活動を通じて色々な経験をしたいです。
ベンチャースカウト
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私は、9日間の第15回日本ジャンボリー(15NJ)に参加しました。
15NJは日本中から約2万人のボーイ隊が集まってキャンプをするイベントでした。
春から集会などの準備を始めて、猛暑のなか班長としてキャンプに参加しました。
そこで、いろいろ得たものがあります。その中でも、地元練馬区、そして岡山、広島に友人を得ることが出来たことが、私の中では嬉しかったです。
ベンチャー隊に上進した今、遠くの仲間とキャンプを計画して交流を深めたいと思っています。
上級班長として次のジャンボリーに、そして世界ジャンボリーに参加して、また友情の輪を広げていきたいと思っています!
ボーイスカウトは私の世界をどんどん広げてくれます!感謝です!
【指導者の声】
ローバースカウト(兼 カブ隊副長)
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私がボーイスカウトに入団したのは小学校1年生の時、今から15年ほど前のことです。
そのころ何も知らなかった私は、自分が小さい頃ボーイスカウトに入りたかったという父に連れられ、練馬第3団に見学に来ました。
そこには自分たちと同い年くらいの人から大学生くらいの人まで様々な年齢層の人いて、
それまで同じ年の友達としか遊んだりしゃべったりしたことのない私にとって、それはとても新鮮なものでした。
やがて練馬第3団に入団した私は、2年間ビーバー隊として活動することになります。
ただ、活動といっても、この頃はカブ隊やボーイ隊のお兄さんたちに面倒を見てもらいながら遊ぶことがメインでした。
ところが、カブ隊になると普段の活動がかなり本格的になってきます。キャンプでの食事はすべて自炊になります。
また、カブ隊になると班としてやるべきことをしっかりやらなくてはならなくなるので、班の中でのまとまりが非常に大切になります。
そして、班の中には必ず班長がいて、班長が中心に班をまとめていくことになります。
今まで面倒をみてもらうだけの立場から面倒をみる立場への移行期ということもあり、責任感というものもこの頃から徐々に感じ始めるようになります。
しかし、活動が本格的になると同時に、活動が楽しくなるのもこの時期です。
テントの居心地の良さ、食事の質など、すべてが自分たち次第のキャンプを、自分たちの力で乗り切ったときの達成感はビーバー隊の頃には味わえないものです。
そしてボーイ隊になるとカブ隊の頃より、さらに質の高いことができるようになります。
キャンプの時に使うテントはより難易度の高いものに、ナイトハイクの距離は20kmが50kmになります。
小5の時に50km歩いたという自信は今になっても私の中に残っています。また、憧れていたボーイ隊の制服を着ることができたときの喜びも忘れられません。
この後ベンチャー隊、ローバー隊と進んでいくと、今までの活動に加えて、指導者としての役割も負うことになります。
当然ボーイ隊の頃に比べると出来ることは格段に増え、自分たちの計画でいろいろと進めることができるようになります。
八丈島でのキャンプや、雪中キャンプなどがそうです。
今、私はローバー隊として練馬第3団に顔を出しますが、そのときいつも思い出すのは自分が先輩やリーダーにお世話になっていた頃のことです。
今では自分がその先輩やリーダーとして見られているということを自覚させられます。だからこそ、しっかりしたスカウトにならなくてはならないと思っています。
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ボーイスカウトが私に与えてくれたもの、それは耐える事です。耐える事、あまりよい響きはしませんが、
スカウトの後、いまリーダーとしてボーイスカウトに携わっている身として、未だなお実感し、また感謝もしていることです。
スカウト活動の中で、もっともそれを必要としたのは50kmハイクです。50kmハイクとは文字通りの距離を歩く事です。
小学5年の秋にボーイ隊に上がるとその冬にスカウトはこのイベントに参加することになります。
50kmそれはとても長い距離ですが、歩けない距離ではありません。なにより必要なのは根気です。とりあえず脚を前に出して進み、進み続ける。
そもそもこのイベントは阪神大震災のような大災害のときの為に長く歩く事に慣れておこう、という行事です。
しかし、歩いている最中にそういったことは頭に入ってきません。頭に入ってくるのは、どうしてこんなことをしなくてはならないのだろうということです。
理不尽にさえ感じます。
しかし、それを考えないようにし、無心になって歩く。終了後の達成感は並のものではありません。
根性論ではありませんが、これだけのことができたのだから他にできないことはないと思いさえもします。
その後のボーイスカウト以外の活動でも、心なしか耐える事に上手になったような気がして、スカウト活動によるものなのかな、と感じる事があります。
もちろんボーイスカウトは耐える事だけを身につける場所ではありません。
ただ、私がボーイスカウト活動を通じて一番自分の身のためになったことはなんだろうと考えたときに出てくる事であり、もちろん楽しい事もあります。
当たり前のように同年代の子と戯れ、思い出もたくさんできました。
ただ、ボーイスカウト活動をただのお遊びで終わらせるのではなく、それに付け加えなにか後々自分の為になるようなことを感じ取っていって欲しい。
それが、いまリーダーの立場となってスカウトに望む事です。
ビーバー隊 隊長
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ボーイスカウト活動に関わるようになり、見学の保護者の方から
「うちの子は外で遊ぶのは大好きですが、じっとしていられなくて・・・」
「とてもおとなしくて、なかなかみんなの輪に入っていけなくて・・・」
「それでもボーイスカウト活動は、やっていけますか?」と、質問をされることがあります。
その時私が「大丈夫ですよ。」とお答えするのは、次のような理由があるからです。
◇ビーバー隊(年長~小2)のやくそくは『みんなとなかよくする』とあります。
元気いっぱいの子やおとなしい子がいる中で、体を使って遊んだりみんなと協力して活動する中から、みんなとなかよくする楽しさが、わかるようになります。
そこには自分の個性や他人の良いところを認める基礎が、活動を通して自然と育まれるのだと思います。
◇カブ隊(小2~5)は『自分のことは自分でします』『たがいに助け合います』とさだめられます。野外でキャンプをすると・・・
普段は家の人にやってもらっていることでも、自分でやらなくてはなりません。
また仲間と協力しなければ、楽しいキャンプには到底なりません。でも失敗してもそこから学ぶことはたくさんありますし、
次はこうしよう!こうしたい!と工夫もできるようになります。
◇ボーイ隊(小5~中3)以降は、自分のことのみならず、さらにまわりの人々(社会)や自然に感謝し、『他の人々を助けます』というちかいが加わります。
つまりどの過程においても、自己を認め、他人の個性を受け入れ、人間として成長していくことができる様々な体験がボーイスカウト活動にはあるからなのです。
ビーバー隊 副長
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私はビーバースカウトの副長をしていますが、先日はカブスカウトに付き添い、ナイトハイクに参加させて頂きました。
練馬高野台~井の頭公園~三鷹~石神井公園~富士見台の約22キロを歩きました。
小学校二年生から四年生の子達がこの距離を完歩することは大変な事です。
しかし、全員脱落せず、みんなで励まし合いながら歩くことができました。
昨年は「もう歩けない」を連発していた子も、一年間で立派に成長し、がんばって完歩できました。
こうした成長を見ることができるのはリーダーとして本当に嬉しい事です。
カブ隊 隊長
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リーダーをさせていただいていて一番嬉しい事は、キャンプや集会の最中の楽しそうな顔を見る事や、
終わったあと「まだ帰りたくない」とか「またやりたい」などとスカウトが言ってくれる事です。
リーダー達は皆仕事をやりくりし、時間を作って打ち合わせをして準備を重ね、キャンプや集会を行っていますが、
スカウト達の楽しそうな顔を見ると疲れも忘れて、次は何をしよう?あれは?これは?と考えてしまいます。
次に嬉しい事は、スカウト達の成長が見られる事です。
出来なかった事が出来るようになったり、やんちゃだったスカウトが年下のスカウトを自然に面倒みていたり、お互いをいたわったり協力したり・・・
こんな風に、練馬第3団のスカウトは年齢に関係なく本当に仲が良いです。もちろん、リーダーも和気あいあいと活動に参加しています。
このような練馬第3団にご興味ある方は、ぜひ一度活動に参加してみてください。きっと、親子で成長出来ると思います。
カブ隊 副長
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私は約33年前ボーイスカウトへ入団し、学生までスカウト活動に取り組みました。
約20年経った今、息子が同じ練馬第3団のスカウトとなり、昨年から私も微力ながら活動のお手伝いをさせて頂いております。
当時訓練をした、キャンプ活動やロープ結び・手旗信号など、全てでは無いのですが、今でも体が覚えております。
昔と比べ人数は少なくなりましたが、今のスカウト達も一生懸命スカウト活動に取り組んでおります。
また活動を通じ、もっと周りから「スカウトはカッコいいな」と思われる練馬第3団になりたいと思っております。(心・中身も)
今、自分が大人になり、スカウトは子どもたちだけではなく、頑張ってサポートしているリーダー・団員・育成会など皆がスカウトだと実感しました。
今後も沢山の新しいスカウトが練馬第3団へ入団し、活動できたらとても素晴らしいと感じております。
ベンチャー隊 隊長
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ベンチャースカウトになって真(心)のボーイスカウト活動を知り、そして実践しよう!
ボーイスカウト活動はビーバー、カブ、ボーイ部門と各活動をしっかり身につける事が最重要となります。
中心的なボーイ部門では指導者より与えられた課題及び自主的課題をクリアし、心身ともに鍛えられ、各種技能や知識を身に付ける事が出来ます。
※ボーイ部門最大基本>班制度によるキャンプ生活
そして次はいよいよその身に付けたスカウティングを十二分に応用し、自発心から自主的な活動へ進んでいくことがベンチャー活動の特色になります。
よってベンチャー隊指導者はあくまでも相談役に回り、指示や技能的な指導はもはや必要としないレベルまでスカウトとして成長します。
昨今最も重要視されている自主性を、すでにこの時期から発揮できるようになるのです。
またスカウト仲間との活動により協調性を養い多くの人々の前で自ら心を開き自己アピール出来ることはすばらしいですよね…
すなわちベンチャースカウト活動とは、将来に向けての備えをスカウト自身が自己に叩きこむ活動部門なのです。
※最重要課題>奉仕の精神を養う『ちかいとおきての実践』
東日本大震災直後には、一人のメンバーの自発心により自主的に隊集会を開き、地震被災地への義援金募金活動をメンバーにて企画実施した事に対し、
隊指導者として大変感動した次第です。
また、毎月の定例隊集会でのメンバーは大変仲が良く皆いきいきとして活動を楽しんでいます。
【保護者の声】
◆
「活動中は自分のお子さんは団に任せて、他の子どもたちのことを気にかけてやってください」
入団時のリーダーからの言葉でした。
自分の子だけに目を向けるのではなく、みんなで子どもたちを育てていくという考えにとても共感できました。
親以外に本気で叱られたり、褒められたりする環境が少ない息子にとって、貴重な場だなと感じます。
同時に、毎日仕事と子育てに追われ余裕がない私にとっても、他人の子も愛情をもって大事に見守るという当たり前のことに
改めて気づかせて貰えたような気がします。
リーダーたちと年齢を超えた子どもたちが一緒に楽しく活動し、ときには厳しく指導され心身ともに健やかに成長していってくれることがとても楽しみです。
今は、お兄さん・お姉さんスカウトからやさしく面倒を見てもらっているビーバースカウトの息子も、
成長とともに同じように下の子の面倒を見るようになってほしいなと願っています。
虫好きで、外で駆け回るのが好きなやんちゃな息子も、インドアな私よりも
一緒に楽しんで丁寧に説明してくれるリーダーやスカウトたちと一緒にいるほうが何倍も楽しいようです。
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「成長したね!」
幼少時からの息子を知るリーダーや育成会仲間の言葉は心に染入ります。
息子がビーバー隊として入団したのは幼稚園年長の秋です。
最初は息子の「習い事」の一つと考えて始めたボーイスカウト活動でしたが、
今は息子にとってはもちろん、私にとっても貴重な存在になりました。
息子をわが子のように叱咤激励し、親とは少し違った目線で見守り育ててくださる、そんな仲間だから打ち明けられる悩みもあり、
アドバイスもすっと聞き入れられるのかなぁと感じています。
地方出身の私にとって、地域に相談をできる方々ができたことは何より心強く、多くの人に育ててもらっている喜びを感じます。
息子は活動から得られる経験のほかに、信頼できるリーダーや先輩、慕ってくれる後輩など、学年世代を超えた縦のつながりを得ることができました。
そして、将来は自らがリーダーとなってボーイスカウトにかかわりたいと言っています。
単なる「習い事」ではなく、一生付き合っていける「習い事」だったようです。
これからも親子共々、楽しみながらいろいろな事を学ばせてもらおうと思っています。
◆
息子がボーイスカウトに入ったのは、幼稚園年長の時です。一人っ子だったので、たくましく育ってほしいと思い入隊させました。
土砂降りの雨の中、二泊三日のボーイ隊初キャンプが終わった時は、あまりに過酷な体験にもうやめると泣きながら言ったこともありました。
また中1の時引っ越しをして、東京でボーイスカウトに入るかどうかずいぶん迷いましたが、結局キャンプの楽しさが忘れられず現在の練馬第3団に転団しました。
部活や、勉強との両立は大変でしたが、温かい指導者の皆さんのおかげで、日本ジャンボーリーに参加し、菊章を取らせていただくことができました。
親以外の大人に真剣に指導をしてもらうことができて、本当に息子は幸せだと思います。
◆
息子がボーイスカウトに入団したのは、小学校1年の夏です。
日常的に異年齢集団の中で育っていける環境を息子にもと考え、
あちらこちらさがし縦のつながりの中で、たくましく育っていける場としてボーイスカウトを選びました。
ビーバー・カブ・ボーイ・ベンチャーと育ってくる中で、家庭や学校ではとても体験させてあげられないような様々なチャレンジを体験し、
息子は小さい子や弱いものに優しく、真の強さを身につけた青年へと育ちつつあります。
リーダーが身を以て導いてくださる姿そのものを修得し、身につけていく活動の素晴らしさと
これからベンチャー・ローバーと、リーダーの補佐をさせていただきながら学べることの大きさにも期待しています。
そして、息子のボーイスカウト活動を通して出会った仲間(スカウト・リーダー・育成会の皆さん)は、
私達家族にとって“かけがえのない仲間”です。大切にしていきたいと思っています。