おはなしのたまて箱 スタッフからのメッセージ
ひろばのおはなしのたまて箱で、わらべ唄を歌うようになって10年余になります。
歌に合わせて楽しそうに身体を動かしたり楽器を鳴らす子ども達、鉄琴のやさしい音色にじっと聞き入っている障がいのあるMくん等々、子ども達の姿を見ていると、わらべ唄の持つ力ってすごいんだなあと思わされます。
長い年月をかけて歌い継がれて来たわらべ唄には、人間の優しさやたくましさ、人とつながる楽しさ、辛い事にも耐える心など、たくさんの心が豊かに織り込まれています。それが時代を超え、大人も子どもも、また障がいの有る無しなど関わりなく、聞く人の心に響くのではないでしょうか。
人間っていいなあ、そんな思いが湧いて来ます。そして、子どもの頃に聞いたわらべ唄は、きっと大人になっても心に残り、生きていく力になるように思うのです。
毎月1回の短い時間ですが、保護者の方々もどうぞ子ども達と一緒にわらべ唄を楽しんで下さい 。スタッフK・M