お知らせ



2017年1月31日(火)修士論文発表会

2017/01/26 18:11 に 京都大学動物生態学 が投稿

日時 1月31日 13時30分から
場所 京都大学理学研究科2号館218室

1 伊藤僚祐 
「ハゼ科ウキゴリ属における 視物質ロドプシンの分子進化パターン」

2 荒木 祥文
「オオセンチコガネの色彩型の移行帯に関する研究」
Studies on the transitional zone of color morphs in the Phelotrups auratus

2017年1月18日(水)山﨑 曜 君の博士学位論文公聴会

2017/01/10 19:29 に 京都大学動物生態学 が投稿

2017年1月18日(水)16:30〜17:30 
理学研究科2号館第2講義室
山﨑 曜 君の博士学位論文公聴会が開かれます。
ご来聴歓迎です。
Species diversification through parallel freshwater adaptation in Rhinogobius gobies
(ハゼ科ヨシノボリ属における平行的な淡水適応を通じた種多様化)

動物生態特別セミナー2016年8月12日(金)

2016/07/12 1:51 に 京都大学動物生態学 が投稿   [ 2016/07/12 1:57 に更新しました ]

生態研センター門脇浩明さんのご紹介で,ニュージーランドLandcare ResearchのRichard Leschenさんにセミナーをしていただきます.
多数の方々のご来聴をお待ちしております.

日時:2016年8月12日(金)午後4時〜
場所:理学部2号館315号室


Natural History and Evolution of Alpine Beetles of New Zealand

Richard AB Leschen
New Zealand Arthropod Collection, Auckland, New Zealand

Abstract:
Insect diversity above the timberline has, in general, been poorly documented in New Zealand and limited to certain taxonomic groups. What is known about alpine beetles is confined to secondary observations in ecological studies and information contained in taxonomic works documenting species and genera. Examination of material held in museum collections, specimens derived from survey work, and insights from naturalists, indicates an unexpected and little appreciated richness in beetle species in alpine areas with low vegetation and exposed, rocky environments. Almost every survey of microcoleoptera above the tree-line produces species new to science and not seen in collections. To summarise on-going phylogenetic, ecological, and survey work: 1) some species have a wide altitudinal range, while some lineages contain species that are range- and/or alpine-specific; 2) high altitude specialists may have lowland counterparts and may be older in age than alpine plants or, rarely, may be of ancient origin with sister taxa outside New Zealand; 3) morphological adaptations include darker colouration and the absence of hind wings.

紹介:Richard Leschenさんは、世界を代表する甲虫学者で、主にニュージーランドにおける昆虫の多様性と系統進化、分類学をご専門とされています。世界の甲虫のモノグラフを編集されているため、甲虫の分類・進化と自然史について何でもご存じです。インターネットで名前を検索するとギタリスト・シンガーソングライターとしての活動にも力をいれておられるため、そちらが上位にヒットしてしまいますが、甲虫の研究もアクティブに展開されています。

Web:http://www.landcareresearch.co.nz/about/people/staff-details?id=bGVzY2hlbnI=

動物生態ゲストセミナー3月17日!

2016/03/01 5:45 に 京都大学動物生態学 が投稿   [ 2016/03/05 4:04 に更新しました ]

 伊津野彩子さん,坂田ゆずさんをお迎えし,ゲストセミナーを開催いたします.すべての関心のある方のご来聴を歓迎いたします.

日時:2016年3月17日(木)16:00〜18:00

場所:理学部2号館315号室

ゲノムワイド解析に基づくハワイフトモモの環境適応における遺伝的基盤の解明

 伊津野彩子京都大学農学研究科 森林生物学研究室 D3)

  ハワイ諸島の固有樹種であるハワイフトモモ (フトモモ科) は、島内の多様な環境に生育し、優占樹種として生態系を構築する。環境の異なる集団間では樹高や葉形質に著しい種内変異が観察される。演者らは、一種内で生じた劇的な形態変化を伴う進化を理解するために、(1) 空間遺伝構造とその形成要因、(2) 環境適応の遺伝的基盤、(3) 過去の個体数変動を明らかにした。

 ハワイフトモモ種内の遺伝的変異をゲノムレベルで解明するために、まず、ハワイ島マウナロアに生育する1個体を対象に新規全ゲノム解読を行った。得られた配列を連結 (アセンブル) した結果、全長304 Mbpのゲノム配列が得られ、その中には39,305遺伝子と、ヘテロ接合塩基サイト847,078箇所が見出された。また、ヘテロ接合サイトの出現頻度に基づくコアレセントシミュレーションを行い、過去の有効集団サイズを推定したところ、本種は約400万年前にハワイ諸島に移入した際にボトルネックを受け、新島の造成にともなうニッチ拡大とともに個体群が成長し、その後に著しい個体群減少を経験したことが示唆された。

 また、ゲノム中の適応遺伝子座の候補探索と、空間遺伝構造に自然選択と遺伝子流動が及ぼす影響の検証を行った。ハワイ島マウナロア山麓の9集団72個体のSNPs遺伝子型から評価された全遺伝分散のうち、90%は集団内に保持されており、ゲノム全体では集団間の遺伝的分化は低いことが示された。集団間遺伝分散 (10%) は、標高および土壌堆積年数に沿った遺伝的分化で説明された。また、1.6%SNPsは、中立進化から外れたアウトライヤー遺伝子座としての集団間分化パターンを示し、適応的遺伝子座の候補である可能性が示唆された。空間遺伝構造の形成要因を一般化線形混合モデルを用いて検証したところ、全SNPsとアウトライヤーSNPsにおける集団間分化はそれぞれ、地理的隔離と環境による隔離により説明された。従って本種では、集団間の地理的障壁がないために大きな遺伝子流動が維持され、ゲノム全体の集団間分化は小さい一方、集団ごとに異なる自然選択が強く働くため、適応的形質に関連する一部の遺伝子座において大きな集団間分化が生じていることが明らかになった。

外来植物セイタカアワダチソウの抵抗性の時間的な動態:原産地と侵入地における植物—植食者相互作用の地理的変異

坂田ゆず(京都大学生態学研究センター 大串研究室 D3

 生物間の相互作用は環境要因の地理的な違いに応じて変化するため、生物の形質に対して同種の集団間でも異なる選択圧が働き、多様な形質が進化する。外来生物は、侵入の歴史が分かっていることが多いため、形質の進化を追跡できる理想的な材料である。本研究では、北米から日本に100年前に侵入し、全国に分布しているセイタカアワダチソウ(以下セイタカ)と、北米から日本に15年前に侵入し、セイタカに重度な食害をもたらしているアワダチソウグンバイ(以下グンバイ)を材料に用いた。セイタカのグンバイへの抵抗性の進化の時間的な動態と、抵抗性の変異を生み出すグンバイの密度を決める環境要因を明らかにするために、日米での野外調査や相互移植実験を行った。日米におけるグンバイの密度とセイタカの抵抗性の地理的変異、および日米間のグンバイの密度を決める要因について分かったことについて議論したい。

2016.2.2(火)修士論文公聴会 来聴歓迎!

2016/01/26 0:43 に 京都大学動物生態学 が投稿

13:30より,理学部2号館218号室で,今年度の修士論文公聴会を開催します.関心のある方はぜひご来聴ください.

13:30〜14:30 古田貴士「マイマイカブリの生活史」

14:40〜15:40 遠藤千晴「琵琶湖水系におけるコイ科魚類カマツカの形態的多様性とニッチ利用の関係」

15:50〜14:50 山下純平「人工消化法を用いた水生昆虫におけるハリガネムシ類の感染の観察」

2016.1.18(月)博士論文発表会

2016/01/11 8:26 に 京都大学動物生態学 が投稿

博士後期課程 田畑諒一君の学位論文の審査会・発表会が行われます.
論文題目: The origin, history and mitogenome evolution of fishes in Lake Biwa(琵琶湖産魚類の起源、歴史とミトゲノム進化
発表会は公開です.ご来聴を歓迎いたします.
日時:1月18日(月)午後3時〜4時
場所:理学部2号館 1階第3講義室

2015.4.28 (火)ゲストセミナー:Ladislav Bocak「ベニボタルの擬態」

2015/04/22 19:26 に 京都大学動物生態学 が投稿

4月21日に来日されたチェコ,パラツキー大学のLadislav Bocak教授にベニボタルの擬態に関するお話しをしていただきます.
いつものように,午後1時半から,理学部2号館218セミナー室.来聴歓迎!

Evolution of the adaptive sex-linked color polymorphism rejects the co-evolutionary character of Müllerian mimicry

Abstract
Mullerian mimicry are presented since Mueller (1879) as an example of coevolution of a common aposematic pattern by two or more unprofitable preys. We studied a phylogeny of Dilophotes net-winged beetles (Lycidae) in Sumatra and reconstructed their dispersal history. The results show that advergence to local patterns is the predominant mechanism of evolution of warning patterns in Dilophotes and then evolution of warning patterns of these unprofitable beetles resemble in principal aspects the model of Batesian, not Muellerian mimicry. As a consequence, polymorphism is widespread among these Muellerian mimics. Additionally, evolutionary constrains are predicted by phylogenetically structured presence of bi-colored forms and by the observed unique sexually linked polymorphism. The Dilophotes males and females follow different models which resemble more closely their body sizes, but the sexes differ in perfectness of resemblance. Besides polymorphism in Muellerian mimics the origin of new mimetic patterns is discussed in observed multi-pattern environment.

2015.4.18(土)大学院入試説明会(終了しました:大学院入学志望者は直接動物生態学教員にコンタクトしてください)

2015/04/09 22:26 に 京都大学動物生態学 が投稿   [ 2015/04/22 19:29 に更新しました ]

動物生態学研究室が所属する,京都大学大学院理学研究科生物科学専攻の大学院入試説明会が開催されます.会場は理学部6号館.午前の部は10時半から.動物学系の入試ガイダンスは午後1時半からあります.当研究室に興味のあるかたは,動物学系の入試ガイダンスに参加してください.

2015.2.17(火)動物生態ゲストセミナー 鈴木芳人氏

2015/02/02 19:45 に 京都大学動物生態学 が投稿   [ 2015/02/02 19:47 に更新しました ]

眼前で進行している小進化の難題:殺虫剤抵抗性にどう対処するか
鈴木芳人(元農研機構・中央農業総合研究センター)

要旨:農薬は人や環境の安全を脅かす悪の権化としてマスコミに扱われてきた。DDTなど残留性や毒性に問題ある殺虫剤が使用禁止となってからすでに40年以上が経過し、今日では農薬の安全基準は厳格さを極めている。もちろん完全に無害とはいえないけれども、殺虫剤が農産物の安定生産に大きな役割を果たしていることは疑問の余地がない。その殺虫剤の持続的利用が危機に瀕している。最大の原因は薬剤抵抗性の発達である。抵抗性害虫の出現はこれまで何度も繰り返されたが、従来は新系統の殺虫剤開発で対処できた。ところが、登録薬剤の失効と新剤開発コストの増大のために、使える殺虫剤が次第に限られている。抵抗性発達は避けられないとしても、どうしたら発達速度を抑制できるだろうか。セミナーではその原理と現実的対策について、検討結果を紹介したい。抵抗性管理に関する常識には嘘が多い。たとえば、強い選択圧をかければ抵抗性発達が速まると広く信じられている。しかし、単純なメタ個体群構造を導入するだけで、結果は逆転する。総合的害虫管理によって殺虫剤の使用回数を減らすことが推奨されてきたけれども、これも抵抗性を促進するケースがある。さらに抵抗性発達速度には、これまで注目されてこなかった害虫の配偶システムが著しい影響を与えることが明らかになっている。まずは殺虫剤に関する思い込みから自由になって、この現実問題をともに考えていただけることを期待したい。

鈴木さんは一時期京大に所属され,その後は応用昆虫学分野で仕事をされた後,現在は京都市に住まわれています.研究歴もご紹介いただきながら,応用に直結した進化生態学の話題を提供していただきます.来聴歓迎!

2015.2.10(火)動物生態 卒業論文発表会

2015/02/02 19:35 に 京都大学動物生態学 が投稿   [ 2015/02/05 16:02 に更新しました ]

午後1時半より 理学部2号館 218号室にて開催 来聴歓迎!

1 伊藤僚祐 13:3014:00 琵琶湖固有魚種におけるロドプシン遺伝子の進化パターンと適応

2 村井翔一 14:0014:30 マイマイカブリにおける翅鞘端の形状と体色の地理的変異について

3 荒木祥文 14:3015:00 オオセンチコガネの色彩型の移行帯に関する研究

4 山方政紀 15:2015:50 造網性クモ群集に対する植物構造の効果

5 山岸栄大 15:5016:20 ハワイ諸島のナンヨウエンマコオロギ個体群における求愛歌の喪失


1-10 of 25