成和建設には、個性豊かな社員がたくさんいます。仕事のことや趣味のことなど、それぞれのこだわりについて聞いてみましょう。
若い頃は車屋で働いたり、コンクリート屋でベンチとか義木とか作っていたこともあるから、ものづくりは結構得意なんだよ。
整備のところには、社内のありとあらゆる重機や機械が回ってくるからメンテナンスや修理で大忙しで、参っちゃうよね。
だけど、これまで培ってきた腕があるから、基本的に直せないものも、作れないものも、ほとんどないんだ。
どうしても手に負えないものだけは外注するけど、だいたいは自分で直しちゃうね。
大原 博文さん
営農部は160町歩の水田と畑をやっているんだけど、特に大変なのは苗づくり。
面積がとにかく広大だから、3万3000枚も苗を準備しなきゃならないし、田植えの順番に合わせて成長するスピードも計算して育てないとならない。
3月半ばの種まきの準備から始まって田植えが終わるまで、2ヶ月くらいはつきっきりだね。
農業は、天候も条件も毎年違うからとても難しい。いい結果が出せるように、一つひとつを疎かにしないでやることが大事だね。
冨手 政喜さん
平日は仕事三昧ですが、休みの日には毎週海釣りへ。かれこれ、20数年はやってますかね。
県内はもちろん、東北のあちこちの海に出かけては、船で6時間くらい釣りを楽しむんです。好きなことだから、多少しんどくても寝不足でも全然平気。
一番印象に残っている釣果といえば、日本海で釣り上げた1メートルもの巨大なブリかな。全く釣れない日もあるけど、たまにスゴい大物が釣れるから、やめられない。
仕事もこれくらい熱心にやらないと(笑)。
及川 利彦さん
重機オペレーターになって35年、この道一筋。解体ってね、建物の種類や構造、土地の形状や周りの状況など、現場の条件でやり方が変わるんだ。
だから下見に行って、頭の中でシミュレーションしながら段取りをするのが大切。
いろんな重機を使うんだけど、自在に操れるようになるには、経験と技術が必要だし、操作の勘所というかセンスも大事。2000件以上の解体をしてきたけど、一つとして同じ現場はない。
だからおもしろいし、奥が深いね。
松田 耕平さん
北海道出身なんだけど、ずっと土木・建設の仕事に携わってきたんだ。そのせいか、必要な道具類や機械はマルチに使いこなせるようになったね。
技能係は道路の維持が担当で、メンバー全員が優秀だから一人親方みたいなもん。お互いの仕事を信頼しているから、安全第一に丁寧な仕事をするようにしているよ。
昔は海釣りが好きでよく青森や三陸に出かけていたけど、今はもっぱらビデオ鑑賞が趣味。アニメ作品が好きで、恋愛ものも観てるかな。
佐々木 泰宏さん
休日は、小さい頃から親父に教えられた将棋を楽しむことが多いね。好きな棋士は、羽生善治とか藤井翔太、高橋道雄あたりかな。
地域のサークルでバドミントンもやってるんだけど、これは健康のため。仕事で大工さんが残した残材や廃プラの撤去をすることが多いから、体力維持って大事なんだよね。
解体・リサイクルといっても、人と人とのやりとりが基本。気持ちよく頼めるところにお願いするわけだから、できるだけ丁寧な対応を心がけているね。
菊池 時夫さん
日頃の労いを込めて、今年から新米の季節に差し入れを始めたの。お昼に部署ごとに集まってもらって、手づくりのまかない飯を出しているんです。メニューは、営農部で育てた米と芋の子汁。
昔は小さな会社だったから同じ釜の飯を食べて頑張ったものだけど、今は100人近くの社員がいるからね。顔を合わせて集まる機会もほとんどないから、原点に戻って、ご飯を食べながらワイワイやってくれるといい。
そこから何かを感じてくれたら嬉しいなって思いますね。
小田島 佐智子さん
家でも田んぼをやってるから、平日も農作業だし、休みの日も農作業。結局休みがないみたいだけど、マグロと同じで動いてないとダメな性分だから仕方ないよ(笑)。
営農部では農業機械の整備を担当したり、農業を教えたりしているんだけど、若い子は吸収するのも早いし、一緒に働きながら若いエネルギーを分けてもらってる感じだね。
最近は高温障害や水不足もあって米づくりも難しい…だけど、美味しい米を安定して育てられるように頑張ってるよ。
城守 正孝さん