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ご挨拶
このサイトをおとずれてくださった皆様、ありがとうございます。
私は長年、中東のパレスチナとかかわってきました。今まで、海外を中心に取材、撮影をしてきましたが、10年前から日本国内に目を向けるようになりました。それは東日本大震災、東京電力福島第一原発事故がきっかけでした。原発事故の被害を受けた福島、中でも飯舘村は高い放射線量のために計画的避難区域に指定され、全村避難を余儀なくされました。私は長年通い続けてきた、パレスチナの人々の姿と、避難していく飯舘村の人々の姿が重なって見えたのです。それ以来、毎年飯舘村に通い、映画作りをしています。
そんななか、映画を支援してくださる仲間によって、古居みずえWorldと銘をうつサイトを立ち上げてくださいました。今までは私に関するネット情報は仕事によってばらばらになっておりましたが、やっとそれらをつなぐことができるようになりました。
写真展は清泉女子大学で、2021年夏に行われたオンライン写真展を引き継いだものです。
私の映画はボランティアの方々のお力によって支えられています。書き起こしなどの映画制作から、自主上映などの映画の宣伝に至るまでお力をお借りしています。映画作りにかかわって頂いたボランティアの方々すべてに感謝いたします。
これからもパレスチナをはじめとする中東など海外のことや福島のことを伝え続けていきたいと思っております。できるだけ多くの方々に見て広めていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
ジャーナリスト・映画監督
古居 みずえ
2022.10|映画「飯館村 べこやの母ちゃん‐‐それぞれの選択」<2023年公開に向けて制作中> 最新情報(「飯館村の母ちゃんたち」通信No.17 )
2022.4|古居みずえ写真展
会期:2022年5月27日(金)~29日(日)
会場:鎌倉ギャラリー
< 映画制作をご支援ください - 映画「飯館村の母ちゃん」制作支援の会 ->
原発事故から10年を記録した映画『飯館村の母ちゃんたち』第2作(古居みずえ監督作)の完成、上映に向けて、あなたのお力をお貸しください!
プロフィール Profile
古居みずえ(ふるい みずえ)
ジャーナリスト・映画監督
1948年島根県生まれ。アジアプレス所属。JVJA会員。
1988年よりイスラエル占領地を訪れ、パレスチナ人による抵抗運動・インティファーダを取材。パレスチナの人々、特に女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。1998年からはインドネシアのアチェ自治州、2000年にはタリバン政権下のアフガニスタンを訪れ、イスラム圏の女性たちや、アフリカの子どもたちの現状も取材。
新聞、雑誌、テレビ(NHK総合・ETV特集、NHKBS1、テレビ朝日・ニュース・ステーション)などで発表。
ニコンサロン、コニカプラザなどで写真展開催。
【テレビ番組】
1995年:
◆BS第二放送・真夜中の王国「パレスチナ 女たちと暮らした700日」(NHK)
1996年:
◆フリーゾーン「今日も景気は最低だ」(朝日ニュースター)
◆映像記者報告「和平の代償 あるパレスチナ女性の闘い」(東京メトロポリタンTV)
1997年:
◆ETV特集「現地報告・パレスチナの女たち(2夜連続)」(NHK)
◆第一放送・世界は今「ヘブロン・ほど遠い平和」(KBS韓国放送公社)
1999年:
◆ETV特集「ゲリラからの脱出 ウガンダ・誘拐された少女たちの8カ月」(NHK)
2000年:
◆BS23放送ワールドニュース「アチェ報告」(NHK)
◆BS23放送ワールドニュース「じつかん アフガニスタン タリバン支配下の女性」(NHK)
◆第一放送・世界は今「ウガンダ・誘拐された少女たちの8カ月」(KBS韓国放送公社)
2002年:
◆アジア人間街道「ジェニンの子供たち」(NHK)
2006年:
◆ETV特集「2006年夏 戦場からの報告 ~レバノン・パレスチナ~」(NHK)
2007年:
◆報道ステーション「ジャユースの子どもたち」テレビ朝日
2008年:
◆BS世界のドキュメンタリー「封鎖された街に生きて ~ガザ・ウンム・アシャラフ一家の闘い~」(NHK)
2009年:
◆BS世界のドキュメンタリー「子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~」(NHK)
2014年:
◆ETV特集「ガザ なぜ悲劇は繰り返されるのか」(NHK)
≪映画作品・出版物・受賞歴紹介≫
【ドキュメンタリー映画】
2007年 映画 『ガーダ パレスチナの詩』
2011年 映画『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
2016年 映画『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』
【受賞】
◆ DAYS JAPAN審査員特別賞受賞
◆第6回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞
◆第12回平和・共同ジャーナリスト基金第1回荒井なみこ賞受賞
◆坐・高円寺ドキュメンタリー大賞受賞
【著書】
◆『インティファーダの女たち パレスチナ被占領地を行く』(彩流社)増補版
◆『ガーダ 女たちのパレスチナ』(岩波書店)
◆『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』(彩流社)
◆『パレスチナ 戦火の中の子どもたち』(岩波書店)
【写真集】
『瓦礫の中の女たち』(岩波書店)
写真展について
2020年からの新型コロナウイルスで、多くのイベント、報告会などが中止になりました。私も関わっているいくつかの報告会が中止になったり、海外への取材はできなくなったりした中、清泉女子大学、学生部ラファエラ・マリアセンターの皆様、そして学生の皆様、多くの方々の協力によって、オンライン写真展という新しい形の写真展が開催されました。日本や世界全体に閉塞感や分断化が進む中で、少しでも外の世界を伝え続けていくことで風穴を開けることができればと思います。
写真展『望郷の地 パレスチナと福島』 チャプター Chapter
はじめから順番にご覧になりたい方は こちら
内容ごとにご覧になりたい方は、下記の枠で囲まれた小さなタイトルを選択すると写真ページが表示されます。
第1章 パレスチナ
第2章 東日本大震災&原発事故
第3章 10年目の福島へ