【めざすローマ日本人学校と日本人会との姿】
〇 われわれの「ローマ日本人学校」という意識をもつ=原点回帰
【課 題】
① 予 算:活動費用の確保 だから
② 活動内容:みんなが共通して取り組める活動内容
③ 組 織:日本人会をはじめ、ローマ日本語授業補習校 (以下、補習校)と現地校等との連携
【具体的な施策】
① 予算確保
〇 日本本人会、AGIS、学校運営委員会等との密な連携
〇 現地の企業に協力依頼 ※ 「趣意書」持参
〇 クラウドファンディング
② 活動内容は「カルタ」つくり
〇 「総合的な学習の時間」を活用(2時間/週)
〇 日本人会との連携
〇 補習校と現地校との連携(Win Winの関係)
〇 制作費用10万円/製版費用60万円(1000部) 〇 観光施設・ネット等での販売を視野に入れる
③ 組織づくり
〇 学校は、企画・立案・実行と渉外及び総務の3班編成
〇 日本人会等から、予算と人財を確保
〇 補習校と現地校とは役割分担 例)日本人学校と補習校は「読み札」を現地校は「絵札」
【期待される効果】
① 売り上げが伸びれば、経営の一助となる 例)1000円/冊で販売したら、約300円の利益
② 魅力ある教育活動の実現
③ 組織同士の連携強化
【結論】
SDGsの目標 あらゆる組織が共通の目標のもとでひとつにまとまれば、結果として、ローマ日本人学校と日本人会を活性化させることができる
令和7年度ローマかるた(仮)作成計画
研修(かるた)担当
1. ねらい
 成果物としてかるたを作成することで、特色ある学校づくりを目指す。
 ローマにまつわる事物をかるたにすることで、ローマについての見識を深めるとともに、自分が暮らす街を愛する気持ちを育む。
 ローマの日本企業・団体と協力して制作に取り組むことで、イタリアでの日本人社会の一員としての意識、自分たちを支える人たちに感謝の気持ちを持たせる。
 現地校と協力し、また、かるたを活用した交流を深めることで国際的な視点、感覚を養う。
 日本の伝統的な文化であるかるたについて理解を深める。
2. 関連する教科
 国語 読み札の作成を通して、五七五定型の韻文(俳句・川柳)の表現について学び、国語の知識・技能、伝統的な言語文化への理解を深める。
 図工・美術 写真を元にした絵札の作成を通して、画面の構成、色彩感覚を養うとともに、図工・美術の知識、技能を深める。
 社会 ローマの歴史、文化、産業等について考え、表現することを通して、主体的にする態度を養う。
 道徳 伝統と文化の尊重・国や郷土を愛する心、国際理解・国際親善
3. 分担
 日本人学校 読み札作成、絵札の写真撮影、絵札の下絵
 現地校 絵札着色
 日本企業・団体 読み札のテーマ選定、絵札の写真提供
 協力 (絵札作成指導)、尾道市俳句会(読み札作成指導)
 印刷 印刷株式会社
4. 大まかな流れ
① 日本企業・団体にテーマ(なんの札を作るか)を募集。
② テーマ48個決定。読み札(俳句・川柳)作成を日本人学校、補習校で分担。
③ 絵札の元になる写真を撮影。
④ 写真を絵札にレイアウトし、輪郭線を写し取る(ぬりえを作る)。
⑤ 現地校に絵札の着色を依頼。
⑥ 読み札の添削。俳句会とオンラインでつなぎ、アドバイスをもらう。
⑦ 読み札、絵札をそれぞれ印刷用に編集・レイアウト。
⑧ 印刷業者にデータを入稿。