8.社会科副読本
8.社会科副読本
はじめに
小学校社会科副読本『わたしたちのローマ』は1995年(平成7年)の初版から、学習指導要領の改訂に合わせて改善を図ってきました。今回は第5版となります。
副読本は、教科書に添えて、補助的に地域の写真や資料を活用する本で、自分たちが住む地域について学習することを通し、地域社会に対する愛情、地域社会の一員としての自覚を養うことがねらいです。一般的には、対象学年は第3・4年生で、我がまちの地理、歴史、文化、産業などの地域学習に活かします。第3学年では自分たちの市を中心とした地域を、第4学年では自分たちの県を中心とした地域を学習対象として取り上げますが、在外教育施設ならではの学習内容を意識し、低学年の白地図を活用した身近な施設の紹介や、高学年の学習内容である国際交流を意識した内容についても触れています。活用方法は社会科にとどまることなく、生活科や総合的な学習の時間等でも利用できるよう編集しました。
どうぞみなさん、私たちが住むローマについて学習を深めたならば、次は対象をイタリア全土に広げてみてください。ご存じの通り、イタリアは世界遺産の宝庫です。2025年(令和7年)3月現在、文化遺産が54件、自然遺産が6件の計60件が登録されています。これは世界で最も多い登録数です。世界遺産等を有するそれぞれのまちには、ローマとはまた一味違ったイタリアという国を知ることができるものと思われます。この本がみなさんの学習を深め、イタリア・ローマが大好きになるきっかけになることを祈ります。
今後は、電子化を進めることで、より効果的な副読本の作成をめざしていきます。この本を編集するにあたって、先生方はもちろんのこと、在イタリア日本国大使館、在バチカン日本国大使館をはじめ、たくさんの方々にご協力をいただきました。この場をお借りしまして、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
2025年(令和7年)2月
ローマ日本人学校