はじめに

この度、立教学院は豊島区と連携し、児童・生徒・学生・教職員をはじめ、来場してくださる皆様と共に、改めて「防災」について考える「ALLとしま×立教 WAKUWAKU防災フェス」を開催することといたしました。


池袋駅東口では、「としまみどりの防災公園(愛称:IKE・SUNPARK)」にて以前から「としまDOKIDOKI 防災フェス(豊島区主催)」が開催されておりましたが、西口は戸建住宅や商店が密集しており、同様の取り組みを実施できておりませんでした。


そこで、立教大学を会場にし、西口エリアでも区内在住・在勤者等の防災力を高めることを目指して企画したのが「ALL としま× 立教 WAKUWAKU防災フェス」です。


日本に暮らす私たちにとって、地震や洪水といった自然災害は、気候変動の影響等もあり、近年ますます身近なものになっています。

九州北部豪雨(2012年)からは10年以上が経過し、阪神・淡路大震災(1995年)からは間もなく30年が経とうとしていますがもし、それらと同規模あるいはそれ以上の災害が首都・東京で発生したら、どうなるでしょうか?


『日本人は防災意識が高い』とは言われていますが、「災害発生時に対する備えは十分にできている」と自信を持って言える人は、どのくらいいるでしょうか?


関東大震災(1923年)が発生したとき、立教学院では、築地にあった中学校校舎は火災により全焼し、池袋の大学校舎、チャペルなども甚大な被害を受けました。


それから100年余り。


創立150周年を迎えた立教大学池袋キャンパスで、「防災」について楽しく学び、しっかり備える一日を過ごしてみませんか?

居住地、勤務地等にかかわらず、どなたでも参加可能なイベントです。


ぜひこの機会に、たくさんの皆様にお越しいただけますと幸いです。