1 輪中館
輪中は、木曽三川の水害から生命や財産を守るために人々が築き上げたこの地方特有の景観である。 この地域に見られる輪中について、資料と模型などで江戸時代から今までの歴史や様子をわかりやすく紹介している。 輪中地域で見られた生活民具や資料の保存・展示、輪中に関する文献・史料の収集などを行い、輪中についての理解を図っている。
2 輪中生活館
輪中生活館は、市指定重要有形民俗文化財の旧名和邸を整備し、公開したもの。名和邸は江戸時代から続く旧家で、母屋・水屋・納屋などがあり、輪中地帯の典型的な中農民家の様式を備えている。 輪中館を補完する施設として、輪中に暮らす人々の伝統的文化を継承する「村のすまい・村の生活」を紹介する施設、また輪中地帯の民家の「生活のにおいを感じる、ふれる」ことができる。