卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

 本学群は、単に外国語能力を身につけた人物ではなく、「深い教養」を身につけ、「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」の両方を持ち合わせた人物を育成することを目的としています。具体的には、多角的な視野と知識を基に分析を行い、実行可能な解決策を提示する力、複雑な事象を具体的かつ論理的に説明・説得するための高いコミュニケーション能力を有し、能動的に問題解決を行うリーダーシップを併せ持つ人物を育成することを目的としています。

 そのため、本学群では目的実現のため編成されたカリキュラムのもと、定められた在学期間に通算GPA1. 50以上、所定の卒業単位(「基礎教育科目」:「ガイダンス科目」10単位含め16単位、「専攻科目」:「語学技能科目」36単位、「グローバル・スタディーズ科目」36単位、その他自由選択、計124単位以上)を修得し、以下の要件を満たす学生に対し、本学の教育の基本理念と「卒業認定・学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」に基づき、「学士(グローバル・コミュニケーション)」を授与します。

  1. 自己管理能力・生涯学習力

国際社会における自分の役割を自覚し、自律的、積極的に学び続けることができる。

  1. コミュニケーション・スキル

高い実用レベルでの外国語能力とグローバル社会で通用するコミュニケーション能力を修得している。

  1. チームワーク・リーダーシップ・問題解決能力

国際社会における諸課題を発見し、自らの解決策を立案するとともに、協調性、主体性をもったリーダーシップを発揮し、創造性を合わせ持つことができる。

  1. 多文化・異文化に関する知識の理解

異文化理解、経済、政治、ジェンダーなどのテーマを学ぶことで、多様な価値観に気づき、情報を鵜呑みにするのでなく客観的に選択し、幅広い視野で物事を考えることができる。

  1. 市民としての社会的責任

キリスト教精神に基づいた教養豊かな識見の高い国際的人材として、「学而事人(学びて人に仕える)」を実践することができる。