リベラルアーツ学群では「本学の学生一人ひとりが自律的な学修者として主体的な学びを可能とする基盤を身に付けるための教育を施す」ことを目的として基礎教育科目を用意しています。つまり、学群制における学生の自主的な学びを可能とするために必要な知識の基礎を教授し、積極的な学びの姿勢を育成するのが基礎教育の役割です。また、学生と教員とが十分なコミュニケーションを図れるよう少人数制を基本とし「主体的学びに必要な基礎的知識」と「積極的な学びの姿勢」を身につけられるように工夫しています。本学群ではこのような教育を入学後最初の１年から１年半の間に集中的に受けられるよう科目を配置しています。

　本学における建学の精神を具体化した授業科目である「キリスト教入門」、日本語・英語を用いたコミュニケーション能力を身につける授業科目、基礎的な情報機器の操作スキルを身につける「コンピュータリテラシー」からなり、原則として合計20単位をすべて修得しなければなりません。

　外国語は、同一言語４単位を修得しなければなりません。
　なおGOプログラム参加者は、審査の上、外国語科目４単位の履修が免除され、基礎教育科目単位数が20単位となります。
　外国人留学生等は、外国語科目４単位の履修が免除されます。免除された４単位は他の科目で卒業要件単位数を満たしてください。

＜注意事項＞
履修方法

1. 母語または母語に準ずる言語は履修できません。

2. 外国語科目（英語・日本語を除く）は、科目名の後に、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、（Ⅴ、Ⅵ）と数字がついていて、 その数字が大きくなるにつれて、レベルが高くなっていきます。通常は「Ⅰ」の科目から順次履修してい きます。「Ⅱ」の科目は「Ⅰ」の科目の単位を履修した後でなければ履修できません。これを先修条件と 言います。このように外国語科目は先修条件の科目を修得しないと、次のレベルの科目が履修できないルー ルになっています。
   入学した時点で一定のレベル以上の語学力がある場合、または在学中に留学等で力が飛躍的に伸びた場合 には、レベルを飛び越えた履修が必要です。これを飛び級と呼びます。 飛び級のための先修条件免除の手続き方法・期間は、e-Campus の掲示を参照してください。期間外の申 請はできません。飛び級をする場合は、以下のことに注意してください。

   1. Ⅱ以上の授業科目から修得した場合は、それより低い授業科目を履修することはできません。
      （例）先修条件の免除により、「スペイン語Ⅳ」を修得した学生
      　　　⇒「スペイン語Ⅰ～Ⅲ」は履修できません。

   2. 同時に同一言語の授業科目を、複数履修できません。
      〔（例）「中国語Ⅰ」と「中国語Ⅱ」を同一学期に履修することはできません。 〕

   3. 同一言語４単位とは、次のような例をいいます。
      　（○の例）コリア語Ⅰ②、コリア語Ⅱ② または 英語エレクティブⅡ－中級①を４単位
      　（✕の例） コリア語Ⅰ②、イタリア語Ⅰ② または コリア語Ⅰ②、英語エレクティブⅡ－中級①を２単位
      　※ ○数字は科目の単位数を表します。

3. 「英語エレクティブⅠ－初級」、「英語エレクティブⅡ－中級」、「英語エレクティブⅢ－上級」、「英語エレクティ ブⅣ－特設」、「英語エレクティブⅤ－特設」は、（　）内にサブタイトルが記載され、数種類開講されます。 サブタイトルが異なれば複数の科目を履修することが可能です。他の外国語のように、Ⅰ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳの順に履修するのではなく、各自の英語レベルに合った科目のみ履修することができます。各自の英語 レベルは、入学前の CASEC（英語レベル判定テスト）のスコアに基づいて決められ、入学時のオリエンテー ション時に配布されます。その後、以下の１から４ により再判定されます（グローバル・コミュニケーショ ン学群生は除く）。

   1. 「英語コアⅡＡ」、「英語コアⅡＢ」の履修後の CASEC のスコア（自動）

   2. 留学プログラムから帰国後の CASEC または TOEIC Ⓡのスコア（自動）

   3. 実用英語技能検定、TOEFL Ⓡ、TOEIC Ⓡ、IELTSTM のスコア（任意、２年次以降毎学期）

   4. ELP 英語レベルアップチェック＊（任意、２年次以降毎学期）
      ＊英語プログラム（ELP）で、各学期１回ずつ開催する英語レベルアップチェックを受けることで、 各自の英語レベルを更新し、より上のクラスを履修することができます。日時や詳細については、 e-Campus に掲示されます。

4. 「英語パスポートコース（Test PreparationⅠ）」および「英語パスポートコース（Test PreparationⅡ）」 は、英語パスポートコース生向けの科目です。原則としてコース生のみ履修可能ですが、担当教員の許可 によりコース生以外の学生の履修が認められる場合があります。詳細はコーナーストーンセンター事務室 に問い合わせてください。

　以下の科目は、リベラルアーツ学群生における基礎教育科目、専門基礎科目、LA専門科目に含まれず自由選択の単位となります。