入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

 リベラルアーツ学群は、多文化理解を推し進め、一つの専門性だけにとらわれない学際的思考を駆使し、優れた分析・表現力をもって学問を通じた社会貢献を行う、国際性を有した「自立した学習者」(Independent Learner)を育成していきます。

 また、興味・関心や社会文化的背景の異なる多様な学生が集い、学び、知的刺激を与え合える教育の機会を提供します。

 そのため、本学群の学びは、幅広い学問に触れると同時に、本人の関心に応じて人文学、社会科学、自然科学のいずれかをより深く学び、拠って立つ足場、すなわち学問的基礎を修得することからはじまります。

 学生は、学問的基礎の修得を続けて各分野の専門性を深め、分析・表現力を養うと同時に、他の専門分野に対する理解や専門横断的な知見、俯瞰的な視野をあわせもち、一つの専門の枠にとらわれない自由な学際的思考を身につけていきます。

 加えて、学生は、留学やサービスラーニングなどの体験を通して、自らが深い興味関心を抱いた事柄や、関わりを持ったコミュニティや社会の課題と向き合い、国際性や多様な文化を理解する力、学問を通じた社会貢献ができる力を身につけます。

 以上の学修や経験を通して、未来を予測することが困難な時代の中で生きる力を養います。

求める学生像

 学群の教育システムに共感し、学修や経験を通して、成長を望み、これからの時代に自らの学びと経験をもって、貢献しようとする人たちを国や地域を問わず求めます。

 また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。

  1. 高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者

  2. 自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者

  3. 広い分野の基礎的学力を持ち、人文学、社会科学、自然科学の領域・専門分野への強い関心を有する者  

  4. 新しい分野への探求心と新たな体験へ挑戦する意欲を有する者

  5. 建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者