情報科学プログラム

教育目的

 ますます高度化する情報化の大きな波の中で、社会で活躍するためにはコンピュータの操作技法のみならず情報処理に関する知識の修得が不可欠になっています。本プログラムは、「情報科学に関する広い知識と高度な専門性を修得し、情報化時代の社会で活躍できる人物の育成」を目的としています。

 本プログラムは、コンピュータ全般にかかわる様々な演習科目や講義科目で構成されています。演習科目では、コンピュータの基礎操作技術を学修した後、マルチメディア表現によるコンテンツ作成やデータベースの扱い方、プログラミング技術等のコンピュータ操作技法を身につけます。これと同時に、情報の社会に与える影響、コンピュータの構造と仕組み、ネットワークの動作原理やデータベースの概念・操作法等、情報科学に関する知識の修得も講義科目を通して行います。

 本プログラムで専門性を身につけた学生は、社会の様々な分野で活躍することが期待されます。特に情報関連企業の専門職(SE)や総合職(営業)、あるいは一般企業における情報システム部門の専門職等で活躍することができます。

カリキュラムの特徴

 本プログラムを構成する科目は、<基礎>、<演習>、<応用・総合>の3つのカテゴリーで提供されています。さらに科目レベルが設定されていて、導入部分から高度な専門的分野に至るまで体系的に学ぶことができるように構成されています。

 1年次では基礎教育科目や専門基礎科目の「コンピュータリテラシーⅠ/Ⅱ」を学びながら、「情報と社会」などの基礎となる科目を学びます。2年次からは本格的に専攻科目が始まります。講義科目では「情報システム論」、「情報デザイン論」など、演習科目として「プログラミングⅠ/Ⅱ」、「マルチメディア表現Ⅰ」などを学びます。3年次からは「データベースⅡ」、「情報ネットワーク演習」、「アルゴリズムとデータ構造」、「システム設計論」など高度な専門を学びます。

 科目にコンピュータの演習が多く取り入れられていることが本プログラムの特徴です。EXCELの高度な利用方法、PhotoshopやIllustratorの操作、Javaでのプログラミングなど多様な演習を行うことができます。

修了要件

必修または選択必修を含め;

メジャー:合計32単位

マイナー:合計16単位

【Ⅲ 自然領域】5.情報科学プログラム.pdf