行動解析装置

■製品の概要

赤外光によるシルエットを追跡，記録することで動物の空間内３次元位置座標を記録・編集する装置，及びソフトウェア（株式会社ディテクト） 

■仕様

・OS： Windows 7 Professional 64bit 日本語版

・CPU: Intel Core i5, 3.40 GHz

・メモリ： 32GB

・対応キャプチャボード： ディテクト DPX-CLM100（PCI-EXPRESS x1） x 2

・計測用カメラ： SONY XCL-C32（モノクロ） 3台

・観察用カメラ： SONY XCL-C32（モノクロ）/XCL-C32C（カラー） 1台

・アクリル水槽（厚み1cm,内側30x30x30cm[以降30cm水槽と記載]）

・投影スクリーン：株式会社タミヤ プラペーパー（0.1mm厚）

■使用例

・成魚（体長20mm以上）で同時3尾追跡可能（株式会社ディテクト調べ．今後テスト予定）

・30cm水槽内に以下のように15cm水槽を設置し，体長約13mm，体重約30mg以上のメダカ1尾の行動解析が可能．

+底上げ用アクリル板

+アクリル水槽（厚み3mm,内側15x15x15cm[15cm水槽]）

+水（約3L）

+メダカ

+蓋-直接プラペーパーを使用

■実際の解析画面

・行動軌跡の（x,y,z）座標をCSVファイルで保存し，各自PCで目的に応じたエクセル解析を行う

【行動解析装置の利用による成果論文例】

・Yokoi et al. (2020) Sexually dimorphic role of oxytocin in medaka mate choice. PNAS, 117, 4802-4808. プレスリリース（基礎生物学研究所、他）

・Shimmura et al. (2017) Dynamic plasticity in phototransduction regulates seasonal changes in color perception. Nat. Commun., 8412.  プレスリリース（基礎生物学研究所、他）

■お問い合わせ先

E-mail: koudou [at] nibb.ac.jp

担当：亀井