Kou Kishida
ka-wa-lu
岸田 幸
Kou Kishida
日々の暮らしの中で革肌を育てていくジュエリー「ka-wa-lu」。沖縄で身近な三線（さんしん）で使われる、蛇革をメインに、その柔らかさ、しなやかさ、柄や手触りを楽しむことができます。日々身に着けながら、触ることで柔らかく変化するため、貴方と共に変化を楽しむことができます。蛇革の質感やカラー、ゴールド色の輝きとのコントラストが日々のファッションにより一層スパイスを与えてくれます。
ka-wa-luを身に着けることで沖縄の三線の音色や蛇革の美しさを感じていただけると幸いです。
Research
今回ご協力頂いた三線工房じなん様は、全ての工程を手作業で丁寧に行っています。折れないカラクイ（三線のパーツ）やデニムの三線など、オリジナルのものを作っていらっしゃいます。多くの方に三線を知ってほしいという思いで三線教室や三線のパーツを用いたアクセサリーの販売、お客さんとの演奏会なども行っていらっしゃいます。
特に革張りに力を入れており、ニシキヘビの本革を丁寧に三線の音色に合うように張り合わせています。
見学させて頂いた時、三線で一曲披露していただき、じなんさんが大切にしている暖かい音色に感動しました。
そんな音色を持つ三線を、私も多くの方に知っていただきたいと思い、ニシキヘビの本革を分けてきました。
楽器に使う革をジュエリーにするのは大変苦戦し、三線作りでは必要のない革をきれいにする作業や革独特の匂いを消す作業が特に大変でした。そんな蛇革には特徴があり、使い込むことで柔軟性が増し、柔らかくなっていきます。その特徴を生かすため革の面積を広く取り、多くの方に手に取ってもらえるようにシンプルなデザインを考案しました。このジュエリーが三線を知るきっかけになってくれると嬉しいです。
