FAQ

1年生対象 専攻別ガイダンスの「よくある質問と回答集」

時代・地域・テーマ

Q:専任教員の専門外のアジアの国や地域(東南アジア、中央アジア、南アジアなど)に関心があります。

A:できます。東南アジアについてはベトナムやシンガポールなど、中央アジアについては東西交流史の講義が設置されています。また、東南アジア・中央アジア・南アジアに関してイスラーム世界史の視点から卒業論文をまとめた人も少なからずいました。

Q:東アジア史(または中東・イスラーム世界史)だけに関心があるのですが、大丈夫でしょうか?

A:興味のある分野(東アジア史または中東・イスラーム世界史)に関する授業を履修するだけで、ほぼ全ての卒業単位を満たすことができます。

Q:アフリカ史に興味があります。

A:7世紀(イスラーム化)以降の北アフリカ地域の歴史であれば対応できます。

語学

Q:中国語を履修していなくても東アジア史を専攻できますか?

A:できます。韓国語を履修し朝鮮・韓国史で卒論を書く学生も多いですし、英語などの文献を読んで東南アジア史で卒論を書くことも歓迎しています。朝鮮史の講義や英語の文献講読の授業も設置されています。

Q:必修語学を中東地域の諸語(アラビア語・トルコ語・ペルシア語)に振り替えることを検討していますが、ついていけるか不安です。

A:初歩から手ほどきしますので、意欲さえあれば心配ありません。

ゼミ

Q:ゼミへの参加にあたり、条件や選考はありますか?

A:ありません。希望するゼミに必ず参加できます。

他専攻との違い

Q:東洋史学専攻のほか、中国文学専攻、社会学専攻、日本史学専攻で迷っています。

A:東洋史学専攻では、文学作品よりも歴史事実を理解することが中心になります。また、インタビューやアンケートなどにもとづく現状分析よりも、過去の文献を読んで現在に至る変遷を考えることが中心になります。中国やアジアのことをより深く学んで、日中関係史や東アジア交流史で卒論を書く学生も多いです。文化・社会にくわえて政治や経済も視野に入れた地域研究を目指している点も、東洋史学専攻の特色です。

Q:古代の地中海地域に興味があり、西洋史学専攻や民族学考古学専攻と迷っています。

A:7世紀以降であれば対応できます。

Q:ヨーロッパと中東・イスラーム世界の交渉史に興味があり、西洋史学専攻と迷っています。

A:中東・イスラーム世界史の視点からみた両者の交渉史であれば、対応できます。

留学

Q:留学を考えています。留学期間を含めて3年間で卒業できますか?

A:できません。東洋史学専攻に3年間在籍し、卒業論文などの指導を受ける必要があります。留学期間をその3年間に含めることはできません。