実際に通訳プログラムに参加し、スキルアップを実現した修了生たちが、ご自身の体験に基づいてリアルな疑問にお答えします。
「参加したきっかけは?」「どのようなことが学べた?」「授業以外の過ごし方は?」など、参加したからこそ、分かる、語れることをご紹介します。
ぜひ、あなたの疑問解決にお役立てください。
ー会社で頼まれる通訳に磨きをかけたいー
現在の仕事で海外の子会社からの訪問者を対応する際に通訳を頼まれることがありますが、スピーキング力に自信がなく、いつも不安でした。本当に伝えたいことの7〜8割がうまく表現できない「もどかしさ」を解消し、通訳としての自信をつけたいと強く感じていました。また、将来的には仕事の幅を広げ、アテンドなどをしながら英語でコミュニケーションを取る「新・通訳」として活躍できるキャリアを築きたいというのも参加した理由です。
ー人間にしかできないおもてなしを極めるー
これまで企業の中で使っていた英語と、話者の意図をくみ取り他者に伝える通訳のスキルはまったく別のものだと痛感。最近はアテンド通訳を依頼される機会もあり、その中で、名所や食の魅力をただ「翻訳」するだけでは伝え切れない難しさを感じていました。AI 翻訳が進化する今、目指すのは「人にしかできない」おもてなしと英語を融合させた「新・通訳」です。人と話すことが好きだからこそ、コミュニケーションの中で言葉をつなぐプロとして、英語力を生かした「おもてなし」を極めたいと思い、
ブートキャンプへの参加を決めました。
ー基礎を学んで探り探りの通訳からの脱却ー
学生時代にイギリスとアメリカへ計1年半留学した経験があり、英語は得意でした。その経験から、職場では海外クライアントのアテンド通訳を頼まれる機会が増えましたが、独学ではスキルに限界を感じていました。現場で言葉に詰まったり、正確に伝えられているか不安を感じることもありました。これまでの「探り探り」の通訳から脱却し、プロとして通用する通訳の基礎を徹底的に固めるために、本プログラムへの参加を決意しました。
ー毎日授業があることで学びが定着ー
現地で活躍する先生方が、前日の通訳現場での経験を共有してくださるなど、授業は非常にリアルで臨場感がありました。ブートキャンプは毎日授業があるため、学んだことを着実に定着させることができます。先生方からは通訳の基礎(メモの取り方等)を実践的に学び、日本語と英語の構造の違いを瞬時に把握する重要性を実感しました。また、正しい文法知識の大切さにも改めても気づき、帰国後すぐに文法書を購入。日々の学びが確実にスキルとして積み上がっていく手応えを感じています。
ーポイントを掴んで訳すことを意識ー
これまでオンラインで通訳の授業を受けたことはありましたが、対面では初めてでした。今回、初めて人前に立って訳すという対面ならではの授業を受けたことで「心のスイッチ」が切り替わるほどのリアルな刺激を受けました。言葉一つ一つに囚われず、ポイントを掴んで訳す意識を学び、通訳への取り組み方が根本から変わりました。また様々な背景を持つクラスメートと一緒に学び、いろいろな訳に触れることが刺激となり、オンラインでは得られない確かな成長につながりました。
ー自分のやり方を答え合わせー
映画配給会社で監督の通訳を担当していますが、我流で訓練経験がなかったため、多くの学びがありました。課題だったノート術や言葉に詰まる対処法について的確なアドバイスをもらいながらも、ノートの取り方などは自分のやり方に間違いがなかったと確認できました。「理解できない部分は聞き返していい」という講師の言葉に安心することができました。また苦手な数字の訳もホテルで猛特訓して克服。集中してやれば身になることを実感し、大きな自信につながりました。
ー登壇者の気持ちを汲み取って通訳ー
OJTで参加した映画祭では、映画制作者や俳優たちが登壇した際の逐次通訳にチャレンジしました。講師から「臨機応変な対応」の大切さを学び、OJTでのイベントで要約した通訳を求められた際も、すぐにメモの取り方を切り替えて対応しました。日頃から映画をよく観ていたおかげか、監督の気持ちや意図を汲み取ることができ、リテンションに成功。メモに集中しすぎて周囲を不安にさせないよう意識し、緊張しつつも、その場を楽しむことができました。通訳は実践での応用力が重要だと実感しています。
ーOJTで自分が目指す方向性が見えたー
人前での通訳経験がなかったため、監督と来場者の通訳やメディア取材対応など、すべてが良い経験になりました。とにかく必死でしたが、イベントで様々なことにチャレンジする中で、人前に立って行う通訳よりも人と人をつなぐアテンド通訳のほうが自分に合っているようで、楽しむことができました。もちろん、後から「こうすれば」と気づく点もありましたが、参加した1週間で、通訳スキルが飛躍的に伸びたというよりも、「もっと頑張りたい」という強い意欲が芽生えたことが最大の収穫です。
ー「どう訳す?」現場で意識が変化 ー
普段はアメリカで日英の映像翻訳をやっていて、通訳経験はまったくありませんでした。今回イベントでは英語が苦手なゲストのアテンド通訳を初体験。相手の方にも喜んでいただき、短い時間でしたが達成感を感じました。それ以外の時間も登壇者の話を聞きながら「どう訳すべきなのか」を考えるなど、意識が向上しました。映像翻訳はじっくり考えられますが、通訳は瞬時の判断が求められる難しさを改めて痛感。一方で、その難しさを克服しながら将来目指してみたいという気持ちが高まりました。
ー短期間でハリウッドも野球も満喫ー
今回は参加するからにはこの機会を最大限に活用したいと思い、平日は学校とホテルの往復で、課題と復習に集中して時間を費やしました。しかし、LAならではの体験も満喫。学校近くの映画館で鑑賞したほか、アメリカ到着初日にはハリウッドで運良く映画イベントに遭遇し、超有名なハリウッド俳優に会うことができました。また、放課後にはクラスメートと一緒にドジャースタジアムで野球観戦を楽しめたことも、忘れられない良い思い出です。学習と観光、メリハリのある充実した滞在でした。
ーLAを舞台にした映画のロケ地を訪問ー
授業が終わった後は課題に取り組むことがメインでした。また、宿泊したホテルから10分もかからない場所にAmazon Freshがあり、何度か夕食を買いに行きましたが、惣菜の種類も豊富でとても便利でした。以前ロサンゼルスに来た時に映画『ラ・ラ・ランド』のイベントに参加したことがあったのですが、今回は通訳プログラムがすべて終了した翌日に『ラ・ラ・ランド』映画のロケ地だったハモサビーチに行くことができとても感慨深かったです。
ークラスメートと友人と食事を楽しむー
授業は夕方までだったので、夜は課題をやりつつも、ちょっとした息抜きを兼ねて、クラスメートの何人かとスーパーに買い物に行ったり、食事をすることもありました。翻訳や通訳の世界で自分よりも経験豊富な方もいて学ぶことも多かったです。またアメリカ在住の知人やLAに住んでいる大学時代の友人とも会うことができて楽しむことができました。その時に行ったマンハッタンビーチはとても気に入り、また行きたい場所の1つです。
ー帰国後の通訳業務でリテンションを活用ー
今回6日間という短い間でしたが、スキルや知識を吸収することはできました。ノートの取り方やリテンション、大事なポイントを押さえて要約することが大切だと実感しました。特に帰国後すぐに担当した映画監督のインタビューは情報量が多かったのですが、ノートを取りながらもリテンションすることを意識したことで、以前よりも効率が上がった気がします。
ー将来のキャリアとして通訳も視野にー
学生時代に留学をしてから年月が経っていたので英語力に自信がなかったのですが、アメリカ滞在中にタクシーのドライバーやカフェの店員に話しかけたりすることで、少しずつ自信が湧いてきました。将来的なキャリアとして通訳も考え始めていますが、まずは簡単なものから挑戦していきたいと思うようになりました。
ー映像翻訳と並行して通訳にも挑戦ー
現在は日英の映像翻訳をやっていますが、ブートキャンプに参加したことで、逐次通訳もやってみたいという目標ができました。アメリカ在住なのですが、英語があまり得意でない日本人の方と時々出会うことがあるので、サポートができたらと思います。また日本に行った際には、海外の人たちを英語で案内するアテンド通訳も積極的にやっていきたいと思います。
2025年9月受講
2025年9月受講
2025年9月受講
2025年9月受講
2025年9月受講
2025年9月受講