基調講演

9月日(土)14:00~15:30

会場:講堂棟 AITADE HALL /オンライン

講演者:

伊藤 学司 氏

文部科学省 大臣官房文部科学戦略官

演題:

「高等教育の未来のあり方、そこに果たす大学職員の役割、期待と課題」


講演概要

 想定を超えるスピードで進む少子化、予断を許さない国際情勢、生成AIの爆発的拡大に代表される革新的な技術発展等を背景に、また、コロナ禍も経て、大学を取り巻く状況も大きく変動している。

このような中で、今後の高等教育には、社会的要請への即応のほか、我が国にとどまらず世界の持続的発展を先導し支える人材育成がより強く求められていくと考えられる。

 我が国の高等教育政策を巡っても、大学ファンドの創設、成長分野をけん引する大学等への基金による支援、大学設置基準の改正等、直近数年間に限っても新たな施策や制度改正等が相次いで打ち出されている。

 こうした動向も踏まえ、大学自らが変革に向けた歩みを模索し進めていくに当たり、教育研究活動の支援や管理運営業務をはじめとした広範な業務に従事する事務職員が果たす役割は大きい。大学の事務職員には、教職協働の更なる推進等により関係者の糾合を図りつつ、不断の変革を主導する中心的な役割を担うことが期待される。


講演者略歴:

平成3年文部省(現文部科学省)入省。

文部科学省各局での勤務に加え、岩手県・広島県・長野県教育委員会で勤務。

文部科学省では技術移転推進室長、大学改革推進室長、社会教育課長、財務課長などを歴任。(公財)東京2020組織委員会CFOを経て、令和4年7月1日より現職。



オンライン参加の場合は視聴のみで、ご質問等はお受けできません。あらかじめご了承ください。

本講演は記録のために録画いたします。