分科会
分科会1 変わりつつある高等教育政策を見つめて
会場:講堂棟 AITADE HALL/オンライン
企画・運営担当:研究・研修委員会
趣旨:
2010年代以降、民主党政権による事業仕分けを皮切りに、自由民主党第二次安倍政権による官邸主導型政治の影響を受け、高等教育政策の在り方は大きく様変わりしてきました。従来型の文部科学省と中央教育審議会が主導する政策推進から、内閣府や総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)から提示される骨太方針に基づき、文部科学省が当該方針を高等教育機関に伝達・促進する方式に転換しつつあります。この10年近くの間に、中央官庁における文部科学省のあり方や文部科学省と高等教育機関の関係性はどのように変わってきたのでしょうか、そして、現在、各大学の現場ではどのような対応が迫られているのでしょうか。
本分科会では、中央官庁での経験豊富な講師による基調講演に加え、大学現場からの事例紹介を交えながら、変わりつつある高等教育政策について、フロアとともに見つめてみたいと思います。
○ 講師講演
講演①「2010年代以降の高等教育政策の変容に迫る」
小山 竜司 氏(桜美林大学大学院国際学術研究科 教授)
講演②「2010年代以降の文部科学省と高等教育機関の関係性の変容に迫る」
河本 達毅 氏(桐蔭横浜大学 副学長・事務局長)
〇 事例紹介
「大学現場からの声を届ける」
齋藤 渉 氏(東北学院大学 高等教育開発室 副室長・講師)
〇 クロストークセッション(フロアとの意見交換)
〇 クロージング
(ファシリテーター:金沢大学 教学マネジメントセンター副センター長・教授 林 透)
本講演は記録のために録画いたします。
分科会2 JUAM研究プロジェクト報告「大学のリスクマネジメント~リスク認識と対応」
会場:講義室南棟 2F 1205教室/オンライン
企画・運営担当:研究・研修委員会
趣旨:
本プロジェクトは、2022年1月から1年間、常務理事会の下に置かれた試行的プロジェクトであり、活動成果を会員に還元する場として、分科会での発表の機会をいただいた。
社会が高度化・複雑化し、JUAMに求められる役割・課題も多様化しつつある中、自主的な研究会・研究グループではカバーしきれない領域について、「各分野を総合的・横断的に研究する」ことを目的に本プロジェクトが設置された。
この設置の目的に沿ってメンバーで議論し、テーマを「大学のリスクマネジメント~リスク認識と対応」にした。同テーマの下、リスク(予防的)及びクライシス(必ず起きる)の両マネジメントを包含した大学のリスクマネジメントについて、メンバーからの事例・課題・想定等を基に研究を進め、現在あるいは今後必要となるリスク認識とその対応について議論し研究してきた。
今回の分科会では、プロジェクト活動を通じてメンバーが得た様々な知見を報告し、また、リスクマネジメントに関する正会員対象のアンケート(事前実施)の結果も報告する。ご参加の皆さまとリスクマネジメントの重要性を共有し、今後の各大学の運営に少しでも役立てられるものになればと考えている。
〇登壇者(研究プロジェクトメンバー)
岡田 雅隆 氏 法政大学(入学センター部長)
黒田絵里香 氏 慶應義塾(総務部課長兼協生環境推進室事務長)
重冨 洋二 氏 福岡大学(企画総務部経営企画担当部長)
高橋 章建 氏 成蹊大学(学長付主幹)
本田 勝浩 氏 文教大学学園(法人事務局長)
〇進行スケジュール
プロジェクトリーダー挨拶
活動趣旨・活動報告
アンケート結果の報告
パネルディスカッション
パネラー成果報告
パネラーによるディスカッション
フロアからの質問
クロージング
本講演は記録のために録画いたします。
分科会3 JUAMで語ろう~所属大学、JUAMでの経験を通じて新たなつながりを創る~
会場:講義室南棟 2F 1206教室/対面のみ
企画・運営担当:研究・研修委員会
趣旨:
昨年度まで実施していた「オンライン若手発表会」をリニューアルし、JUAMへ入会してまだ日が浅い方、各大学で若手・中堅として働く方に、これまでなかなか職場(大学)外での交流の機会が持てなかった時期を踏まえ、同じような環境下で悩みや迷いを抱えてきた方々と意見を交わす機会として、本分科会を企画した。同じような悩みや不安を抱えた同業者の方々が繋がり、想いを共有できる場とするとともに、JUAMでの関わりを通じて、自大学と他大学の違いを知る機会としたい。
参加対象としては、若手・中堅職員、入会して日が浅い方(JUAM初心者)を推奨するが、企画の趣旨・目的を理解される方はぜひご参加いただきたい。なお、本分科会は対面形式にて実施する。
ファシリテーター・登壇者:
ファシリテーター
山中 耕 氏(京都文教大学・京都文教短期大学 大学学長室)※2022年度入会
登壇者
佐々木 理葉 氏(学校法人 白梅学園 法人事務局 財務課)※2019年度入会
寺牛 恒輝 氏(東海大学 湘南校舎 学長室<教育支援担当>)※2021年度入会
藤田 圭子 氏(武庫川女子大学 リカレント教育センター)※2022年度入会
当日進行
大竹 秀和 (立教大学教務部学部事務5課 研究・研修委員会委員)
構成:
冒頭あいさつ、企画趣旨説明
話題提供:コロナ禍以降の大学の状況
登壇者発表、意見交換(2回実施)
テーマ「コロナ禍を経て、大学のシステムや働き方、職員の意識に変化はあったか」
「JUAMへの参加理由、参加してみて良かったこと(もしくは期待すること)」
※テーマは変更となる可能性があります
参加者との意見交換
全体での質疑応答
本講演は記録のために録画いたします。