病棟生修学旅行

2022.11.07 病棟生修学旅行

やっと実現できた修学旅行。

 目をぱっちり開けて、瞬きをして、みんなと出会いました。

みんなと、家族とひさしぶりに会えて、楽しい時間を一緒に過ごし、最高の笑顔を見せてくれました。


病棟で床上学習(教員が病室にいって授業をする)を受けているこどもたちは、その学部(小学部なら6年、中学部なら3年間)で一度、学校に登校してきます。その日がその児童生徒の修学旅行です。

 

この日は学校で、学部のみんなが集まって、修学旅行の日特別の学部集会を開きます。通学生と先生たちが集まり、訪問生や病棟生がリモートで集まってきます。子どもたちの手作り楽器での演奏、手作りのプレゼント交換、神楽の披露、とみんなで一緒につくる時間が流れていきます。

 

みんなが揃うと拍手が高まっていきます。

みんなが一人一人ここにいること、大切な意味が出会うこの場にあります。

 

事前に、主治医さん、学校医さん、そしてたくさんの関係の皆さんと会議を重ね、コロナウイルス感染症対応を含めて検討をして実施します。この秋、何度も延期をしてきた修学旅行を実施できました。

 

この日も、これからの時間においても、出会うことが子どもたちの心を動かし、あたたかい思いが積み重なっていきます。

 

修学旅行実現に向けて助けていただいた保護者様、病院の皆様、何より仲間というつながりを創りだしてきた子どもたちに、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ありがとうございました。