t r a f f i c r (l) i g h t
t r a f f i c r (l) i g h t
物事の善悪を、適法的行為・非適法的行為などの定められている規範が生活世界を覆う中、それは本当に正しいのか、何を守るべきなのか。と常に悩み続けるための「きっかけ」を探る。
現在の生活世界は、定められているルールを被らされてる。
本当に守るべきルールを判断するのは自己であり、他者に規定されるものではない。
無意識にルールを守る行為が日常(デフォルト、ルーティン化)となると家畜化からは逃れられないと僕は思う。
本作品は、
1.(来場者)自らルールに直接介入することで、被られることから脱却し、ルールに従順な家畜化から逃れるための「きっかけ」を与えること、
2.信号機が動き、また理由もなく色が変わることで、ルールの意味を失わせ、守るべきものは何かを問う「きっかけ」を与えることの2つを目的とする。
1: 7/22 14:00~14:30 (30min)
myself2: 7/22 16:30~17:00 (30min)
myself3: 7/23 10:00~10:30 (30min)
yourself4: 7/23 15:00~17:00 (2h)
ourselvesこの日行ったパフォーマンスは、現地でのみ色を変更させられる。
動く信号機は僕(信号機を担ぐ人)が色を変更するいわば、行動の意志を表明している。
撮影者は、常設の信号機にのみ従う。
現地で、色を変更させられるwebページのQRコードを読み取り、色を変更をしてくれた人はいたが、それを変更者の意思表示としてではなく、興味本位での変更ではあった。
パフォーマンス2のアーカイブは撮れていなかった。。。
開始13分(パフォーマンス3)ごろまでは、僕と撮影者は、動く信号機(鑑賞者)の指示に従う。常設の信号機に遭遇した場合、撮影者のみがそれに従う。
後半18分(パフォーマンス4)ごろからは、僕は自分の動きたいように行動(止まる/進む)する。撮影者は動く信号機と常設されている信号機の指示に従って行動する。