クロストークカフェ ー 信州大学理学部(サイエンスフェスタ) ー

イベントレポート





2023年8月5日

 

信州大学理学部にてクロストークカフェを開催しました。

その様子をお伝えします!

 


今回は信大理学部主催イベントである「サイエンスフェスタ」のブースの一つとして、クロストークカフェを開催し、研究者のお二人(関有沙さん、田川聡美先生)から、進路について中高生の視点に立ってお話していただきました。

ご参加いただきました生徒の皆さん・先生方、保護者様ありがとうございました。



信州大学理学部 日本学術振興会特別研究員 関有沙さんからは、「子育てと研究、どっちもやりたい!」というテーマでお話を伺いました。

「高校まで明確な将来の夢を持つことができずに悩んでいたが、大学時代に研究者になるという具体的な夢ができた。」ということや、現在は子育てをしながら夢であった研究もこなしているご自身の普段の生活、その生活を支える“研究支援制度”についてお話いただきました。

子育てをしながら将来の夢を叶えた、関さんのお話は、参加者の将来の夢の選択肢を広げることができたのではないでしょうか.

中高生に向けて「無駄になることはない、今の学生生活を楽しんで!」とメッセージを送っていただきました。



信州大学工学部 助教 田川聡美先生からは「ミクロな世界に魅せられて-とある研究者の進路選択物語」というテーマでお話を伺いました。

田川先生は小・中・高校時代には理科と美術が好きで、特に顕微鏡に対する憧れが強く,付録のミニ顕微鏡を持ち歩くほどだったそうです。そして現在研究者になれたことで、「将来、顕微鏡を使う仕事に就きたい!」という小さな頃からの夢が叶ったと仰っていました。

そして、中高生にむけて「友達,両親と対話することや情報を集めることは進路選択の上で大切」、「他の人に左右されないように」とメッセージを伝えていらっしゃいました。



お二人のご講演後、関さん、田川先生、大学生に、気になることを直接質問できる交流会を行いました。研究者の方や大学生に気軽に話せるめったにないチャンスに、講演内容や大学生活・授業に対する疑問など参加者の方々からたくさんの質問がありました。 

改めて、今回のクロストークカフェにご参加いただき、ありがとうございました。