101-170A

101-170

(答 1:エリスロマイシンーシンバスタチン)(答 4:プロカインアミドーシメチジン)

解説

1(正)エリスロマイシンの CYP3A4 阻害により、シンバスタチンの血中濃度が上昇する。

2(誤)リファンピシンのCYP3A4 誘導により、トリアゾラムの代謝が促進され、血中濃度が低下する。

3(誤)コレスチラミンが陰イオン性薬物であるプラバスタチンを吸着するため、吸収が低下し、血中濃度が低下する。

5(誤)ワルファリンとアスピリンは共に抗凝固作用を持つため、併用による薬効増加、副作用発現(薬力学的相互作用)が起こるが、血中濃度は変化しない。

4(正)(授業未出2019)プロカインアミド、シメチジンは共にカチオン性薬剤であり、腎排泄で競合的に拮抗する。

(問題に戻る)

(101回次の問題へ)

(参考テキスト、CYP)

(参考テキスト、吸収相互作用)

(参考テキスト、腎排泄相互作用)