Past greedings

ご挨拶 (2023.4)

薬物動態学研究室 教授 北市清幸

この春で着任より9年半の春を迎えました。新年度からマスク着用制限が緩和、GW明けからは新型コロナウイルス感染症が5類に移行する等、ようやく世の中が元の風景に戻ろうとしています。引き続き感染防止に務めながらもラボの仲間と共にアクティビティも活発化しながら、よい1年を過ごしたいと強く願っています。

この3月には、6年生7名が研究室を巣立ち、それぞれ希望する大学病院、製薬企業等に就職しました。

研究室は、大垣市民病院より新たに種田(おいだ)靖久先生の講師に迎え、スタッフが4名の体制にようやく戻ることになりました。学部生17名、社会人大学院2名、客員共同研究員5名、スタッフ4名の総勢28名で新年度を迎えました。客員共同研究員には新たに古宮 舞先生(アピ)にもご参加頂いております。

研究では、引き続き、危険ドラッグに関する研究、岐阜大学精神科等と連携した精神疾患における遺伝子解析研究、病院と連携した薬物適正使用に関する研究、企業からの受託研究、共同研究を進めていく予定です。

AIの急速な進歩、特に最近話題となっているChatGPTの力にはすさまじいものを感じています。おそらく急速に普及し、様々なことに応用されることになるでしょう。その一方で、単純な事しかできない人、他人任せで自分で決断が出来ない人は社会から淘汰されやすくなることも大いに懸念されます。人間には『知』を磨き、『自律的』に物事を考え、判断することで、より人にしかできない高度な知的作業、高度なコミュニケーションを行う力を身につけることが強く望まれる社会になっていくことは間違いないでしょう。

昨年も、学生には、変化に怯えないで欲しい、と書きましたが、むしろ、ChatGPT等を楽々と使いこなす勢いで、今の時代を乗り切って欲しいと思っています。引き続き研究室で得る『知』と『経験』が彼らの力となり、人生に役立つことを願いながら、彼らと共に研究を頑張っていこうと思います。

皆様には引き続き当研究室への温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。 

ご挨拶 (2022.4)

薬物動態学研究室 教授 北市清幸

この春で着任より8年半の春を迎えました。新型コロナ感染症の第6波はやや高止まりですが、大学では3回目の職域接種も終わり、ウィズコロナの新しい生活が始まろうとしています。感染防止を徹底しながらラボの仲間と共によい1年を過ごしたいと強く願っています。

この3月には、6年生6名が研究室を巣立ち、それぞれ希望する大学病院、製薬企業に就職しました。

研究室は、学部生19名、客員共同研究員5名、スタッフ3名に本年度より新たに大学院にご入学された社会人大学院2名[左髙 侑奈先生(岐阜県総合医療センター)、外舘 史祥先生(神奈川県衛生研究所)]を加えた総勢29名で新年度を迎えました。客員共同研究員には、大井一高先生、中山寛尚先生、西村篤寿先生の3名に加え、昨年からは大垣市民病院の種田靖久先生にもご参加頂いています。また、4月からは加藤勝義先生(浅井薬局、前京都大学特任准教授)にもご参加頂きました。

研究では、引き続き、危険ドラッグに関する研究、岐阜大学精神科等と連携した精神疾患における遺伝子解析研究、病院と連携した薬物適正使用に関する研究、企業からの受託研究、共同研究を進めています。

新型コロナ感染症で起こっている社会の『分断』、ウクライナでの戦争を含めた世界情勢の不安定さが未来に重くのしかかっています。しかし、学生には、その変化に怯えるのではなく、荒波を悠然と乗り越えるために必要な『強い心』と『生き抜く柔軟さ』を持ってほしいと思います。これまで学生には継続して『自律』の重要性を説いていますが、研究室で得る『知』と『経験』が彼らの力となり、人生に役立つことを願いながら、彼らと共に研究を頑張っていこうと思います。

皆様には引き続き当研究室への温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。 

ご挨拶 (2021.4)

薬物動態学研究室 教授 北市清幸

今年で着任より7年半となりました。昨年来の新型コロナ感染症の影響が収まらず、第4波の到来が懸念される中、依然、様々な場面における活動の制約や行動の変容を求められる日々が続いています。

この3月には、6年生5名、修士2年2名が研究室を巣立ち、それぞれ希望する市中病院、薬局、製薬企業等に就職、大学院に進学しました。また、着任以来2人目の博士号を筑本 貴郎氏(岐阜県庁)に授与することが出来ました。さらに、本学に長らくご奉職頂いた臼井教授が無事に定年をお迎えになられたことは教室にとっても大変悦ばしいことでした。

当研究室は、学部生20名、客員共同研究員3名、スタッフ4名の総勢27名で新年度を迎えました。客員共同研究員としては、引き続き大井一高先生、中山寛尚先生、西村篤寿先生にご参加いただいております。

研究では、本年度で最終年度となるAMED「医薬品等規制調和・評価研究事業」乱用防止に資する医薬品の開発のための製剤学的アプローチに関する研究(代表研究者 山田清文 名古屋大学教授)、危険ドラッグに関する研究、岐阜大学精神科等と連携した精神疾患における遺伝子解析研究、病院と連携した薬物適正使用に関する研究、企業からの受託研究、共同研究を引き続き進めています。

昨年度は、新型コロナ感染症の影響で、ZOOMによる遠隔授業、学会や就活のweb化、等、学生の生活様式が大きく変わりました。そんな中、研究室で学生たちはオンサイトでの研究をよく頑張ってくれました。成果に結びつけるのはやや早計ですが、彼らが厳しい状況の中でも少しずつ成長してくれているのを感じています。

新型コロナ感染症による社会の『変化』はもはや戻しようがありません。この『変化』をキャッチアップし、素早く順応できる学生を育てることが必要になってきました。彼らが社会人として巣立つために必須となる『変化』に順応する力、『自律』の精神の獲得を促せるように引き続き、彼らを励まし、彼らと共に頑張っていこうと思います。

私自身は、大学、学会等での役職がさらに増えてきましたが、母校、岐阜薬科大学の発展のため、薬学/薬剤師のプレゼンス向上のために頑張っていきたいと思います。

引き続き皆様には当研究室への温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。 

ご挨拶 (2020.4)

薬物動態学研究室 教授 北市清幸

私にとって着任より6年半となるこの4月は、COVID-19の蔓延が止まらぬ中、社会が、学生生活が時々刻々と変容していく、いつもとは違う4月となりました。この災禍については人類の叡智と忍耐で一日も早く乗り越えられることを願って止まないところです。

この3月には、6年生6名、修士2年2名が研究室を巣立ち、それぞれ希望する市中病院、薬局、製薬企業、県庁等に就職しました。また、当研究室の博士課程に在学していた土井光則氏(和歌山医大薬剤部)には私が本学に来てから初の博士号が授与されました。

当研究室は、修士課程2名を含む学部生、大学院生22名、客員共同研究員3名、スタッフ4名の総勢29名で新年度を迎えました。なお、この春からは、引き続き兼任をして頂く臼井准教授が機器センター教授にご昇任、長年、危険ドラッグ研究を共に進めてきた岐阜県保健環境研究所の伊藤哲朗生活科学部長が岐阜医療科学大学薬学部の教授としてご栄転、となられたことは当研究室としても大変喜ばしいところです。

客員共同研究員には引き続き中山寛尚先生と西村篤寿先生にご参加いただいております。

大学や病院と連携した薬物適正使用に関する研究、「危険ドラッグ蔓延防止のための岐阜モデル」として認知されつつある岐阜危険ドラッグ解析技術連携協議会を通じた岐阜県保健環境研究所を含む県行政機関との連携研究、複数の企業からの受託研究、共同研究も引き続き続けていく予定です。

昨年は、研究室の大幅な整理整頓と研究室ポータルの整備を行いました。この3月からはさらにSlackを導入し、情報共有のさらなる迅速化を行っています。教職員でこれらのツールを駆使し、成果をいち早く出す体制を作りたいと考えています。学生にとっての『自律』、『Work hard, Play hard』をいかに実現するか、彼らの長所にもフォーカスを当てながら、生きる力としての問題解決力を持つ学生を育てることができるように引き続き頑張っていこうと思います。

COVID-19の蔓延もあり、学会や様々なミーティングが中止となり、先が見えにくい今日この頃です。学生のCOVID-19感染防止の徹底と十分な学問環境の提供も大きな課題であり、学生の利便性を損なわない形でのITを活用した授業の実施も急務です。

今年は多くの不確実さが立ちはだかる厳しい状況ですが、学生、教職員共々に手を取り合って難局を切り開いていく所存です。

引き続き皆様には当研究室への温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。 

ご挨拶 (2019.4)

薬物動態学研究室 教授 北市清幸 

30年に渡る「平成」の世が終わり、新たに「令和」の時代が始まろうとする中、私にとっては、着任より5年半が経過し、10周年に向けた新たな道が始まりました。

3月には、6年生6名、修士2年3名が研究室を巣立ち、それぞれ希望する市中病院、製薬企業、公務員職等に就職しました。

今年、創立70年を迎える当研究室は、昨年10月からすでに配属されている新4年生6名、修士課程進学者2名を含む学部生、大学院生21名、客員共同研究員2名、研究補助員1名、スタッフ4名の総勢27名で新年度を迎えました。

客員共同研究員に引き続き加わって頂いている中山寛尚先生と西村篤寿先生には研究推進に向けた指導と貴重なご助言をいただきたいと考えています。

すでに研究室では、3年後期より配属された新4年生を加え、各研究グループが研究を精力的に行っています。

研究では、昨年度に引き続き、大学や病院と連携した薬物適正使用に関する研究、「危険ドラッグ蔓延防止のための岐阜モデル」として認知されつつある岐阜危険ドラッグ解析技術連携協議会を通じた岐阜県保健環境研究所を含む県行政機関との連携研究、複数の企業から受託研究、共同研究が、文部科学省科学研究費、厚生労働科学研究費、受託研究費等の助成を受けて進んでいます。

一方で、昨年は5年目にして研究室の大幅な整理整頓を行うと共に、研究室ポータルを整備し、研究の心得、方法、就職に関する情報から物品、消耗品管理が一元的に行える体制を整備しました。これによって学生には無駄を省いた形での実験を行って欲しいと考えています。

学生への指導はまだ道半ば。どうすべきかを模索中です。研究室が掲げる『自律』、『Work hard, Play hard』は学生に心掛けてほしいところですが、前途ある才能に溢れた素晴らしい学生の今を見極めサポートをすること、目指す将来にフォーカスを当てた成長を促すことができるように頑張りたいと思います。

自らの立ち位置としては、大学執行部への参画、いくつかの学会理事の拝命、研究会主催など公的な仕事が増えてきましたが、これも大学教員の社会的な役割と心得、それぞれの職務で精一杯頑張っていきたいと考えています。

引き続き皆様には当研究室への温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。 

ご挨拶 (2018.4) 

 薬物動態学研究室 教授 北市清幸

桜の花の時期があっという間に過ぎたと思えば冬が戻ったような花冷え。何かしら不思議な春の訪れです。

私にとっては、着任から4年半が経過し、5度目の春、早いものでHalf decadeを迎えることになりました。

3月には、6年生6名、修士2年2名が研究室を巣立ち、それぞれ希望する市中病院、製薬企業等に就職しました。

来年で創立70年を迎える当研究室は、昨年10月からすでに配属されている新4年生7名、修士課程進学者2名を含む学部生、大学院生26名、研究生1名、客員共同研究員2名、スタッフ4名を含め、総勢33名で新年度を迎えました。

特に新4年生は半年早くなった配属を生かし、各研究グループの立派な一員として先輩共に研究に励んでいるところです。また、昨年より、客員共同研究員に加わって頂いた中山寛尚先生と西村篤寿先生には研究推進に向けた指導と貴重なご助言いただいております。

研究では、引き続き、岐阜大学、九州大学、岐阜市民病院と連携した薬物適正使用に関する研究、「危険ドラッグ蔓延防止のための岐阜モデル」として認知されつつある岐阜危険ドラッグ解析技術連携協議会を通じた岐阜県保健環境研究所を含む県行政機関との連携研究を進めています。これらのプロジェクトは、今年度も文部科学省科学研究費、厚生労働科学研究費等の助成を受けており、研究室の中核プロジェクトとして今後も進めていく予定です。

また、昨年に引き続き、複数の企業から受託研究、共同研究の申し出を頂いています。これらのプロジェクトに関しては、新規な実験系を順次立ち上げており、当研究室の新たな研究の柱とすべく、また、研究成果を社会に還元すべく、教室を挙げてこれらを進めていく予定です。

学生には、引き続き、よき人となるべく、心の成長を意識しながら、『自律』と『Work hard, Play hard』の精神で日々を過ごすことを願っています。

私自身、ここまで本学で4年余り学生の指導を行ってきましたが、自らに課すのも難しい『自律』を彼らに教えるのは大変難しく、自らの微力を日々痛感しているところです。しかし、私としては、多少泥臭くとも、かっこ悪くても、学生ともがき、苦しみ、お互いを叱咤激励し、成功を喜び、高みに上る素晴らしさと楽しみを分かち合い、学生と共に自らもさらに成長していきたいと考えています。

引き続き皆様には当研究室への温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。 

 ご挨拶 (2017.4) 

薬物動態学研究室 教授 北市清幸 

花冷えが続き、美しい桜がいつもより少し長く愛でることが出来る気持ちの良い春です。

新カリキュラムへの移行に伴い、薬物動態学の授業が前期に移動、薬物動態学実習が4月から新規に開講しました。このため、教官、学生共々、この4月は少し慌しい日々を過ごしています。

私にとっては、着任から3年半が経過し、4度目の春を迎えました。

3月には、6年生5名が本学を巣立ち、それぞれ希望する大学病院、市中病院、薬局に就職しました。そして、4月には、新4年生7名を迎えると共に、修士課程に3名が進学しました。スタッフ4名を含めると総勢は32名に増えました。

研究では、引き続き、岐阜大学、九州大学、岐阜市民病院と連携した薬物適正使用に関する研究を進めております。また、「危険ドラッグ蔓延防止のための岐阜モデル」として認知されつつある岐阜危険ドラッグ解析技術連携協議会を通じた岐阜県保健環境研究所を含む県行政機関との連携研究も着実に成果を挙げています。

今春は、すでにいくつか嬉しい事に恵まれています。まずは、共同研究者である岐阜県保健環境研究所の伊藤哲朗生活科学部長(本学より出向)が准教授に昇任されました。また、私と曽田助教に文科省、厚労省の科研費採択の報が来ました。さらには、いくつかの企業と研究プロジェクトを推進することも決まっています。

ようやく、研究室としては、「ホップ」から「ステップ」の段階に進めたのかもしれません。さらに、「ジャンプ」へと飛躍をするべく、質の高い研究を行うと共に、新規な研究にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

学生には、よき人となるべく、心の成長を意識しながら、『自律』と『Work hard, Play hard』の精神で日々を過ごすことを引き続き願っています。難しいことにも果敢にチャレンジし、失敗にも活路を見出し、苦しみながらも得られた発見を仲間と共に喜ぶ、そんな日々を過ごし、仲間と絆を深め、研究室での生活を楽しみながら、一段と成長することを心より祈っています。

そのためにも、私としては持てる力を振り絞り、学生たちを精一杯サポートしたい、と思っています。

引き続き皆様にはどうか温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。

 ご挨拶 (2016.4) 

薬物動態学研究室 教授 北市清幸

着任から2年半が経過し、3度目の春を迎えることとなりました。

この春には、新4年生8名と博士課程学生を2名迎え、スタッフ4名を含む総勢30名の研究室となりました。

特に、博士課程に進学された和歌山県立医大薬剤部の土井光則先生と、着任以降、研究室内からの初の博士課程進学となる三谷健人君には2トップとして研究室を引っ張ってもらえることを強く期待しています。

研究では、「岐阜薬大のチカラ」を示す研究体制が着実に整備されてきています。

血液内科、泌尿器科、麻酔科、救急救命部などの診療科と連携した薬物適正使用に関する研究は岐阜大学医学部附属病院薬剤部の協力の下、順調に進んでいます。

また、岐阜危険ドラッグ解析技術連携協議会を通じた岐阜県保健環境研究所を含む県行政機関との連携による「危険ドラッグ蔓延防止のための岐阜モデル」としての研究も徐々に成果を挙げています。

学生には、今春、企業、病院、薬局、公的機関に就職した先輩達をお手本に、『自律』と『Work hard, Play hard』の精神で、研究で自ら手を動かし、考えること、仲間と話し合うこと、後輩を指導すること、学会発表や論文発表を行うこと、を効率的に行い、社会人となるための多くの資質を研究室で獲得してくれることを強く望んでいるところです。

引き続き皆様にはどうか温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。

 ご挨拶 (2015.4)

薬物動態学研究室 教授 北市清幸

薬物動態学研究室は、1949年に設立された伝統ある薬剤学研究室より改称され、2013年4月に発足した研究室です。

私、北市は、2013年10月に岐阜大学医学部附属病院薬剤部より、当研究室に着任しましたが、早くも1年半が経過しました。この間、2014年4月には曽田助教を、2015年1月には嘱託職員に北原さんを迎えて、陣容は着々と充実しています。さらに、この春には2度目の新4年生(9名)を迎え、スタッフ、学生合わせて28名となり、気持ちを新たにしているところです 。

研究室では、私の赴任以降、各種薬物測定系の確立とそれを活用した薬剤師による薬物治療への能動的な取り組みを促進するための基礎/臨床統合研究、を推進するべく、岐阜大学医学部附属病院の診療科、薬剤部と連携し、いくつかのプロジェクトを立ち上げてきました。臨床研究における成果の結実にはもう少し時間が必要ですが、3月の薬学会では5演題を発表することが出来ました。また、岐阜大学病院薬剤部との連携研究は4/6の薬事日報でも取り上げられています(News参照)。

さらに、岐阜県保健環境研究所とは危険ドラッグの解析に関する連携プロジェクトを新たに立ち上げました(News参照)。このプロジェクトでは、地域における抑止力としての機能を果たすべく、研究を進めていきたいと考えています。

研究での社会貢献と共に大学研究室に課せられた重要な役割である人材輩出に関しては、常に『自律せよ』という言葉を学生に掛けています。

また、研究室のモットーは私の留学時代の恩師であるMcGill大学Rémi Quirion教授が好んで用いられた『Work hard, Play hard』としました。直訳すれば『よく学び、よく遊べ』ですが、研究、遊び、仲間や恋人との時間を含む人生を分け隔てなく、精一杯満喫して欲しいという意味を含んでいます。

研究には時間も必要です。愚直に、そして、公明正大に。学生には研究と人生のタイムマネジメントを通じ、当研究室で研究の喜びを味わい、自律心を持った社会人として社会に巣立っていって欲しいと考えています。

まだまだ、小さな研究室ですが、皆様にはどうか温かいご支援とご指導、ご鞭撻を宜しくお願いします。

薬物動態学研究室 教授 北市清幸