研究内容

本研究室では、持続可能な(≒儲かる)水産業に貢献を目標に、情報科学を切り口に、水産業の生産・流通・消費に至る水産業システムの最適化を探り、儲かる水産業のあり方を提案しています。

私たちは、とにかく現場に行き、漁業者等との意見交換を通して水産現場の課題を見つけ、関係者と一緒に取り組みながら、情報科学を駆使して課題を解決していきます。そのため、海洋レーダーで海の流れを計測、ズワイガニ資源量の推定、養殖魚のブランド化など、他大学、国や地方公共団体、民間企業と協働しながら、情報科学を切り口に色々な研究を行っていきます。

ズワイガニ研究

若狭湾ににおけるズワイガニ資源を有効利用するための研究


水産資源の把握技術の開発

海洋レーダー、魚群探知機、環境DNAなどの新技術を用いた資源把握技術の開発



水産流通研究

福井・敦賀新幹線開通後の福井県の水産流通構造の解析



水産物の販売促進研究

「マハタ」や「かき類」の効果的な販売促進に関する研究



トラフグ養殖の技術習得に向けたVR教材の開発

トラフグ養殖の給餌における技術に着目して、新規就業者がその技術を効率的に学習でき、技術習得の早期化を図れる教材を開発しました。

本研究は「月刊養殖ビジネス2023年5月号、p32-33」に掲載されました。